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2025.10.08

なぜ、スーパーモトの観戦にハマるのか?今週末は奈良/名阪スポーツランド

表紙

 
 

■「なぜ、スーパーモトの観戦にハマるのか?」
今週末は奈良/名阪スポーツランドで全日本スーパーモトRound6
-08.Oct.2025- 

この連休の土日の10月11-12日、奈良にある名阪スポーツランドでオールジャパンスーパーモト2025 Rd.6 奈良が開催されます。
 
会場は名阪スポーツランド。全日本モトクロスやドリフト、ミニバイクレースなどで有名なコースです。アスファルトサーキットとモトクロスコースの2種類のコースを持つ非常に珍しいコースです。

 

今ラウンドの会場となっている名阪スポーツランドは名張と天理のほぼ中央に位置し、名阪国道(R25)の神之口ICから5分、または小倉ICからなら3分の場所にあります。

 

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▲奈良ラウンドは名阪スポーツランドで開催。名阪国道沿いにあります。

 

jaws
▲2018年名阪スポーツランドから 写真はS1-PRO 14/JAWS選手。名阪スポーツランドのサンドのダートセクションを豪快に走るJAWS選手。

 

■なぜ、スーパーモトの観戦にハマるのか?

 

「迫力あるレースがかなり近い距離から見ることができるのがいい。ロードレースやモトクロスはどうしてもちょっと遠くからの観戦になるけど、スーパーモトは手が届くくらいの距離で見ることができる」・・40代男性

 

「選手と直接会えるし話ができるのが好き」・・20代女性

 

「モトクロス的な走りとロードレース的な走りが必要なんだけど、選手によってこの2つの得意不得意があり、この駆け引きが面白い。ケント選手(1/小原)はダートが得意で、ダイジロウ選手(2/日浦)はターマックが得意。1周の間に2つのセクションがあるからめちゃくちゃ楽しめる」30代男性

 

R2告知S2アユム
▲ダートセクションでは豪快なジャンプを見ることができます。2023年名阪から 写真は川島ソウタ選手。

 

スライド
▲ロードレースのスピードとモトクロスの豪快な動きはまるでアクロバットレースです。ターマックセクションでは豪快にリアタイヤを滑らせるスライド走法を見ることもできます。この名阪なら1コーナーの侵入でスライドを見ることができます。ここは撮影も可能なのでカメラをお持ちの方はぜひ!望遠レンズが必要ですが。200mmがあれば完璧!

 

「ツナギにモトクロスヘルメット&モトクロスブーツの組み合わせがかっこいい。バイクもかっこいいよ」・・30代女性
 

「滑るバイクを自在にコントロールするところ。これがすごくかっこいい!」・・50代男性

 

「スライド!最近はロードレースでもやっていますよね。スライドサイコー」・・20代男性

 

「女子も男子と互角に走ってるとこ。」・・30代女性

 

赤蜻蛉
▲選手との距離が近いのがジャパンスーパーモト。写真はチャンピオンを3回とっている森田イッキ選手。モトクロス出身。DR-Z450で活躍しました。 

赤蜻蛉
▲女性選手ながらS1-OPENでチャンピオン争い中の12/鈴木ユウナ選手。 

3-1
▲日浦ダイジロー選手。スタート前の張り詰めた空気の中で、カメラに挨拶 

8耐
▲日浦選手はロードレースの現役選手、世界耐久選手権鈴鹿8時間耐久やJSB1000で活躍。春のJSB1000SUGOでは3位に入っています。 

■SUPERMOTOって?

 

ダートとアスファルト(ターマック)の両方どちらも速いのは誰?という単純な疑問から始まった二輪レースです。クルマで言うとF1とラリーを足したようなもの、バイクならロードレースとモトクロスを足したような、そんなレースでありスポーツです。

 

ダートターマック比率図
▲これは8月のRd.4奈良/名阪スポーツランドのコースを簡単な図にしたもの。カートコースとモトクロスコースをバイパスのようなもので繋ぎ、それぞれを一周するというもの。今回のRd.6はダートセクションからスタートするので、これとは若干違いますが、大まかにはこんな感じ。ダートが得意な選手はダートが見せ場、ターマックが得意な選手はサーキットのターマックが見せ場ということになります。 

コースはアスファルトセクション(ターマック)とダートセクションがあり、一般的にはアスファルトが8-9割、ダートが1-2割という比率になっています。選手はロードレース出身やモトクロス出身、どちらでもなくストリート出身、最近ではフラットダート出身の選手もいます。

 

ターマックが得意、ダートが得意、選手によって得意なセクションが違い、そこが勝負どころになったりします。

 

今回はダートセクションが長いこと、またサンド系の土質で一般のダートに比べテクニカル。つまりダートが得意な選手に有利です。当然勝ちに行きます。もしくは無理をしてでも上位を狙います。

 

逆にターマックが得意な選手は、最終戦にかけ今回はやや抑える、という考えも生まれます。ここら辺の駆け引きもスーパーモトの見どころになっています。

 
#26-名阪2
▲2024年名阪スポーツランドから。写真は鈴木ユウナ選手。 

#19
▲これがスライド。コーナーの進入などでリヤタイヤを外側に滑らせる走法。四輪のラリーでよく見ますよね。最近ではmotoGPでも見ることができます。 

■何を持っていけばいい?

