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2020.02.06

スーパーモトジャパン2019 「MVPと、ルーキー オブ ザ イヤー」

プリント

 
 

■スーパーモトジャパン2019 / KRAZyが勝手にMVPと
ルーキー オブ ザ イヤーを決めさせていただきました!
 

スーパーモトスポーツ界のチャンピオンシップであるMFJスーパーモトジャパン。

 

その1年間のレースのなかで最も重要で価値ある行動※1をしたアスリートを選んで表彰するのがこのMVPです。MOST VALUABLE PLAYERの略です・・・あ、正しくはPLAYERではなくATHLETEなんですけど、わかりにくいので、MVPのままでいかせていただきます♬

 

ルーキーオブザイヤーは、全日本に昇格した1年目、または2年目までの選手で活躍した選手を表彰するものです。少しでも励みになればと思い、選ばせていただきます。

 

これらは、昨年からKRAZyが勝手に始めさせていただきました、公式なものではありません※2

 

※1 この「最も重要で価値ある行動」についての具体的内容は前回のレポートをご覧ください↓。

 

※2 選手は勝つことを目的に戦っています、なので勝敗やランキングが大きく注目されます。が、長期的な視点から見たり、このスポーツが継続していくためには何が必要かなどを考えていると、勝敗やランキング以外にも大きな意味のあること、というか行為ってのがあるように感じていました。ならばそれもちゃんと伝えたいなぁと考えました。誰が勝ったか?ということも重要だと思うんだけど、このスポーツが拡大する、もしくは継続することもかなり重要だと思いそのためにもと選ばせていただきます。

 
 

■MVP 2019 / SUPERMOTO JAPAN 2019

候補は、
 日浦大治朗
 森田一輝
そして最後に、
 増田智義(JAWS増田)
の3人でした。

 

日浦大治朗 / S.T.F / CRF450R / S1 PRO 19 Champion
開幕ラウンドに不参加というなかでのチャンピオンの獲得、
もですが、ロードレースに足を置きながらもスーパーモトをも戦い、最高の結果を出したこと。
また、これによってロードレース界からの多くの選手が参加する道を作ったこと。
特に後者については、これからのスーパーモトスポーツの新しい可能性につながると考えました。

 

森田一輝 / SRF & FTR / RM-Z450
2019年はチャンピオンを逃したものの、2016年から3年間にわたってチャンピオンをとりつづけ
日本のスーパーモトスポーツ界をひっぱり続けたその功績について。
森田一輝と言えばスライド、というほどスライド走法を多用していた森田選手でしたが
新しい速さを手にいれるためにそのスライドを封印し、
全くスライドさせない走りに挑戦し確立。そして結果を出したこと。
そういう意味において、このマシンを造り上げたフクダテクニカ福田氏もMVPに値するのでは、
と考えています。

 

増田智義(JAWS増田)/ JAWS racing / YZ450F
増田選手を選んだことを意外と思われるかもしれません。
が、この数年の参戦のしかたに注目しました。
増田智義選手はこの数年、決勝レース当日のみしか参戦していません。
前日の土曜日のプラクティス走行を行なっていません。
・レース費用と時間を節約し、その出来る範囲で戦う。
・現在、全体にスポンサーが少なくなり、レースに多くの費用を
 かけることが難しくなっている。
 多くの費用をかけることを前提に戦うと長期にわたっての参戦が難しくなる。
 結果、数年間だけやってやめてしまう、という選手が多くなる。と
 が、それでは生まれたばかりのスーパーモトスポーツの文化は育たない。
 ひとりの選手としてレース参戦を継続していくために、
 少ない参戦費用と時間で戦うことをあえて実践する。
・が、勝つことには徹底的にこだわる。参加することに意味がある、だけにしない。
という点について。

 

この3人を候補にあげさせていただき検討しました。
その結果、2019年のMVPには増田智義選手を選ばせていただきました。

 

近日中に盾等の記念品を送らせていただきます。

 

というか選んだ理由をもう少し説明させてください。
・・・このままでは「なぜ?」ですよね。

 
 

笑顔受賞
Photo:Shinohara
 
 

■JAWS増田

ジョーズこと増田智義選手は、基本的にこの数年はスポットでの参戦です。
そして参戦は決勝の行なわれる日曜のみです。
前日の土曜に行なわれるプラクティスやマシンセットアップを行ないません。

 

日曜の朝の公式練習走行でコースを覚えつつ(約10から15分)マシンのセットを決め、
タイムアタック(10から15分)に挑みます。その後は決勝レースです。
これはかなり異常です、普通に考えると勝てる可能性はかなり低い。
他の選手は前日のプラクティスでコースも覚えていますし、
マシンもしっかり出来上がっているわけですから。
とは言っても、この異常さが理解にくいと思いますので
他の選手の場合を説明します。

