2022.10.09
スーパーモトジャパンRound5奈良名阪 レースレポ 3
■SUPERMOTO JAPAN 2022 R5 奈良
名阪スポーツランド / S1 OPEN class / レースレポート3-06.Oct.2022-
9月18日スーパーモトジャパンRound5奈良が名阪スポーツランドで開催されました。
このコースはダートセクションが50%、ターマックセクション(アスファルト)が50%という世界でも珍しいコースデザインです。
ここはS1 OPENクラスのレポートです。
■R5 S1 OPEN
R4までのランキングとポイントは
1/#35田所隼・・・182point
2/#8佐々木啓之・・122point
3/#6馬場悠介・・・113point
4/#11呉本朝也・・・82point
5/#5高部充陽・・74point
6/#19久谷哲郎・・・56point
R2以降、#35田所ジュンの連勝が止まりません。開幕は元S1 PROクラスのンベテラン三苫進が参戦しておりここでの勝利を逃した以降連勝を重ね、現在6連勝中です。
それを追うのは#8佐々木啓之。しかしポイント数ではポイントの差。
■レース1
ホールショットを奪ったのは#35田所、追うのは#8佐々木。
しかしオープニングラップのダート入り口で多重クラッシュが発生。#35田所、#8佐々木、#12大坪、#28小川、#32水野、#5高部の順に。
トップ争いは#35田所と#8佐々木の戦いとなります。ダートが得意な佐々木はここは勝っておきたいところ。しかし#8佐々木もなかなか#35田所に仕掛けることができません。
Lap3。#8佐々木仕掛け、ついにトップを奪います。#8佐々木はスパートをかけ#35田所を引き離します。
終盤。一時は離されていた#35田所がトップ#8佐々木との差をつめます。
最終ラップ。ダートセクションを終えターマックセクションで#35田所が#8佐々木を捉えパス。再びトップに。
そのままチェッカーとなり、田所が7連勝。この勝利でS1 OPENクラスのチャンピオンを決めました。
2位には#8佐々木が入りました。
3位には#12大坪マサユキが食い込みます。
▲#35チャンピオンを決めた田所隼(タドコロジュン)選手。大きなゼッケンをつけてのチャンピオンや勝利ってかっこいい。大きな数字のゼッケンとは、初参戦であるか昇格直後のルーキーのことが多いから。それでの勝利やチャンピオンを意味してるからです
▲#35田所隼(タドコロジュン)選手。いつもクールな表情がちょっとかっこいい。立ち姿もなんだかかっこいいんすよ。来年はS1 PROクラス
▲序盤からトップに立った#18佐々木啓之8(ヒロユキ)選手ですが、最終ラップでパスされ惜しくも2位に。
■S1 OPEN レース1リザルト
1/#35田所隼
2/#8佐々木啓之
3/#12大坪正之
4/#28小川芳徳
5/#20田淵智之
6/#6馬場悠介
▲3位には#12大坪正之選手が。
▲4位は#28小川芳徳選手が入りました。レース結果はコースが決める、と感じることがあります。ダート50%ターマック50%と言うコースはいつもと違う選手が上位に!
▲5位に入ったのは20田淵智之選手。R4ではハンバーガーを食べてるところを無理やり写真を撮らせていただきました!!ありがとうございました。
▲巨大台風が九州に上陸の影響から、ここ奈良の名阪スポーツランドは早朝までの雨が降り続いていました。がレース当日は奇跡的に雨が上がります。あ、KRAZyのTシャツの素敵な女性が!あざます!!
■レース2
ホールショットは今回も#35田所。#8佐々木、#12大坪、#5高部、#19久谷、#6馬場と続きます。今回も#35田所と#8佐々木のトップ争いとなります。
レース中盤。後方から#6馬場が本来の走りを見せ順位を上げ、このトップ2人に近づいてきます。
終盤。バッックマーカーが現れ始めます。ターマックもダートもその多くがラインが一本に近いためパスするのが難しい。大きく開いた差が縮まる可能性があり三人のバトルになる可能性が出てきました。
最終ラップ。#8佐々木がダートで#35田所にアタックします。が、届かない。
最初にチェッカーを受けたのはレース2も#35田所。
2位は#8佐々木、3位には#6馬場が入ります。
▲#35田所ジュン選手、これで8連勝。
▲レース2でもトップ争いを見せますが惜しくも2位。#8佐々木ヒロユキ選手。ランキングは2位。このままいけばS1 PROに昇格。
▲3位に入った#6馬場ユウスケ選手。今日のコースなら、本来はこの位置以上の選手のはず。期待しています。馬場選手もこのままいけばS1 PRO昇格と思われます。※最終ランキング3位まではS1 PROクラスに昇格となります。
▲#11呉本朝也(クレモト・トモヤ)選手。今年急成長した選手の一人。チームグライドライド所属。グライドライドは大阪のモタードに詳しいバイクショップであり、多くの強い選手を産んだチームでもあります。日本のモタード文化を育ててきたショップでもあります。
▲6位に入ったのはベテラン#19久谷哲郎(クヤ・テツロウ)選手。今年は非常に成績がいいです。関東では有名なバイクショップMoto Shop TOYZの代表。2004年、この全日本スーパーモト選手権を作ったメンバーの一人であり、今も現役ライダー。
■S1 OPEN レース2リザルト
1/#35田所隼
2/#8佐々木啓之
3/#6馬場悠介
4/#12大坪正之
5/#11呉本朝也
6/#19久谷哲郎
■S1 OPENクラス ここまでのランキングとポイント
1/#35田所隼 ・・・232point 2022年チャンピオン
2/#8佐々木啓之・・162
3/#6馬場悠介・・・139
4/#11呉本朝也・・ 99
5/#5高部充陽・・・83
6/#19久谷哲郎・・ 74
※リザルトではチーム名も表記してほしいと先日ある選手から言われたんだけど、以前はやっていました・・・。チームにもバイクショップにもメリットあるかなあと思って。でも誰も何も言わないし、実際にもかなりの手間。なのでやめちゃった…。
メディアは出来るだけ中立でないといけないから、中立を保てないようなスポンサーをもらわないようにしています。そのため、このレポートも利益は産みません。利益のための情報ではありません。雑誌やテレビがつまらないと言われるのは、広告を入れてもらってるメーカーへの忖度が記事にも表れてる、そう言うのもあるんじゃないかなぁ。でも一方で、ほぼ宣伝や広告でしょと思われるyou tubeやネットメディアが人気ある…と言うことはデバイスやメディアの問題?でも個人的には、その情報の表現力が足りないから、と思いたい。とりあえず先日発行した無料マガジンKRAZyは大好評をいただきました。とりあえず、グッズも好調で、問い合わせも増えました。
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