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2018.09.19

スーパーモトジャパン2018 R6奈良 / AREA class / その1

プリント

 
 

■SUPERMOTO JAPAN 2018 Round6 Nara Meihan Sports Land レポートその1 / AREA class

 

敬老の日の連休となった9月15-16日、スーパーモトジャパン2018 R6奈良が名阪スポーツランドで開催されました。
名阪スポーツランドは全日本モトクロスの開催やドリフトで有名なコース、モトクロスコースといくつかのアスファルトコースがあります。
天気は早朝の強い雨から、曇りときどき晴れ。コースは完全ウェットからドライへ。

 

■SUPERMOTO JAPAN

 
スーパーモトにはアスファルトセクションとダートセクションがあり、つまりロードレースとモトクロスをミックスしたバイクレースになります。スーパーモトジャパンは、MFJのもとで開催されるスーパーモト選手権の名前です。全日本選手権とエリア選手権(地方選手権)があります。
アスファルトセクションに加えジャンプなどのダートも速くなければならないというオールマイティなスキルが必要とされるスポーツです。
今回の奈良ラウンドは、ダートとアスファルトが50%50%という比率。非常にダートセクションが長いという世界でも数少ないコースデザインとなりました。スタートもモトクロスと同じ横一列でスターティングマシンを使います。

 
※スーパーモタードという言葉もありますが意味は同じです。英語か仏語の違いになります。発祥がフランスのため、スーパーモタードという言葉が日本ではメジャーとなりました。MOTO1はこのスーパーモトジャパンの前身になります。

 

■開催クラス

 

全日本選手権
S1 PRO class・・450ccのマシンを使い日本の最高峰クラス。
S1 OPEN class・・排気量無制限クラス。
S2 class・・250ccクラス

 

エリア(地方)選手権
S1 OPEN class・・排気量無制限クラス。
S2 class・・250ccクラス
S3 class・・一般公道用車両の250ccクラス。レース用マシンの場合は2st85ccは4st150cc。

 
 

#56エs2
▲モトクロスのスタートで使うスターティングマシン。今回のRound6ではスタートがダートセクションとなっており、スターティングマシンスタートとなりました。ダートセクションのスタートはロードのスタートとは違うスキルが必要になります。トラクションのかかりかたも違い加速が難しいのですが、1コーナーでは左右からマシンが1点に集るため接触がおきやすくここをうまくきりぬけるのがレース結果に大きくひびきます。

 
 

 
 

ドロアスファルト
▲決勝の日の朝700時の空。深夜から早朝にかけて大粒の雨がふりコースは完全なウェット状態。ダートは一部水のたまる状態に・・・。これがレースを面白くしました。

 
 

■Round6 奈良

 

そんなダートセクションの長いコース、
土曜日のセットアップ走行時から曇りときどき雨という天気。レース当日の朝には強い雨もあって、ダートは一部が沼のようなぬかるんだ状態。
 

とくにぬかるんだのはジャンプの入り口の加速ポイントとその先の左コーナーから始まるシケイン。朝は非常にぬかるんだ状態で長靴で入ると、そのまま抜けなくなるような状況となりました。

 

このダートセクションは全日本モトクロスも開催されるMXコースの一部を使っています。細かい粒子を含んだサンドです。サンドなので基本はすぐに乾くのですが、水のたまりやすい箇所は非常に重いドロとなってしました。モトクロスIA出身ライダーでもてこずるドロ状態となりました。

 
 

ドロダート
▲そのシケインです。朝一番の公式練習走行はこんな状況・・・。この後多くのマシンが走り土がこねられ、より一層重くなりました・・・。

 
 

 
 

ドロダート
▲タイヤについたドロはそのままアスファルトセクションにも運ばれます。コース全体が非常にスリッピー、タイヤのグリップをあてに走ることができず、コース全体が気の抜けないタフなレースとなりました。

 
 

 
 

ドロアスファルト
▲コースの簡略図。モトクロスコースと、それに隣接したカートコースを通路でつないだコース。ダートセクションからアスファルトセクションをつなぐ部分はかなりの角度の下り坂。且つ、ぬかるんでいる。

 
 

 
 

#58エop▲JAWSこと増田智義選手。土曜の前日走行を行なわない増田選手。いつも決勝当日しか走らない・・・。今回もそれは同じ。朝の10分程度の公式練習だけでタイムアタックに臨みます。今回はなんと最後の最後で1番タイムをたたき出すという奇跡のような走り。他の選手は前日から走行しマシンをつくり、またタイムのつめどころをさぐっています。
そしてなんとレース1では・・・。
土曜は走らないその理由?なかなかホントのところがわからないというのがホントのところ。モタードと呼ばれていた創設期の頃「コースデザインはそのレースの朝初めてライダーに提示され、全員が初めてそのコースを走る。コース練習ができないレースに」という独自のコンセプトがありました。それを守っているのかな。もしくは「ウチはモタードレースはあくまでも家族で楽しむもの。なので楽しむレベルでやりたいんですよ」と言ったこともあったなぁ・・・

 
 

■#14増田JAWS智義、#10三苫進

 
今回のRound6はひさびさの参戦となった選手がいました。とくにこの2人は創成期からのライダーです。

 

