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2018.08.26

スーパーモトジャパン 2018 R5 SUGO / その2 S1 PRO class 後編のつづき・完結編

表紙ケミンとリュータ

 
 

■Supermoto Japan 2018 R5 SUGO S1 PRO / レース2
#29ケミンの2連勝? もしくは意地を見せる?

 

レース1はロードレースからスポットで参戦した若き#29ケミン選手が勝利しました。
コースはダートセクションがあるとは言え、ほぼアスファルトというロードコース。
また各コーナーが繋がっておりロードレース的なテクニカルなコース、
ロード系ライダーに有利であることは間違いがありません。
タイムアタックでもロード系の選手がいいタイムを出しています。

 

さて、この日の最後のレースとなったS1 PRO class のレース2は
どのような展開になるのでしょうか。
タイムから見れば#29ケミン・クボ選手の勝利と見えます・・・
が、レースは始まってみないとわかりません。
ちょっとしたミスが大きなミスにつながることもありますから。

 
 

花1輪

 
 

■レース2に勝ったのは#1森田一輝選手「耐えたレースでした」

 

レース2に勝ったのはここSUGOがホームコースの#1森田イッキ選手でした。
「耐えたレースでした」チームにもどりヘルメットをとった最初の言葉がこれでした。

 

ホールショットを決めたのは#1森田※。トップのまま1、2、3コーナーを抜けていきます。
その後ろについたのは3番グリッドから好スタートを決めた#2新井マコト。
#29ケミンはスタートミスで3番手、2−3コーナーで前に出ようと#2新井にしかけます。
そしてフルブレーキングの4コーナーの侵入でなんとスリップダウン。
ほぼ最後尾まで順位を落としてします・・・。
この混乱で2位に上がったのは#8原島ツヨシ選手、
そこに#2新井マコトがつづき、#18松浦サトシ、#15金子カズユキという順。

 

※レース2もスタートのグリッド順はレース1と同じです。

 

Lap4 #2新井は#8原島をパスし2位にあがるとペースアップ、
トップで逃げる#1森田を追います。

 

Lap7 #2新井はついに#1森田の背中を捕まえます。
ワンチャンス or ワンミスで順位の入れ替わる距離です。
どこでアタックするか。
#1森田はどう予測しているのか?
KRAZyが予測したのは8−9コーナーの間、
もしくはダート入り口か、
3−4コーナー、というか4コーナーの侵入・・・か。
うまく予想できれば、その瞬間を撮ることもできるかなと考えていました。
(今回は篠原カメラマンが撮ってくれていたので、別アングルから撮れていました
 やっぱ2人で追ったほうがいいなぁ)

 

そう言えば・・・
土曜のセットアップ走行で新井選手は最終コーナーで新しいラインを試していました。
1コーナーまでの速度を上げたいと考えていたようです。
「1−2−3コーナーの速度を上げたいために
最終コーナーからの立ち上がりで早めにアクセルをあけたい」と
考えていたようです。
とは言え、それは難しいのではと考えていました・・・が

 
 

コースライダーイメージ

 
 

としたら、やはり8−9コーナーの間・・・?

 

などなどと考えていた終盤、
2-3コーナーで#2新井は#1森田のインに入り込みます。
この2−3は2つのコーナーとは考えず、ひとつのコーナーと考えます。
2から3の間はややアウトまではらみ気味のラインとなります。
そこを狙ったようです。
#2新井は1コーナーを高いスピードを保ったままぬけ
2コーナーに入り、#1森田がアウトに膨らむそのインに入ります。
普通ならその速度では3コーナーを曲がりきれません。
が#2新井はそのままマシンの向きを換え、森田の前に出てしまいました。
ほぼ正面から見ていたのですが、曲がれるとは思いませんでした。
インに入った#2新井のマシンはスリップダウンし
そのまま2人とも転倒、コースアウト・・・と見えたのです。
鳥肌が立ちました。

