2024.05.07
「KRAZy/クレイジーってナニ?」KRAZyについての疑問にお答えします。
■KRAZy /「クレイジーってどういう意味?グッズはいつどこで買える?」-07.May.2024-
GWも終わっちゃいましたね・・・
実はGW中に、KRAZyについての質問メールをいくつかいただきました。
また先日のJEC SUGO 2DAYSでもそんな質問をいただきました。
てなわけで今日はKRAZyについての説明をさせていただきます。
そもそもKRAZyには「???」なことがいっぱいのようです、すいません!
今までの一般的な方法や習慣を気にせずにやってみようと考えたため、普通じゃなくなり、ちょっとわかりづらいものになったみたいです…。
スポーツのジャンルごとに内容が分かれてないってのが最も大きな違いで、わかりにくい点ですよね(汗。
実は目的があってのことでした。
◾️KRAZyはクレイジーと読みます。
KRAZyはCRAZYと同じ意味です。
CRAZYのCをKに換えたスラングのようなものです。
「周囲の多くのひとと大きく違うことはいいことかも。
多くの人々のいるメジャー側に立ちたくなるけど
マイナーであることこそ重要かも。
みなと同じであることは安心だけど、代わりがいくらでもいるということ。
自分を信じよう。
ただしその行動や発言には責任を負うことは忘れてはならないし、
一人では生きていけないから、周囲の人の存在価値も認める必要もあるのかも」
人と違うから存在価値がある、
だから社会のその部分を担当する、
できないことは人に頼っていいと、
そういう意味では、わがままでいいという意味ではない
と考えています。
◾️KRAZyはバイク文化の普及を目的に。
このKRAZyはバイク文化の普及を目的に始めました。
それは徐々に変化し、ライド系の乗り物全般にひろがりました。
あえてコンテンツをひろげることで
他の多くの方々との接点もできると考えたからです。
▲お台場で行なわれていたMULTIPLEX。バイクは展示されてるだけじゃただの物体、動いて活躍する姿がバイクの本来の姿。それを見てもらい楽しむモーターサイクルショー!がこのマルチプレックスでした。KRAZyはロゴデザインや会場デザインなども行なっていました。情報を創って発信するだけじゃなく、表現やPRの経験が活かせるならなんでも行ないます。
■なんで無料?
このKRAZyは『これから』のファン、『未来の』ファンを創り出したいと考えています。
すでにやっている・はまっているという方が主なターゲットではありません・・・。
(すいません、既にファンのみなさんが読んでも面白いようには創っています!)
新しいファンやサポーターをつくることで、
この文化やマーケットが拡大することを目的にしています。
そのため、できるかぎり専門用語はつかわない、
誰でもわかるような言い回しで表現するようにしています。
イケ○ミ アキラさんのニュース解説のような
誰でもわかる内容を目指しています。
『これから』という、その内容に強い興味のない方々は、
わざわざお金を払ってまで
その情報を得ることはありません。
当然ですよね・・・
なので、KRAZyは無料にこだわりFree Magazineや Web Magazineと
いうカタチとなりました。
このKRAZyは情報を発信していますが、
それ以外にも多くのことをやっています。
メディアというより活動というものに近いかもしれません。
アパレルなどのグッズデザインや販売、
またエクストリームスポーツの情報制作や
レースやイベントのブランディングなどの仕事も行ないます。
活動はKONDO designが母体になっています。このKONDO designは広告企画やブランディングなどを行っています。
▲サマーソニックでスーパーモトレースのデモを行なったときの。JAWS選手にヤッシ選手に井原選手、優位選手も。あ、TOYZの代表マック選手、ハードエンデューロで活躍中の和泉選手も。この開催と会場設営やデザインなどもKRAZyが行なっています。この冬に開催予定のOVER ALLも。
■スポンサーからの強い影響を受けないようにするため、グッズ販売を行なっています
KRAZyの活動は主にオリジナルグッズの販売によってまかなっています。
スポンサーからの収入はできるだけ少なく抑えています。
グッズの販売は毎月月末にこのKRAZy Web Magazineで行なっています(25日ごろから1週間)
イベント会場での販売は最近は行なっていません。
KRAZyのアパレルなどのグッズは、協力いただいているアスリート達
(スーパーモト・エンデューロ・トライアル・スノーモービルなど)が
着用しPRしてもらっています。
レース会場やイベント会場などで彼らを見つければ
アパレルの実物を見ることができます。
■グッズは通販が主です。月末に7日ほど販売します。
25日頃から7日間ほど通販のカタチでここで販売しています。
次は5月の末(25日くらい?)です。
アイテムは毎回変わります。その月の販売アイテムは販売の1週間くらい前にお知らせしています。
以前はMOTO1などのレース会場などでも販売していましたが
今はやっていません。通販のみです。
いつかまたイベント会場で販売するとは思いますが・・・。
▲KRAZy関係の仕事以外に、依頼があれば他の情報もつくります。見てかっこいい!説明なしにココロを動かすような情報を創るのが得意です。
▲全日本モトクロスSUGO大会のプログラムやSUGOのグッズなどもデザインしています。SUGO!のキャンペーンロゴもKRAZyで創りました。
■広告やその表現方法を活かしたのがKRAZyです。
「KRAZyって なんかちょっとヘン・・・疑問に思うことがちょくちょくある」
