• RSS TAKAKIYA
  • MotaFriends
  • Sportsland SUGO
  • OFFROAD VILLAGE

2024.07.22

スーパーモトジャパン 2024 R3 / S1 OPEN

00全日本トップ画像c

 
 

◾️全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024
R3 千葉/茂原 S1 OPEN レースレポート
-22.Jul.2024- 

 6月29-30日、全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024 Round3が茂原ツインサーキットで開催されました。

 
 ここはS1 PROの#3川島颯太選手のインタビューと前のレポートと予告しましたが、やはりこのままレースレポートを続けます。排気量無制限のS1 OPENクラスのレースレポートになります。

 
 

◾️S1 OPEN class

 

 このS1 OPENクラスは排気量無制限クラスとなります。Husqvarna 701SM、Honda XR650、450ccMXマシンの排気量アップの車両などです。

 

 が、現在は全車450ccのMXマシンやSMマシンで戦われています。

 
 

梅雨の晴れ間

▲R3に参戦したS1 OPENクラスの選手です。最高峰のS1 PROを目指す選手が主ですが、S1 PROを走っていたトップライダーが降格しこのクラスを走る場合もあります。きちんと整列した真面目カットもあるんですが、本当の選手の姿はこっちが近いかなと思い、このカットを選びました。レース中は真剣に戦っていますが、マシンを降りれば、陽気で仲もいいです。気軽に話しかけてみてください(決勝レース前は、レースに集中しているので注意ください)。

 

◾️S1 OPEN / Race1

 

 このクラスは、かつてS1 OPENを走っていたベテランと上を目指す若手の戦いの場でもあり、ここが見どころ。

 

 ベテランは当然速さもありますが、戦い方を知っており無理せず上位に食い込みます。が、一方若手はそこに果敢に挑戦していていきます。
 

 そんな中、タイムアタックで1番タイムを出したのは#46佐藤祐季選手でした。全日本に昇格したばかりのルーキーですが、ポールポジション(PP)を獲得!

 

 しかしホールショット(HS)を決めたのは#30岡田俊介選手。前から何かが引っ張っていたかのようなスタートでした。

 

 レース序盤〜中盤。#30/岡田シュンスケ、ルーキー#46/佐藤ユウキ、ベテラン#5/原島剛の3人によるトップ争いが展開。最終コーナーを含むはコース後半は#30/岡田が速く、ダートを含むコース前半#46/佐藤ユウキが速い、ベテラン#5/原島はその中で前二人の走りのクセを伺っている様子。
 
 

crossover

 
 

 そして終盤。ついに#46佐藤が仕掛けます。ホームストレートで#30/岡田の横に並び、1コーナー進入でインにつき前にでます、トップに立ちます。トップをうばれた#30/岡田もそのまま引き下がるわけにはいかないと、果敢に攻め込みます。

 

 トップで最終コーナーを立ち上がってきたのはルーキー#46佐藤ユウキ。誰より先にチェッカーを受け、S1 OPEN初勝利!。

 

 2位に入ったのは#30/岡田シュンスケ選手、3位には#5/原島ツヨシ選手が入りました。

 
 

op#46-1
▲レース1に勝った#ルーキー#46/佐藤ユウキ。初参戦、初勝利です。ルーキーとは思えない落ち着いた走り、また安定したライディングはルーキーとは思えない走りでした。注目の選手です。
 

op#30-1
▲2位に入ったのは#30/岡田シュンスケ選手。元S2のチャンピオンですが、当時はこのようなアグレッシブな走りではなくクレバーに走る印象。全く違う走りに驚きました。埼玉のサイクルロードイトー店に勤務し、日頃はトリッカーでお客様とロードの走行会を走っているそうです。
 

op#46-1
▲3位には#5/原島ツヨシ選手が入りました。ハラツヨで親しまれているベテラン選手です。

 

◾️S1 OPEN / Race2

 