 

まずは椅子。折り畳みの椅子があると便利です。小さくても構いません。先日のお客様は高さ1mくらいの脚立を持っていらっしゃった方も。これはいいアイディアでsよね。意外と安いし、軽いし、なんなら上に登れば(一番上は危ないけど途中までなら)視線も変わるし。

 

帽子。これは日差しを避けるためです。飛ばされないように注意してください。コースに入っちゃうと危ないからです。

 

選手リストは会場に用意されています。SUPERMOTO2025という冊子がありますから、それを参考にしてみてください。

 

現在のポイントランキング表。これは用意がないです・・・汗。MFJのサイトにアクセスし、そこでご確認ください。

 

お昼ですが、会場に屋台が出ていますのでそこでも食べることができます。飲み物も自販機があります。
 

現在台風が来ていますが、週末は天気が回復しそうです。雨具は必要ないとは思いますが、傘は使わない方がいいかもしれません。万が一、風で飛ばされコースに入ると非常に危険だからです。

 

会場マップはないんですよね・・・これ、いつか用意できるようになるといいですよね。

 

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▲全日本モトクロススポーツランドSUGOのプログラムの会場全体図です。こういうのがあると会場で動きやすいんですが。毎回作るほどの利益が出ていないのが現状です。お客様が500人くらい入るとなんとかなるのかな。
▼こちらはコース図と当日のタイムスケジュール。上半分がどこで何が見ることができるのかのマップです。同じく全日本モトクロススポーツランドSUGOのプログラムから。実はこれらはKRAZy DESIGNで20年前から作っています。
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■今週の奈良名阪スポーツランドはどこで見たらいい?
 

これは何を見たいかによって違うような気もしますが、代表的な場所を挙げておきます。
・1コーナー奥。コーナーのはじにブロック塀がありますが、そこからの観戦です。望遠レンズのついたカメラならスライドが撮れます(背景は汚いけど)。
・スタンドの上。ターマックセクション全体を見渡せます。
・ダートセクションのあるモトクロスコース。ここは毎回規制が変わるので、ここがいいといいにくいんですが、モトクロスのスタートよこのフェンスのところ。夏の時はここは入れなかった。
・どこという場所ではないんですが、今回はスタートが必見。MXで使う横一列のスタートマシンでのスタート。横一列からのスタートは迫力があります。
 

41高山
1コーナー奥から1コーナーを見るとこんな感じ。写真は今年のRd.4から。41/高山ナオト選手

 

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■各クラスのランキングトップ選手

 

S1-PRO 最高峰クラス
 1/小原ケント+KX450(岩手)・・212point
 2/日浦ダイジロウ+CRF450R(三重)・・201point
 18/沖ユウヤ+CRF450R(熊本)・・138point
 今年はこの三人で優勝を分け合っています。この三人の戦いになる可能性が高いです。 

S1-OPEN 排気量無制限クラス
 12/鈴木ユウナ+CRF450R(愛知)・・230point
 10/岡田シュンスケ+CRF450R(埼玉)・・216point
 7/梅田ショウタロウ+SMK450ES(熊本)・・113point
 鈴木選手と岡田選手で勝利をわけあっています。このラウンドはMX出身の鈴木選手が有利。ですが、岡田選手はこれ以上ポイントの差を広げたくない。 

S2 250ccクラス
 19/伊藤リョウ+FC250(長野)・・209point
 20/新井マコト+CRF250R(長野)・・164point
 23/五十住ヨウスケ+CRF250R(熊本)・・117point
 14/寺平ユウセイ+CRF250R(長野)・・97pt
 元S1-PROのトップ選手の三人が参戦。新井選手の鎖骨骨折がどこまで治ってきたかがポイントになりそう。
また、ランキング3位までがPROクラスに昇格できます。ルーキー14/寺平選手は一つでも上の順位に入りたいところ。
 

スライドマコト2018から
▲2017年SUGOラウンドから 写真はS1-PRO時代の新井マコト選手。

 

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▲2024年名阪スポーツランドから 写真はS1-OPEN高山選手

 

■クラス

 
クラス解説図2025
▲全日本は3つのクラス。その下の誰でも参加できるS1チャレンジは4クラス。M3クラスは当日のみ有効なエンジョイライセンスでも参加可能。観るのも魅力的なんですが、参加しやすいのもスーパーモトの魅力。M3はCRF125F、TTR125、DR-Z125などで参戦可能。ホイールもそのままでOKです。あ、ツナギとちゃんとしたヘルメットなどは必要ですけど。

 

■順位と獲得ポイント
 

 1位/25point
 2位/20point
 3位/16point
 4位/13point
 5位/11point
 6位/10point
 7位/9point
これ以下は1つ順位が下がるごとに1point下がります。15位までポイントを得ることができます。
 

1位と3位では大きく獲得ポイントに差が生まれ、実に9ポイントの差になります。しかし6位と7位は1pointの差。上位に入るほど大きなポイントを得ることができます。つまり勝利することに大きな意味があります。

 

#1ダートアウトバンク
▲2023年名阪スポーツランドから S1-OPEN時代の呉本トモヤ選手。ダートが長いこの名阪のコースはターマックに大量の土が入り込みます。ターマックが非常に滑りやすくなります。

 

#2-1b
▲2024年名阪スポーツランドから 一人だけバンクを使って豪快なコーナリングを見せる小原ケント選手。

 
 
cross overロゴ
 
 

■日曜だけでなく、土曜も観戦できます。
 
土曜はプラクティス、日曜がレースです。土曜も観戦可能です。全日本スーパーモトのサイトはこちら。

https://smj.uzushio-racing.com/?page_id=4841

 

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▲会場ではこのプログラム&観戦ガイドが無料でもらえます。これを参考に観戦してみてください。各クラスの選手紹介、簡単なルール解説にマシンの解説も載っています。

 

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