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2022.10.06

スーパーモトジャパン2022Round5奈良 名阪 レースレポ

表紙C

 
 

■SUPERMOTO JAPAN 2022
R5 奈良 名阪スポーツランド / S1 PRO class レースレポート
-06.Oct.2022-  

9月18日スーパーモトジャパン(全日本スーパーモト選手権)Round5奈良が開催されました。
 

会場は名阪スポーツランド。コースはダートセクションが50%、ターマックセクション(アスファルト)が50%という世界でも珍しいコースデザイン。
またそのダートは全日本モトクロスの開催されるモトクロスコース(土室はサンド)の一部を使うというもの。
全ラウンドの中でも最も特徴のあるコースです。

 

■R4までのポイントとランキング。

 

S1 PROのここまでのランキングと獲得ポイントをまとめると、
1/#6小原堅斗・・・161point
2/#2長谷川修大・・140point
3/#1日浦大治朗・・108point
4/#7吉田雄一・・・100point
5/#5森田直樹・・・77point
となっています。この奈良ラウンドを含め残り2ラウンド、4レース。
この5人までがチャンピオンの可能性があります(優勝は25point※)

 

※ポイント数は1位/25point、2位/20、3位/16、4位/13、5位/11、6位/10、7位/9、8位/8、9位/7、10位/6、11位/5、12位/4、13位/3、14位/2、15位/1。優勝と2位の差は5ポイント、2位と3位の差は4ポイント。優勝と3位ではなんと9ポイントもの差があり、「勝つ」ことが非常に大きな意味を持っています。

 

■このダートの長いコースは誰にどう影響する?

 

このコースはダートセクションが長く、土はサンド質、ジャンプは1カ所、他は比較的フラットなデザイン。ダートセクションで順位が決まるコース。MX系選手が有利といえます。
なおかつ前日の夜から降り続いた雨でダートセクションはかなりのぬかるむ状態。周回するのも難しいコースコンデション。

 

MX系ライダーは
 1/#6小原ケント・・・・161point

 

RR系ライダーは
 2/#2長谷川シュウダイ・140point
 3/#1日浦ダイジロウ・・108point
 4/#7吉田ユウイチ・・・100point
 5/#5森田ナオキ・・・・77point
とはいうものの#2長谷川も#1日浦も#7吉田もダートは比較的得意としています。特に#1日浦はMXのIA選手が驚くほどに、ダートでのトラクションコントロールが上手い。※#2長谷川はモトクロスのIBライセンスも所有。

 

と考えると、このR5は小原がかなり有利のようです・・・。
が、タイムアタックによるグリッド順は
 1/#1日浦
 2/#7吉田
 3/#4金子
2列目は
 4/#2長谷川
 5/#6小原
 6/#15川留

 

#1日浦、#7吉田、#4金子の順で上位に入り、#6小原が仮りに5位とするとポイントの差が大きく縮まることになります・・・・。面白いレースになりそうです。

 

■S1 PRO レース1

 

ホールショットを奪ったのは#1日浦、続いたのは#7吉田、#6小原、#4金子、#15川留と続きます。
出遅れた#2長谷川は、序盤のダートで転倒クラッシュ。指を痛めてペースが上がらない、表彰台から遠のく。
#1日浦は速いペースでトップで単独走行。

 

朝はマッド状態だったダートセクションは次第に乾いていき、この時点ではかなり回復。このS1 PROクラスではもうベストコンディションと言ってもいい状態に回復してきています。

 

タイムアタックではタイムを出せなかった#6小原が#7吉田をかわし2番手に浮上。単独走行で逃げ切る#1日浦を追います、がその差は大きい。
が、ラップを重ねるごとにその差を徐々に詰めていきます。やはりダートセクションでその差を徐々に詰めていきます。

 
 

#1-ターマック
▲PPからスタートし、トップを独走する#1日浦ダイジロウ
 

#6-ターマック
▲#1日浦を追う#6小原ケント。タイムアタックでは5番タイムだったにも関わらず、大きく開いていた日浦との差を徐々につめていきます。

 
 

■トップは接近戦に。

 

最終ラップのダートセクション。#1日浦がダートでわずかなミス。#6小原が一気にその差を詰め、ダートの直線で横に並びます。が、日浦がそれをかわしトップを死守。

 

#1日浦と#6小原のドッグファイトはその順位のままダートセクションを終えカートコースのターマックセクションに。そのヘアピンで#1日浦がオーバーラン。そのミスをついて#6小原がついにトップ。しかし、その直後の右コーナーで日浦はインを差し接触しながらも再びトップを奪い返す。接触寸前のバトルは最終コーナーまで続きます。

 

真っ先に立ち上がったのは#1日浦ダイジロウ、そのままトップでチェッカーを受け勝利。一時はチャンピオン連覇はもうダメか、という状況だったのですがこれでまだ可能性は残しました。
が、2位に入ったのは#6小原。
3位は吉田、4位には金子、 5位は加藤将貢、6位は#5森田。

 
 

#7ダート
▲3位に入った#7吉田ユウイチ選手。

 

■レース1終了後のポイントとランキング

1/#6小原堅斗・・・181point
2/#2長谷川修大・・146point
3/#1日浦大治朗・・133point
4/#7吉田雄一・・・116point
5/#5森田直樹・・・87point

 

次ラウンドも含めて残り3レース、ポイントに換算すと75ポイント。#7吉田が全勝するとここに75ポイントが加わりチャンピオンの可能性があります。

 

しかしここで意外な展開が待っていました・・・・。

 
 

#4ダート+#5
▲鎖骨骨折からまだ2ヶ月もっていない#4金子が4位に。
 

#22ジャンプ
▲5位には#22加藤マサツグ選手が入りました。

 

レース2は次回レポートで。

 

※Mさんこんな感じのレポートでどうでしょう・・・(苦笑。

 

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