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モータード工房08


09 Super Motard All Japan MOTO1 Round1 Aichiは、ヤッシこと#3松本がまず1勝。

<Photo:篠原成好>

トップクラスのmoto1クラス(※)は、ヤッシこと#3松本と#2佐合の戦い。勝ったのは#3松本(ハスクバーナSM450RR’09)。#2佐合は終始、#3松本の背後にはりつき、オーバーテイクを狙っていたのですが、結局それはかないませんでした。

トップを走る#3松本。09年#3松本のチームはカラーを白に変更です。サーキットはいろんな色が反乱しているから、白は目立ちますね〜。マシン以上にツナギのデザインもかっこいい(GENIUSツナギ詳しくは、 www.geocities.jp/go_genius6/)。

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逃げる松本を追う#2佐合(HondaブルーヘルメットM.S.C&SAAI Racing)。MOTO1の歴史は、この2人の戦いの歴史でもあるんですよね。07年の福島ラウンドでのトップ争いはまさに死闘でした。
09 Honda CRFはインジェクション仕様となったのですが、今思えば、この時点ではまだこのインジェクションCRFはMotard用として完成していなかったようです。Rd.3あたりから、その速さに変化があったように見えましたから。



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#5三苫との3位争いを制し、表彰台に食い込んだ#6金児隆太(チーム レアルエキップ アプリリア)。 金児隆太選手は純粋なMotardライダーです。モトクロスもロードレースも未経験。「MOTO1はMXやってないと無理だよね」と言う声もありますが、金児選手を見る限りそんなことは無いと思います。(同じクラスの#9金児伸二は父、#13金児敏之が兄!)



ヤマハと言えばJAWSこと#4増田(ジョーズレーシング ヤマハ+レアルエキップ)。今回は6位。JAWS選手は、ライディングが豪快なのでかっこいい写真を撮りやすいんですよね。(じゃ、最も撮影が難しいライダーは誰?と言われたら#2佐合かな。ライディングがスムースすぎて、絵になりにくいんですよ・・・。苦笑)

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08年moto2クラスチャンピオン、09年よりトップクラスのこのmoto1クラスを走る#101佐々木(Team DIABLO)。いきなり5位に食い込む活躍です。(チームであるDIABLOとは、MOTO1を創設期から参加し支えた老舗のモタードSHOP。ヘタなところで情報得るより、こういうところのほうが安心です。通販もやっているので、よかったらwebサイト見てね。SHOPは千葉の柏市に。)

#1星野は手首骨折の怪我でこのRd.1を欠場。会場には来ていてレースは見ていたのですが、本当に悔しそうでした。


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前日土曜日のパドックでの、松本選手(左)と佐合選手(右)が雑談する姿。この2人はお互いにライバルと認め合い、仲がいい。ですが、意外となごやかな会話の中でもひそかに火花をちらしていたりします(笑)。



この愛知ラウンドではmoto1クラスプロ化にあわせ、入場無料(主催者様、太っ腹!)&MOTO1ファンの皆様へのプレ ゼント大会がおこなわれました。佐合選手は実際に使用していたアライのヘルメットをプレゼント! (a.) プレゼント大会で好評だったのは、#5三苫選手の“チームもジリ貧&スポンサーもジリ貧”という理由から「三苫進直筆色紙」。スズキRM-Zに乗る#11森田選手からはスズキの用品をプレゼント。はっきり言ってこのRd.1に行かれた方はお得だったと思います。 (b.)

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金児隆太選手はアプリリアのアパレルを大量に。松本選手もハスクのアパレルなどの用品をプレゼントしました。(c.) 愛知ラウンドはいつもお客さんのノリがいいんスよね〜。ムズカシイ顔しながら腕組んで観てるお客さんが少ない。この気軽でOPENなノリがMOTO1のいいところじゃないスかね〜。(d.) JAWS選手からは、実際にレースで使用したツナギをプレゼント。 (e.)