 レース2。HS(ホールショット)を決めたのはPPスタートの#46/佐藤ユウキ選手。#30/岡田、#5/原島、#13/野田龍樹の順でその#46/佐藤選手を追います。

 

 序盤。コース中央にあるヘリポートコーナーで#46/佐藤がスリップダウン。それに絡むように#30/岡田、#5/原島も転倒。#30/岡田、#5/原島の二人は素早いリスタートでレースに復帰。一方トップを走っていた#46/佐藤は手間取ります。トップは#13/野田リュウキ選手に。続いて#30岡田、#5原島、#7/高部充陽に変わります。#46/佐藤は5番手に。

 

 中盤。トップの#13/野田リュウキに#30/岡田が襲いかかります。3コーナー立ち上がりで#30/岡田が#13/野田のアウト側からかぶせて横に並びかけますが、#13/野田はすぐ先の4コーナーでおさえこみます。

 
 

op#30-1
▲3コーナー立ち上がりでアウトからアタックする#30岡田。ここで前に出ようとするアタックは初めて見たような気がします。さすがに4コーナーへの進入ブレーキングに間に合わず、リアをスライドさせながら入っていく#30/岡田。数回トライしますが、ベテラン野田選手はしっかり抑え込みます。こういうのは1度か2度で成功させないと、相手は警戒してしまうのでなかなか難しい。特に相手がベテランの場合は。
 

◾️Race2を制したのは

 

 「次のラップの1コーナーの進入で仕掛けるのかも」と予想。1コーナー進入の見える位置に走っていくと、まさにそこで#30/岡田が仕掛けました。ついにトップを奪います。
 

 

 Race2に勝ったのはその#30/岡田シュンスケでした。

 

 2位はベテラン#13/野田リュウキ選手、3位は#46/佐藤ユウキ選手となりました。

 
 
 
op#13-1
▲2位に入った#13/野田リュウキ選手。#13/野田選手は速さはトップクラス、なのでこのS1 OPENに何度も勝っている印象があります。元S1 PROの選手のベテラン選手です。

 

op#46-2

▲3位は#46/佐藤ユウキ選手でした。※#5/原島ツヨシ選手が3番目にチェッカーを受けていますが、ペナルティで15秒加算され、7位に。

 
 

strong>◾️S1 OPEN Race1 結果
 1/#46佐藤祐季 CRF450R Kcross racing
 2/#30岡田俊介 CRF450R サイクルロードイトーRT
 3/#5原島剛 CRF450R ハラツヨ★ワークス+PETORONAS
 4/#10千葉智 CRF450R 陸奥組+裏フクダテクニカ+鹿野自販
 5/#7高部充陽 KX450 HSKY レーシング
 6/#13野田龍樹 ハラツヨ★ワークス+B⭐︎1
 

◾️S1 OPEN Race2 結果
 1/#30岡田俊介 CRF450R サイクルロードイトーRT
 2/#13野田龍樹 ハラツヨ★ワークス+B⭐︎1
 3/#46佐藤祐季 CRF450R Kcross racing
 4/#7高部充陽 KX450 HSKY レーシング
 5/#6梅田祥太郎 SMK450 TM Moto Japan Supermoto
 6/#17田淵智之 FS450 関西WRX ブルーケムJAPAN RPB

 

◾️S1 OPEN ポイントランキング
 1/#13野田龍樹・・・80points
 2/#40勝谷仁 ・・・ 74
 3/#17田淵智之・・・70
 4/#7高部充陽・・・・60
 5/#44沖勇也・・・・50
 6/#6梅田祥太郎・・・48
 ※S1 OPENはスポット参戦も多く混戦です。

 

 次回Part3はS2クラスのレースレポートの予定です。S1 PRO#3川島選手のインタビューはPart4の予定です。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
KRAZy/クレイジーはKONDO designが運営発信しています。KONDO designでは広告企画と制作(ポスターやCMなど)および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
質問・ご意見などはこちらアドレスへ → kondo@krazy-web.com
KRAZy発行責任者:近藤正之/KONDO design

OTHER POST

Loading...