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MOTO1 R7

moto1 pro class
開幕からの7連勝という大記録と、07チャンピオン竜也の参戦。


このRd.7Kumamotoの話題は、『#2Yassyはこのまま連勝記録をのばせるか?』と、
もうひとつ『大樂竜也(ダイラク タツヤ)参戦』です。
大樂タツヤと言えばKTM、そして07年のチャンピオンです。08年以降はロードレースに転向。
今回はそのチャンピオンを獲ったそのマシンでの参戦です。ゼッケンは#111。(H-DESIGN and Bikers with T-FLEX)


moto1 open

2007年moto1クラスチャンピオン大樂竜也。マシンも当時のKTM450SX-F。
これはモトクロス仕様のため4速でした。よくこの4速でチャンピオンを獲ったものです。(H-DESIGN and Bikers with T-FLEX)


moto1 open

ヤバイっス、カッコよすぎっス!!タツヤ選手です。


moto1 open

#2YassyにとってここHSR九州は初めてのコース。昨年は世界戦に参戦していたためここを走っていない。
超高速コースにとまどう。


PolePositiionについたのは、ここまで全勝で2010年チャンピオンを決めた#2Yassy(松本康 / Husqvarna RACING WORLD with CPsports)。
2番グリッドは#3Ikki(森田一輝 / SRF SPORT & Highsidejunkies)。フロントロー最後の3番グリッドには#18小林好美(TE・sport)がならびます。
Hole Shotを決めたのはまたもや#3Ikki(森田)選手。
抜群のスタートで#3Ikkiがトップに立ち、それを#2Yassy(松本)が追う展開で始まりました。


moto1 open

これは予選ヒートのカット、予選も#3IkkiがHSを獲ります。絶妙なクラッチワークでHoleShotスタートを作り出す。(SRF SPORT & Highsidejunkies)


レース序盤、#2Yassyは#3Ikkiをパスしトップを奪います。#3Ikkiもなんとか食らいついていくのですが並ぶまでにはいたりません。
結局#2Yassyが圧倒的速さを見せつけ7連勝を達成。2位は#3Ikki(森田一輝)、3位にはシーズン途中からYAMAHAに乗り換えた#101佐々木貴志(DIABLO with WADATAKU 佐々木は07、08年のmoto2チャンピオン)が入った。
「ふがいない走りで、すいません。練習してもう一回出直します。もう一度走りたいです」とは#111大樂タツヤ選手のコメント。結果は10位でした。
レースレポは他にTOPICS 9月20日頃にも多数あります。


moto1 open

トップにたつ#2Yassy。このままチェッカーで7連勝。
レース後のコメント
「スタート練習しないとダメですね・・・苦笑。このコースはヨーロッパの世界戦に似ていて、ハスクの一番得意とするコースデザインです。
ハスクバーナの良さが一番出ます、アドバンテージがありました。今日も勝てて好かったです。本当に!・・・いや〜本当にうれしいです!」
「ここは今年初めて走ったんですが、6速全開の高速コーナーは最初怖かったです。2日間でなんとか慣れましたけど」
(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)


moto1 open

菅生ラウンドからYZ450F2010型に乗り換えた#101佐々木は3位に。(DIABLO with WADATAKU)


moto1 open

1コーナー進入はスライドポイントであり、また仕掛けるポイントになっていました。
#8池田(Orange Club うず潮レーシング福山)と#7リュータ(チーム レアルエキップ)のバトル。
制したのは#7リュータ選手。結果は4位。
今年#7リュータ選手は非常に安定して上位に食い込んでいます。数少ないMX-IAではないライダーです。


moto1 open

5位に入った#18小林(TE sports)。#18小林はmoto1 proクラスは今年からですが、後半戦は恒に上位に入る活躍。 今回もスタート後の1コーナーは#3Ikkiに続いての2番手、惜しくもダートセクションのクラッシュに巻き込まれ順位を一度落としたため5位。タイムも12秒台でトップ2人にせまっていました。CRFが合っている?