 
 

エOp-#35
▲2−3コーナーで#1森田のインに入り前に出る#2新井。

 
 

トップに立った#2新井はさらにペースをあげ、#1森田との距離をひろげます。
「43秒台にいれようと思ったンすよ。これならいける!って。
 そもそもイッキさんとの間があったことは知らなかった・・・苦笑」

 

終盤 なんとペースをあげていく#2新井が7コーナーでスリップダウン!
追う#1森田が再びトップに立ちます。
#2新井はすばやいリスタートで3位を走る金子の前にすべりこみ、2位の位置へ。
しかしもう#1森田とはかなりの距離となってしまいます。

 

#1森田はペースをみださず、巧みな走行ラインでトップを走ります。
こう書くと守りの走りのように感じるかもしれませんがちがいます。
逆にかなりのハイペース。
そのため後方ではサバイバルレースとなっていました。
トップグループに食いついていくかと思うとスリップダウン、という具合です。
そしてタイムアップがやってきました。
最初にチェッカーフラッグがを受けたのは#1森田イッキ選手でした。
2位は#2新井マコト選手、
3位に食い込んだのは#15金子カズユキ選手となりました。

 

■RACE2 Result
1/#1森田 一輝 / RM-Z450 / SRF&FTR
2/#2新井 誠 / FS450 / CPsports Husqbarna長野
3/#15金子 和之 / CRF450R / IDEMITSU HONDA PG Racing
4/#17佐藤 友之 / RM-Z450 / SRF&FTR
5/#9森田 直樹 / YZ450F / Team ケンズパワー+桶スポ
6/#3金児 伸二 / FS450 / Husqbarna長野

 
 

イッキジャンプ
▲2005年の全日本スーパーモタード選手権(MOTO1)の始まったときからSUZUKIで戦ってきた森田一輝。RM-Zが4速だった時期も他車と互角に戦ってきました。今年のSUGOもレース1/2位レース2/優勝で総合優勝を決めました

 
 

■S1 PRO class シリーズポイントランキング
1/#1森田 一輝 / SRF&FTR / 143pt
2/#2新井 誠 / CPsports Husqbarna長野 / 106pt
3/#17佐藤 友之 / SRF&FTR / 85pt
4/#3金児 伸二 / Husqbarna長野 / 79pt
5/#15金子 和之 / IDEMITSU HONDA PG Racing / 77pt
6/#4吉田雄一 / Team Technix / 60pt

 
 

#15カズ
▲3位に食い込んだ金児和之選手。ハイスピードの戦いでサバイバルレースとなったレース2。そこで生き残ったのが#15金子選手でした。

 
 

エOp-#35
▲レース2表彰。勝ったのは#1森田イッキ選手。2位は新井マコト選手(左)、3位は#15金子カズユキ選手(右)。#1森田選手は右肩の脱臼で腕があがらず。森田選手は9月の頭に開催予定のオーストラリアスーパーモト選手権に参戦の予定。その意味でも今日は無理ができなかったのかも。オーストラリアを走る森田選手を見ておきたいけど・・・

 
 

エOp-#35
▲「43秒台にいれようと思ったンすよ。これならいける!って。そもそもイッキさんとアイダがあったことは知らなかった・・・苦笑」ひらきがあったことを知らずにペースアップしての7コーナーでのスリップダウンだったようです。でも攻めた上での失敗ですから。アジア選手権でももっと上を狙って、表彰台に立ってほしいです。

 
 

花1輪
▲これは朝のタイムアタック。ダートで軽い脳シントウを起こした#4吉田選手。まだ足もとがはっきりせずふらついているのですが、マシンに乗ろうとする。かつてJAWS増田選手にもこんなシーンが。本能なんですね・・・すごい

 
 

エOp-#35
▲めずらしい女性のコースマーシャル。

 
 

次はいよいよ S1 OPENと S2クラスです。

 
 
 
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之

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