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2024.10.07

「歯車になれたことに感謝」

苗場の石
 
 

■徒然なるままに、、、Vol.01 /「歯車になれたことに感謝」-07.Oct.2024- 

『編集後記のような記事が読みたい』
『何かのレポートではなく、生の言葉を聞きたい』
こんなご意見を以前からいただいていました。
 

 現在、体調不良でレポートを作成する体力がない状態です。・・・とはいうものの、何かアップしなきゃいけないなぁと考えていました。

 

 なら、日常の思いつきをそのまま書いてみようとこの企画を始めました。つまらない内容になるかもだけど、ゆるりと始めてみます。ではでは、

 

◾️「歯車になれたことに感謝」

 

 もうずいぶん前になるんですけど、先輩コピーライターが打ち合わせの時、こんなことを言ったんです。当時、広告業界ではかなり名前が知られていた方です。

 

 「『オレは歯車なんかじゃない』とかいうヒトがいるけどさ、ヒトって歯車なんじゃないかなぁと思うんだ。社会という世の中で誰かの役に立つことをやっていることで生きていることが認められるような気がする・・・」

 

 「当然、みんながそんなことができる(社会の役に立つことができる)とは限らないよ。だけどさ、役に立てるなら、役に立つことをやる方がいいんじゃないかなぁ。

 

 「自分はお米も作れないし、病気の人も治療できない、文章を書くとかしかできないけど、世の中の歯車になれたことに感謝してるんだよ。でも『ヒトは歯車なのかも』なんて言うと怒られそうだから言えないけどさ」と。

 
 

海に向かうみち
 
 

 これを聞いたとき、なるほどなぁと思いました・・・。

 

 てか、常識の真逆だけどステキな考えだなぁって思いました。そうか!こうやって新しい時代の考えをコピーにしていくんだなぁと気づきました。パッとひらめくんじゃなく、日常生活からじんわり染み出してくるものなのかも、それをベースに言葉化していくのかも、と。

 

 広告仕事などの企画会議は雑談まじりのアイディア出し合いの場です。一人一人が考えてきたアイディアを発表しつつ、そこにまたアイディアを加えていく、ときには雑談も混じる。そんな緊張感のないぼんやりした時間です。世の中のその時代の流行や常識を忘れ、新しい考えを探す時間だったりします。

 
 

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◾️広告企画&制作はチームワーク。

 

 その企画会議はアートディレクター(デザイナー)、コピーライターの2人が最少人数です。CMやウェブ媒体があるときも、基本はこの2人です。
 しかし、実際はトップのアートディレクターの下に数人の若手がいたり、コピーライターも同じだったりするので、3〜5人、多い時は7〜8人だったりします。
 
 場合によっては、CM担当(CMプランナーという)が加わることもあります。
 
 で、最近ではこの現場の上にクリエイティブディレクターという立場の方がつくこともあります。表現物の総合責任者です。

 

 まずはこのアートディレクター(デザイナー)、コピーライター、時にCM担当(CMプランナー)が加わって、企画案を考えます。

 
 

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 クライアントの依頼内容を分析し、何が問題なのか?何を解決すればいいのか?などからまずは考えていくことが多いです。

 

 つまり「何を作りたいか?」じゃなく「何を作ればいいのか?やればいいのか?」を考えていきます。「自分の個性を活かして」なんてのは実は必要ありません。

 

 ここで案が決まったら、実制作に入ります。ここで初めてプロデューサー、カメラマン、イラストレーター、ウェブデザイナー、スタイリスト(場合によってはプロデューサーやカメラマンが早い段階で入ることもあります)、などのスタッフが加わります。

 

 今は広告企画だけでなく、商品開発、広報的な何か、行動を伴う運動、などいろんなことでの解決を求められます。それもあって、チームワークが大切になります。

 
 

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▲これは依頼内容がシンプルだったので、アイディア打ち合わせなどは必要ありません。それぞれがおのおので(アートディレクターやデザイナー、コピーライターそれぞれが)ベストを尽くして頑張るだけ。コピーはないですが「コピーは必要ない」という判断をコピーライターがしています。これも書かないという仕事です。「X-FIGHTESで頑張った東野タカ選手を使って、このリムの広告を作って欲しい」という依頼内容でした。KRAZy Free Magazineに掲載

 
 

 自分も世の中の歯車になりたいなと常々思っています。

 

 スーパーモトRound5の全日本のレポートがまだです、もう少々お待ちください。

 
 

トライアンフ2024
All Japan SUPERMOTO Championship 2024 Round5神戸から。S2クラス#12高津戸選手。

 
 

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KRAZy/クレイジーはKONDO designが運営発信しています。KONDO designでは広告企画と制作、および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
質問・ご意見などはこちらアドレスへ → kondo@krazy-web.com
KRAZy発行責任者:近藤正之/KONDO design

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