moto1 open

シーズン始めの怪我が1年間ひびいた#16渋井。ダートトラック出身(BEAST EYE RACING Club Motoroman)


moto1 open

誠実でまじめで一本気、それが#3森田一輝。
レース中に聴こえるIkkiのマシンだけエンジン音が違います。それはクラッチを多用するから。HS獲得率の高いスタートはそのクラッチワークから生まれているようです。
“Ikkiのクラッチワークスクール”とかやってください。“HoleShotスクール”でもいいや。(SRF SPORT & Highsidejunkies)


moto1 pro class
1位 / #2Yassy松本康 / Husqvarna SM450RR / Agip Husqvarna RACING WPRLD with CPsports
2位 / #3 Ikki森田一輝 / Suzuki RM-Z450 / SRF SPOTRT & Highsidejunkies
3位 / #101 佐々木貴志 / Yamaha YZ450F / DIABLO with Wadataku
4位 / #7 金児リュータ / Yamaha YZ450F / チームレアルエキップ
5位 / #18 小林好美 / Honda CRF 450R/ TE・sport
6位 / #10 谷田部高則 / Yamaha YZ450F / チームフィンガーオート & IAS


moto2

HSを奪いトップを走る#5Kissy。Kissyは8耐などに参戦経験のあるRR出身。世界耐久選手権ではランキング4位を獲得。(グライドライド RACING WORLD team KISSY)


moto2 class
#2マー山下が勝利、2010年チャンピオンに。

チャンピオンのかかったmoto2クラスRd.7。
ランキングトップの#2山下マー政弘選手(アルタイヤハスクバーナレーシング)が、ポイントで追う#12大西ケンタロー選手(98%RACING & SRF SPORT)前でチェッカーできればその時点でチャンピオン獲得。
一方、ポイントで追う#12ケンタローはこのRd.7を含め残りを全勝しなければなりません。
しかしPolePositionを獲ったのは世界耐久選手権などRoad Race出身#5Kissyでした(岸田尊陽/グライドライド RACING WORLD team KISSY)。#2マー山下は2番グリッド。#12ケンタローは5番グリッドです。


moto2

福岡の#111橋口一馬がトップ#5Kissyを追う。
最終Lap、#7吉田選手と接触転倒するまで、トップ集団を走る活躍。(DIABROS & D=GARAGE)


Hole Shotは#5KISSYが奪い、そこに九州地元から参戦の#111橋口一馬選手がからみつつレースが始まりました。

序盤はダートセクションのタイトコーナーでのスリップダウンで、順位が激しく入れ替わります。それにからみ#2マー山下は一時5位に、#12ケンタローも4位に落ちてしまいます。

レース中盤、#2マーが順位を上げトップの#5Kissyの背後にせまります。#12ケンタローは大きく離され5位。
#2マーはこの2位をキープすればそのままチャンピオン獲得ですが、勝ってチャンピオンを決めるとばかりに#5Kissyをダートのジャンプセクションで猛アタック、しかし#5Kissyも抑えます。


moto2

#12大西ケンタロー、#2マーに今一歩とどかず。(98%Racing & SRF SPORT)


残り3Lap。そのダート入り口の切り返しで#2マーがついに#5Kissyをとらえ、トップに。#5Kissyもトップを奪い返そうと必死に食らいつく。
#2マーはその#5Kissyの猛追から逃げ切りトップでチェッカー。今期4勝目。勝利で2010年moto2クラスチャンピオンを決めました。
ポイントで追う#12ケンタローは惜しくも3位。2位は#5Kissyです。


moto2

#5Kissyと#2マーの一騎打ち。高速コースを得意とするこの2人の戦いは見応えがありました。


レース後の#2マー山下選手のコメント
「今年のSM250R(ハスクバーナ)は、Xライトエンジン自体の軽さとふけ上がりの速さが特徴です。それはマルケジーニホイールとの組み合わせで、高い旋回性につながるし早い切り返しも可能になります。エンジンの軽さはダートセクションでは大きな武器です。
このミシュランスリックも最初から溝がカットされているため、ダートでの食いつきがよく助かってます!ダートセクションが苦手な方ほどこの組み合わせの効果は大きいと思います。」

「今回チャンピオンを獲れたのはマシンとアルタイヤレーシング他、支えていただいたみなさんの力が大きいです。本当です!
今までレース活動をサポートしてくださった各メーカーの皆様、ありがとうございました!
命と頭を守ってくれるFLYヘルメット、転倒時のダメージが少なく僕の命と身体を守ってくれたタイチのツナギ、雨の悪天候でもクリーンな視界を確保してくれるSWANSのゴーグル、レースは一人で走ってはいません。
本当にありがとうございました!!そしてマリンにマユ、2人もホント〜にありがとう。」


moto2

#2マー選手と抱き合って喜ぶメカニック立松氏。こっちまで涙が出ちゃうです。。。


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2010年 moto2 classチャンピオン 山下政弘 Husqvarna SM250R 2010 アルタイヤハスクバーナレーシング