と思われるのは、CMなどの広告企画やその表現方法を
活用しているからだと思います。
雑誌などとは情報の作り方の考えが違うからかもしれません。
母体になっているKONDO designは、広告企画などを行なっています。
CMやポスターや新聞広告の企画と制作です。
広告の目的はその商品を愛してもらうことと、
そのマーケットの拡大です。
つまり、その商品についてあまり興味のないお客様に情報を送りとどける仕事です。
人気のないモノを人気者にしたり、また信頼を築き上げていく作業です。
高いスキルを持った人ほど人気のないモノや
そんな商品を依頼される傾向があり、
もしくは表現力が全てでなおかつ大きなお金が動く、
という広告も高いスキルを持った方々に依頼される傾向があります。
代表的なのは海外のファッション企業のブランディング広告です。
※具体的にはこちらを↓
http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
▲KONDO designは二輪とはあまり関係のない仕事をしています。一般企業の広告の企画と制作です。どういう表現があればその企業や商品の問題が解決できるか?を考え、作ります。一人ではできないので多くのスタッフで作業します。まずはコピーライターと一緒に企画を(アイディアを)考え、それをカメラマンや映像演出家、スタイリスとなど専門スキルを持った多くの皆さんの力を借りて作っていきます。
▲広告と言ってもいろんなタイプの広告があります。売るための広告(スーパーのチラシが代表的なもの)、その商品や企業の信頼性を築く広告(これをブランディングといいます)などなど色々です。KONDO designでは主にこのブランディング的な広告を作ってきました。会社員時代の上司がこのブランディングという考えをいち早く取り入れ、その仕事が多かったからです。当時はブランディングという言葉はなく、依頼者に理解してもらうのも一苦労でした。自分も理解するのに2−3年はかかりました(てか今もわからないといえばわからないですけど 汗)。
▲ごく稀に広告以外の仕事も行います。これはピアノのデザインでした。依頼してきたのは小室哲哉さん(TMネットワーク)、製作はヤマハ楽器さんです。世界に2台あるらしいです(作っている時は「1台しか製作しない」とヤマハさんは言ってたけど、その後にもう一台作ったようです)。あまりに奇想天外なデザインだったため、ヤマハ楽器さんも作り方がわからない…。そんななか、ヤマハの中でも最高峰の技術を持った方に担当していただき、退職予定を延期してまで製作していただきました。これもある意味ブランディングだったように思います(TMネットワークとヤマハ楽器さんの)。あ、小室さんは音楽にとても真摯に向かっていて、ある意味とても不器用で、またお金に全く興味のない方でした。
ここでの経験をKRAZyで活用しています。
例えば、広告でのキャッチコピーやナレーションは
決してむずかしい言葉は使いません。
できるだけわかりやすい言葉でメッセージを創っていきます。
ビジュアルも説明ではなく、
ココロに残るものを目指します。
そういう意味では、KRAZyはジャーナリズムというより
プロモーションに近いのかもしれません。
ただしその内容はお金に左右されることはありません。
お金をもらって作る情報は、そのお金の出ているところからの圧力がかかったり
また、情報制作の際に「忖度(ソンタク)」が働きやすくなります。
広告企画と制作が本業です、だからこそその力の強さや怖さを知っています。
■プロモーションに近いからこそ、なるべく本音の情報制作を心がけます。
「プロモーションとか広告ってウソが多いよね」と思われるかもしれません・・・。
プロモーションは企業や団体から依頼があって作られます。
実際、お金を払ってくれた企業や団体のいいなりになりがちです。
「KRAZyはジャーナリズムというより、プロモーションに近い」と書きました。
が、だからそこそ、広告主からの必要以上の情報作成は避けるようにしています。
おいしくないと感じたビールに対して、
「おいしい」とキャッチコピーを書いてははいけないと思っています。
いくらお金をもらっても、それをやったら
表現者として終わりだと考えているからです。
まして広告を入れたから記事のなかでも特別に、というのも行ないません。
KRAZyに入っている広告主(スポンサー)はそういう依頼をしない、とてもキチンとしたところのみになっています。
そもそもそういうことをやっていると
記事そのものの信頼性がなくなりますよね。でもネット上のやSNSの中の情報はそれが当たり前になっちゃってつけど。
▲これはMOTO1 free paper。KRAZyの元となったメディアです。トップの桜の車体画像はその創刊号。この頃はお金も写真もなかったので、表紙はイラストにしていました。でもそれが逆に個性になったみたいです。お金がない、時間がない、という場合ほど面白いアイディアが出るような気がします。理由は「今までにない表現方法だけど、お金がない(時間がない)んだから仕方ないね。これで行こう!」となるからかも。上で紹介したヤマハのピアノの場合は時間がなかったんです。あ、お金はあったけど。
とかなんとか偉そうなこと書きましたが
そのためかあんまり儲からないです、なのでとてもこじんまりとやっているKRAZyでした(笑)。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之/KONDO design
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