moto1class result
1位 #3松本康/ハスクバーナ09SM450RR/Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports
2位 #2佐合潔/ホンダ09CRF450R/HONDAブルーヘルメットMSC&SAAI RACING
3位 #6 金児隆太/アプリリアSXV450/チーム レアルエキップ アプリリア
4位 #5 三苫進/ホンダCRF450R/GARAGE OPB & Absolute Racing supported by CGファントム
5位 #101 佐々木貴志/ホンダ CRF450R/DIABLO with WADATAKU
6位 #4 増田智義/ヤマハYZ450F/ジョーズレーシングヤマハ+レアルエキップ







moto1openクラスは#21渋井の勝利。


moto1 openクラスというのは、09年から設けられた新しいクラス。moto1クラスとmoto1 openクラスはどう違うのか、名前からではチョットわかりにくいですよね。
簡単に言うと、251cc以上のマシンで戦う全日本クラス。450ccや550ccや1000ccもOKってことです。(moto1クラスはこのmoto1 openの上にある特別クラスでプロクラス、ただしマシンは、251cc~450ccまで。)
レースの方は、Pole Positionからスタートした#21渋井が#1小林をブッチぎりで、勝利。


moto1 open class result
1位 #21 渋井健/ホンダCRF450R/BEAST EYE RACING Club MotoRoman
2位 #1 小林好美/ハスクバーナSM450R/Te’s倶楽部withハスクバーナ
3位 #42 坂牧隆夫/ホンダCRF450R/BEAST EYE RACING Club MotoRoman
4位 #29 古田浩/RM-Z450/グライドライド レーシング
5位 #19小倉浩靖/ヤマハYZ450F/チーム モト フィル
6位 #13 福澤武/ハスクバーナSM450R/TEAM アクト







moto2クラスの#5高山と#2山下のバトルはこのRd.1から始まります。
まず勝ったのは#5高山 + Honda CRF250R。


昨年はYamahaの市販車WR250Xがmoto2に挑戦しました(ライダーは高山)。レーサーマシンと互角の戦いを見せ、琵琶湖ラウンドでは予選ヒート1位という結果を残しています。 今年はアルタイヤレーシングがハスクバーナSM250Rという市販車でmoto2に参戦です。ライダーは#2山下政弘。結果は2位!レーサーマシン相手に互角以上の戦いを見せました。 勝ったのは、昨年市販車WR250Xで戦った#5高山(BEAST EYE RACING Club Motoroman)。



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#2山下+ハスクバーナSM250R09(アルタイヤ ハスクバーナ レーシング)。後半追い上げ2位に食い込みます。まだこの時点では、MOTO1マシンに仕上げるために手探り状態のようでした。そこでの2位という結果はすごいと思います。#5高山+CRF250Rと#2山下のバトルはこのRd.1から始まり、その後1年間続くことになります。

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#6多川は3位に食い込む(moto禅×Kei’s×C.M.A)。#6多川選手はあのバイクパーツ輸入販売のmoto禅の方です。現場からの視点から選りすぐったパーツを販売しています。

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moto2 class result
位 #5 高山直人/ホンダCRF250R/BEAST EYE RACING Club MotoRoman
2位 #2 山下政弘/ハスクバーナ09SM250R改/アルタイヤ ハスクバーナ レーシング チーム
3位 #6 多川潤/ホンダCRF250R/moto禅×Kei’s×C.M.A
4位 #16 大西健太郎/スズキRM-Z250/98%RACING &FENNEC
5位 #63 竹下位里/KTM400EXC/TRW-Racing
6位 #13 岸田尊陽/ホンダCRF250R/TYCOON RACING WORLD with GLIDERIDE





※09年から、moto1クラスはMOTO1のトップクラスと認定され、「MOTO1のプロ化を目指すクラス」とMFJモタード部会で決定されました。そのmoto1クラスは17名の認定されたライダーで構成されます。(ライダーについての情報はMOTO1ホームページへ)「プロ化する」とは、「お客様に観てもらうための走りをするクラスになる」と言う意味です。当然ですがスポーツはアマチュアが理想形。それはお金が関係しないため「公平性」が保ちやすいからです。その反面、アマチュアは費用の自己負担が生まれます。大きな自己負担を減らし継続を可能にする、ためにプロ化を目指すことになりました。ただし、そのプロ化された将来像はまだ決まっていません。プロ化にもいろいろあります。Jリーグ、大相撲、プロレス、全日本ロードレースやモトクロスetc。X-GAMESも次元の違う意味でのプロ化なのかもしれないですね。




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