moto2 class
1位 / #2 山下マー政弘 / Husqvarna SM250R / アルタイヤ ハスクバーナレーシング
2位 / #8 森本圭 / YamahaYZ250F /
3位 / #9大場和樹/ Yamaha YZ250F / MAG&TOWNS
4位 / #12大西ケンタロー/ Suzuki RM-Z250 / 98%Racing & SRF SPORT
5位 / #24 久保晶 / YamahaYZ250F / スレィプニルモータースポーツ
6位 / #16 杉山準 / YamahaYZ250F / RPベアー&藤田ワークス


moto1 open


moto1 open class
#1坂牧4連勝で、チャンピオン獲得。

#1坂牧タカオ選手(BEAST EYE RACING Club Moto Roman)にはチャンピオンがかかったレース。7位以上でフィニッシュすればその時点でチャンピオン決定です。
いつもの坂牧選手ならPole PositionからHole Shotを決め圧倒的速さで勝利という展開ですが、今回は違いました。13番グリッドからのスタートとなってしまいました。
予選ヒートのスタート直後のクラッシュに巻き込まれ最下位まで落ちたことが原因でした。


moto1 open

序盤トップを走る熊本Dune★Moto#8川上よしふみ。
熊本のモタード文化の中心的存在です。2位獲得です。
ステキな奥様もmoto2クラスに参戦です。(Dune★Moto & LEDサービス)


替わってPPを獲ったのは地元からスポット参戦の#8川上よしふみ選手(Dune ★ Moto & LEDサービス)。
そこに#4川留健一選手(ブラムレーシング)、openクラスただ一人の2stマシン#39中村孝則選手(モトガレージ リベラル)の3人がフロントロー。個人的には2stの中村選手を応援です。

HSは#8川上が奪い、#4川留、#7緒方大輔(D-GARAGE)、#5千葉智(安具楽や&しらゆり美容室)が続きます。
一方チャンピオンのかかった#1坂牧は2Lap目には6位にまで浮上。
予選ヒートでは見せなかった猛烈な追い上げ。タイムは1秒以上の差でラップを重ねます。


moto1 open

#1坂牧タカオ選手(BEAST EYE RACING Club Motoroman)
13番グリッドからスタートながら圧倒的速さで勝利。チャンピオン獲得。このマシンはずいぶん速いんですがほぼノーマルです。
レースチームは埼玉のSafetyPark桶川(古いね)の近くのMXショップ・モトロマンです。
CRFの方は一度行ってみては。あ、意外と気軽なお店ですから。


中盤、トップは依然と#8川上。2位以下は激しい順位の入れ替わり、#5千葉が浮上し2位に。#1坂牧も徐々に順位を上げてきます。
レースも後半に入る頃、ついに#1坂牧はトップの#8川上の背後につきます。高速左コーナーからのヘアピンの進入で#1坂牧がインをねらい、ブレーキングで#8川上をオーバーテイク。ついに#1坂牧がトップに。

#1坂牧はそのまま一気に逃げ切り体勢。#8川上の追い上げを断ち切りそのままチェッカー。#1坂牧選手は4連勝でmoto1openクラスのチャンピオンを決めました。
2位は#8川上選手、3位は#5千葉選手です。坂牧選手をポイントで追う#3ベンバサット・ミッキー選手(MOTO禅× CP sports)は6位でした。

クラス全般において、ロードレース系ライダーが好成績を納めるという、近年なかったレースとなりました。


moto1 open

3位に入った#5千葉智。いつも会場でホルモン焼きをみんなに振る舞っているのがこの#5千葉選手。
(安具楽や & しらゆり美容室)※この“安具楽や”さんというのは仙台市内にあるお酒と海鮮のおいしいお店っす。
モーターサイクルレースを応援してます。仙台に行ったら是非必ず!


moto1 open class
1位 / #1 坂牧隆夫 / Honda CRF450R / BEAST EYE RACING Club MotoRoman
2位 / #8 川上 よしふみ / Honda CRF450R / Dune★Moto & LEDサービス
3位 / #5 千葉智 / Honda CRF450R / 安具楽や & しらゆり美容室
4位 / #4 川留健一 / Honda CRF450R / ブラムレーシング
5位 / #12 成増誠二 / KTM 450SMR / Orange Club うず潮レーシング福山
6位 / #3 ベンバサット・ミッキー / Honda CRF450R / MOTO禅 × CP sports



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