• RSS TAKAKIYA
  • MotaFriends
  • Sportsland SUGO
  • OFFROAD VILLAGE

2024.06.09

スーパーモトジャパン / 全日本スーパーモト2024 R2 熊本

00pro

 
 

◾️全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024
R2 熊本 S1 PRO レースレポート
-09.Jun.2024- 

 5月18-19日、全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024が熊本HSR九州で開催されました。

 

 ここ熊本ラウンドは高速ロードセクション + ダイナミックなダートセクションが特徴。一言で言うなら豪快!観て楽しめるコースとなっています。

 
 
 トップギアに入る高速コーナーに、ホームストレート横のダートセクション、今年もタフなレースが展開しました。

 

◾️S1 PRO class

 

 このS1 PROクラスは450ccのマシンで戦われる日本最高峰クラスになります。

 

 #1は日浦大治朗選手。ロードレースの現役選手でもあり、昨年のFIM世界耐久選手権鈴鹿8時間耐久レースでは総合3位に入る実力を持っています。マシンはHonda CRF450R。ロードセクションは圧倒的な速さがあります。

 

 #2は2022年チャンピオンの小原堅斗選手、マシンはKawasaki KX450。モトクロス出身でダートの速さはNo.1。最近ではロードセクションの速さも身につけています。

 

 #3川島颯太選手は若手No.1。昨年この最高峰クラスのに昇格し、いきなり1勝をあげランキングも3位に。モトクロス出身。モトクロスの名門T.E.SPORTに所属しています。豪快なスライドが特徴。

 

 #4長谷川修大選手もロードレースの現役選手。昨年はランキング4位でしたが、いつ勝ってもおかしくない速さを持っています。この日はこの夏の8耐参戦の準備のため欠場。

 

3-2
▲絶対王者と言ってもいいのがこの#1日浦ダイジロー選手 開幕ラウンドのSUGOでも危なげないレース運びで2勝を挙げています 

3-2
▲2022年のチャンピオンはこの#2小原ケント選手。昨年TMに乗りライディングスタイルが一新

 
2-4
▲#3は川島ソータ選手。モトクロス出身、T.E.SPORTに所属。速さもあるのですがとにかくしぶとい走りとスライドが特徴。開幕ラウンドでもFブレーキを失いながらも入賞しています。レース終了後レバーを握ってみましたが、エアを噛んでいるようにスポンジー、よくあれで走ってたと思いました。

 

 この数年、この最高峰クラスで勝利したのは長谷川選手を含めてこの四人。長谷川選手が欠場しており、優勝争い、上位争いに今回は誰が食い込むのかに注目が集まります。

 

◾️S1 PRO / Race1

 

 全体にスピードレンジも高く、中速から高速コーナーの多いコースデザイン、ダートセクションは大きなジャンプはあるものの深いワダチなどのないこちらもややスピードレンジの高いデザインです。こういうコースは日浦選手や長谷川選手などロード系選手が得意としています。

 

 レース1に勝ったのはやはり#1日浦ダイジロー選手でした、圧倒的な速さを見せつけての勝利でした。

 

 2位に入ったのは#2小原ケント選手、3位にはプロクラス2年目の#3川島ソータ選手が入りました。

 

 注目は#20佐藤瑞城選手。大健闘をみせ4位に食い込みました。

 
 

pro-1 [復元]

 

◾️S1 PRO / Race2

 

 レース1から誰もが#1日浦選手の勝利を想像したと思います。が、得意な高速コーナーでクラッシュ。レッドフラッグがだされレース中断。救急車で運ばれましたが怪我はなかったもののリタイヤ。

 

 そのひとつ空いた席を誰が奪うのか。に注目が集まります。
 グリッドの前方に並ぶ#2ケント選手に#3ソータ選手は共にモトクロス出身。ダートでの厳しい争いが予想されます。

 

 #2日浦選手のいなくなったレース2で勝ったのは#2小原ケント選手でした。レース1と合わせ総合優勝です。ランキングは日浦選手に代わってトップに立ちました。

 

 2位は#3川島ソータ選手、そして3位にはルーキー#20佐藤ミズキが食いこみました。

 

pro-1 [復元]

 

◾️S1 PRO Race1 結果
 1/#1日浦大治朗 CRF450R Team S.T.F.
 2/#2小原堅斗 KX450 Kawasaki Plaza 盛岡 & 花巻レーシング
 3/#3川島颯太 CRF450R T.E.SPORT
 4/#20佐藤瑞城 CRF450R Kcross-racing
 5/#5金子和之 CRF450R idemitsu Honda Tochigi PG Racing
 6/#10新沼紳介 SMK450ES Fi4T TM moto Japan

 

◾️S1 PRO Race2 結果
 1/#2小原堅斗 KX450 Kawasaki Plaza 盛岡 & 花巻レーシング
 2/#3川島颯太 CRF450R T.E.SPORT
 3/#20佐藤瑞城 CRF450R Kcross-racing
 4/#5金子和之 CRF450R idemitsu Honda Tochigi PG Racing
 5/#15川上祥史 CRF450R Dune⭐︎moto
 6/#25小鹿翼 CRF450R Kブラ&members蘭

※日浦選手はクラッシュによりDNS

 

◾️S1 PRO ポイントランキング
 1/#2小原堅斗・・・81points
 2/#1日浦大治朗・・75
 3/#3川島颯太・・・57
 4/#5金子和之・・・53
 5/#20佐藤瑞城 ・・48
 6/#10新沼紳介 ・・34

 

 次回Part2は小原ケント選手のインタビュー記事です。
 今回のレポートはあのレースの緊張感とエンジン音を表現できないかと考え、見え方を変えてみました。
 
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
KRAZy/クレイジーはKONDO designが運営発信しています。KONDO designでは広告企画と制作(ポスターやCMなど)および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
質問・ご意見などはこちらアドレスへ → kondo@krazy-web.com
KRAZy発行責任者:近藤正之/KONDO design

OTHER POST

Loading...