 

土曜のプラクティス走行は平均3回行なわれます。1回が15分から20分です。
合計45分から60分の走行を行ないます。短いと思われるかもしれませんが
ラップ数にすると50ラップほどになります。
この走行でそのコースの最速ラインやパスラインを見極め、
またマシンのセットを決めます。

 

また、前日走っていることで日曜のタイムアタックや決勝レースでは
身体が勝手に動くというメリットもあります。

 

選手によっては、そのレースの1週間前にもテスト走行に行くことも。
実はレースは決勝のみではなく、1週間前から始まっています。

 
 

プリント
Photo:Shinohara
 
 

増田選手は日曜の決勝日のみの参戦というスタイルで戦い、そして勝っています。
2019年は名阪で1勝を上げています。2018年も1勝しています。
ではなぜ、このようなスタイルなのか?

 

これまでこれについて何度も質問しているのですが、
はぐらかしの返答しかかえってきません・・・(苦笑。
が、増田選手ならではの考えがあってのことのはず。
なにしろ勝つということへの執念は人一倍です。
パドックではいつもニコニコしているので、わかりにくいのですが。

 

タイヤ選択など、戦い方を質問すると毎回「勝つ」ための作戦をとっています。
2位でもいい、はない。

 

増田選手は日本のスーパーモトの創成期から選手として参加し、
この文化を築き定着していくことを行なってきました。
そういう増田選手なので、ライディング以外の話もしばしばしてきました。
そこから想像したことも含めての理由は以下でした。
(実は本人はこうは言っていません。ただ「だって2日だと疲れるじゃん!」とだけ 苦笑)

 

・レース費用と時間を節約し、その出来る範囲で戦う。
・現在、全体にスポンサーが少なくなり、レースに多くの費用を
 かけることが難しくなっている。
 多くの費用をかけることを前提に戦うと長期にわたっての参戦が難しくなる。
 結果、数年間だけやってやめてしまう、という選手が多くなる。と
 が、それでは生まれたばかりのスーパーモトスポーツの文化は育たない。
 ひとりの選手としてレース参戦を継続していくために、
 少ない参戦費用と時間で戦うことをあえて実践する。
・が、勝つことには徹底的にこだわる。参加することに意味がある、だけにしない。

 

最後に。これについてはかなり?なんですが…
・「レースで一番強い選手とは、練習無しのぶっつけ本番でそのコースを攻略し勝ったヤツ」と
 以前吉澤博幸氏(日本のスーパーモトスポーツを創った方)が言っていたのですが、
 それを実践しているのかも。

 

もうひとつ
・「マシンセットには正解があって、それは大きく言えばひとつしかないンじゃないかと。
 それが見つかれば、細かい修正だけで、キチンと走るマシンが仕上がるような気がするンです。
 エバーツ(MX世界選手権でV10を達成した選手)がそうだったんですよ」
かなりザックリだけど、こう言っていたことがあるんです。
エバーツはヤマハの4st450で戦っており、
増田選手はこのマシンの開発ライダーも勤めていました。

 

増田選手はJAWSとあだながついています。選手間や古い関係者はこのジョーズの名前で呼びます。
理由は、
後方から激しい追い上げをする走りがサメが獲物を追う姿に似ているから。
もしくは、泳ぎつづけないと死んでしまう、そこがまるでサメのようだから。
と2つあるようです。
長く見て思うのは、後者かなぁと思ってます。
 
 

プリント
Photo:Shinohara

 
 

レース結果ではなく、その参戦の意味をKRAZyが勝手に想像し評価しました。
今の世の中、誰も苦情を言えないような八方美人な発言が多いみたいだし
こういう「勝手に」とか「強い思いで」ってのがあってもいいかなと・・・。

 

春に記念品としての盾を送らせていただjきますが、このとき
このスタイルの意味をしつこく質問してきますね。

 
 

■ルーキー オブ ザ イヤー 2019 はS2 class #22西村泰樹選手

S2 classは誰がチャンピオンになってもおかしくないトップ3の戦いが激しく、
それ以外に注目が集ることがなかったのでこの結果は意外かもしれません。
が、西村選手はルーキーながらもトップ3の戦いとほぼ同じタイムで走っていました。
順位という結果はなかなかだせなかったのですが、レースの中身は高いと考え
選ばせていただきました。

 
 

笑顔走り2縦
photo:Kunioka
 
 

西村2
 
 

2020年の活躍を期待します!
こちらも記念品の盾を送らせていただきます。

 
 
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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。