ひとりは、JAWSの名前で日本のモタード創設期から親しまれた増田智義選手。モタードが日本で始まったときからトップライダーであり、文化をひっぱってきていたライダーです。JAWS選手は独自のこだわりがあり、この日も前日のセットアップ走行は行なわず、当日のみの走行です。

 

もうひとりは三苫進選手。三苫選手は初代250ccクラスチャンピオン。JAWS選手と同じく日本のモタードスポーツをひっぱってきたライダーです。ライダーやアスリートはストイックな性格であることが多いのですがこの三苫選手はまさにそのタイプかも。現在のFIMアジアスーパーモト選手権の前のMAXASIAにも参戦していました。

 
 

#58エop
▲ドロ沼というようなダートセクションですが、S1 PRO クラスでは全く問題にせずジャンプを飛ぶライダーも。スーパーモトにはアスファルトセクションが得意なライダーと、ダートが得意なライダーがいます。現在のSMJは、多くのラウンドがダートセクションが短くほぼロードというコース。なのでロードレース系ライダーがやや有利となっています。

 
 

 
 

#58エop
▲写真は先の#4が吉田選手。ロードレース出身ですが、ダートも苦手にはしていません。この写真のゼッケン10は三苫選手。三苫選手も最近はモトクロスをやっており、ダートを苦手にはしていません。

 
 
 

■AREA S1 OPEN class Result

 

今回は地方選手権(エリアクラス)からレースレポを始めます。

 
このタフでハードなコースのなか、排気量無制限クラスのS1 OPENに勝ったのは、#92水野彰久選手でした。ダートセクションからのスタートを上手く決めホールショットを得るとあとはしっかり逃げ切っての勝利でした。

 

1/ #92水野彰久 / CRF450R / C.G.FHANTOM racing
2/ #58小林尚剛 / CRF450R
3/ #51星野浩一 / FS450 / Dune★Moto北海道スパモ部

 
 

プリント
▲エリアS1 OPEnを制した#92水野彰久選手。ダートの上手さはぬきでていました。ベストラップタイムは他を1秒以上回るタイムでした。おめでとうございます!

 
 
 
 

#58エop▲2位に入ったのは#58小林尚剛選手。
 
 
 
 

#92エop
▲3位は#51星野浩一選手。タイムアタックでは1番タイムを出しています。北海道からの参戦です!

 
 
 

■AREA S2 class Result

 

250ccクラスのS2を制したのは#27宮崎司選手。ベストラップはS1 OPENでも3番手となるタイムでした。

 

1/ #27宮崎司 / YZ250F / ノコノコレーシング
2/ #56上東紀章 / 250SX-F / ガレージカワタ&club走ってみない会TokachiSW
3/ #11丸山幸利 / TX125 / Husqvarna長野

 
 

#92エop
▲S2クラスに勝利した#27宮崎司選手。

 
 
 
 

#92エop
▲S2クラス2位に入ったのは、北海道から参加の#56上東紀章選手(ジョウトウノリアキ)。いつか北海道のスーパーモトも取材しなきゃです!汗
 
 
 
 

#11エs2▲3位は#11丸山幸利選手。マシンはめずらしい2スト125cc。※4ストロークの場合250ccですが、2ストの場合は125ccとなります。

 
 
 

■AREA S3 class Result

 

市販公道車250ccクラスのS3を制したのは、8耐(コカコーラ8時間耐久ロードレース)にも参戦している#77安達勝紀選手。今あるマシンと今あるモノで戦うというスタンスだそうです。

 

1/ #77安達勝紀 / D-tracker250 / Ks WORKS
2/ #46吉田和人 / D-tracker250 / 宮川自動車&IRC TIRE
3/ #98新井寛 / CR85 / CP sports

 
 

#77エs3
▲S3クラスに勝ったのは#77安達勝紀選手。一昨年につづいての2連勝。DトラでWR250Xに勝つのは正直むずかしいのですが、サスガです!※写真のなかの名前が間違っていました。修正しました。すいません!!

 
 
 
 

#92エop
▲2位に入ったのは#46吉田和人選手。他が主にレインタイヤに追加のミゾを切ったタイヤを使用するなか、ストリートタイヤでこの成績!すご!「IRC RX01 SpecRは溝が深くてダートでも有効でした。ターマックはもともと速いのでタイヤに助けられました。※S3クラスではレース用スリックタイヤは禁止。ただし雨の場合はレインタイヤの使用はOK。

 
 
 
 

#46エs3
▲3位に入ったのはCR85+オフタイヤの#98新井寛選手。先日亡くなった山梨のモトウェスト代表松山氏との約束(たまにはメカじゃなく、レースを楽しもう!)を果たすためにも今回参戦。3位入賞です。新井選手はPROクラスの#2新井マコト選手のお父様です。

 
 

次は全日本の S1 PRO classのレポになります。
イッキ選手、JAWS選手、マコト選手、ミトマ選手、そしてベテランのレースとなりました。総合優勝は#1イッキ選手でしたが、注目はJAWSこと増田選手!
前日走行無しでタイムアタック1番タイム、レース1もホールショットを決めると、
 
つづきは次回レポで
 
<今日のコーヒーブレイク>
CRF450Lモタード仕様の予告・・・・マジかっこいいです。
   ↓   ↓   ↓   ↓
http://www.krazy-web.com/custom/crf450l-2019-モタード仕様-試乗インプレ/
 
 
 
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