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2023.02.20

サイクリング ア ゴー ゴーVol.08/「木曽川最後の渡しで私がみたものは、誰も渡さない」

0私、渡さない
 
 

■CYCLING A GO GO / サイクリング ア ゴーゴー Vol.08
「木曽川最後の渡しで私がみたものは、誰も渡さない」
-20.Feb.2023- 

 相良さんことMr.チャガラさんのロード自転車のレポートです。この連載もこれでVol.08となりました。徐々に読者も増えてきたサイクリング ア ゴー ゴーです。今年もよろしくお願いします。
 そんななか「Mr.チャガラさんはロードでやせるンじゃないんですか?」という質問メールがちらほら・・・。今回はライディングメインのレポート!!少しは細くなったような気もします(気のせいかな)。

 

 Mr.チャガラさん、実は以前自分が勤めていた会社の同僚。今は自転車のロードレースなどの仕事をされています。「そんな体型で!?」という声は聞こえてきますが、そうなんです!営業とかプロデューサーは体型関係ないみたいですね♪

 

 てなわけで、今年も毎月20日はこの連載の日です。では早速♫

 
 

1

 
 

■木曾三川が作り出した肥沃な大地でサイクリングを楽しむ

 

 濃尾平野(のうびへいや)は、岐阜県(美濃)南西部から愛知県(尾張)北西部と三重県北部の一部にかけて広がる日本で二番目に大きい平野である。なんとなく文学的な書き出しともいえる第一文は、ウィキペディアよりほぼそのまま拝借しました。木曾三川(きそさんせん)というのは、愛知県・岐阜県に流れる木曽川、長良川、揖斐川の三つの川を総称した言い方です。この川沿いの道は、視界が広く、美しい川と遠くに連なる山々が実にきれいに融解し、広大な土地を見た時に沸き起こる地球の偉大さを感じることができます。道は平たんで、長距離を時々スピードを出しながらサイクリングを楽しむことができます。

 
 

2顔

▲後光エフェクトで神々しいサイクリストの誕生。人はただの逆光という。

 

3道

▲交通量はそう多くないけれど、トラックやクルマもすれ違うので自転車専用道路とは勝手が違いま
 
 

■「つれて逃げてよ……」「ついておいでよ……」中野の渡し(なかののわたし)

 
 川の対岸まで船で運んでくれるサービスを渡し(わたし)といいます。かつては日本全国あちらこちらに渡しがありましたが、今では残り僅かの希少な絶滅危惧種となっています。細川たかしさんで大ヒットした「矢切の渡し」は今も東京の江戸川で運行しています。愛知県一宮市西中野と岐阜県羽島市下中町石田の間にある木曽川の両岸(約800m)を結ぶ県営の渡し船が中野の渡しと言われているものです。この渡しは県道の一部という扱いで渡し賃は無料です。今回は、愛車とともに乗船して対岸に渡る計画でした。

 

4渡し

▲あれ、誰も船のところに人がいない。

 
5渡し2

▲アングルを変えてみても、やはり誰もいない。
 

 堤の上から川の船着き場まで下りると船はあるものの誰も人がいません。船の上からのサイクリングレポートを目論んでいた私は心配になります。誰もいないところで待っていても埒が明きません。上に戻り情報を探します。

 
 

6看板

▲なんと、行った日は休航日。リサーチもそこそこに勢いで行くと取り返しのつかないことになります。

 
 

■中野の渡しは、なくなるらしい

 
 今回この中野の渡しまで出向いた訳は、どうも近くで工事中の新濃尾大橋が完成すると渡しは廃止になるという話を聞いたからです。メインディシュは食べ逃した気がしますが、この日は「誰も渡さない」中野の渡しでした。新濃尾大橋がどんな様子か気になりますね。だいぶ工事は進んでおります。

 
 

顔と工事

▲なんかだいぶ橋が完成に近づいている感じですね。この橋の少し上流には東海道新幹線と名神高速道路が木曽川を渡っています。

 

工事

▲アップにしてみると更に工事の様子がわかります。濃尾平野は山でぐるりと囲まれています。信長も秀吉も家康もこのエリアには大変深いゆかりがあります。

 

■ここは一宮市、モーニング大国でございます

 

 事前リサーチ不足で渡し船には乗れませんでしたが、そもそもこの場所にたどり着いたのもスマホのマップ機能を使っただけなので、地名がわかっていません。サイクリングも終わりおなかがすいたなあと周りを見渡していると喫茶店の看板を発見!「喫茶 ず~っとモーニング」、あ、ここは一宮だとわかります。コーヒー1杯の料金で異常に量の多いサービスに心意気をかける店舗をテレビ番組で見ますが、モーニングサービスは基本サービスなのでそんなにやらなくてもすでにお得です。この喫茶店は朝が終わってもサービスが続くようなので入店します。店主にも記事で紹介することを快諾いただいているので、簡単にご紹介して今回のレポートは完食、ではなく完了です。

 
 

一宮の喫茶店

▲お店の特徴を店名に入れるのはネーミングのひとつの手法

 

モーニング

▲コーヒー1杯400円で、このピザトーストが付いてきます。
 
 

<追伸>
この一宮のモーニングサービス、すごいですね〜。噂では、喫茶店に行くことが習慣になってて家族みんなで朝から喫茶店に行くという文化があるって。コレホント?誰か教えてくださーい。
ちなみにこのお店は11:30でモーニングが終わると、そこから夕方までティータイムになるとか・・・すご!
あ、サイクリングじゃないとこに食いついちゃった。byコンドー

 

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