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2020.11.03

スーパーモト ジャパン 2020 R4 Final / 全日本スーパーモト 最終戦 S2 class

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■スーパーモト ジャパン 2020 R4 Final / 全日本スーパーモト2020 Rd.4 最終戦 S2 クラス レースレポート-03.Nov.2020 reported by Ami Uchino- 

SMJ最終ラウンド愛知/美浜のS2クラスは少なめの10人のエントリーとなりました。
注目は今シーズンでの引退を表明し、これが現役ラストレースとなる#101佐々木貴志選手。開幕戦の東北/SUGOラウンドから6連勝中であり、シーズン全戦全勝に期待がかかります。
 
 

S2クラスのチャンピオン獲得の可能性を残しているのは#101佐々木タカシ選手と#4西村泰樹選手の2名。両者の点差は22ポイントあるため、レース1で#101佐々木タカシ選手が#4西村ヤスキ選手の前でゴールすればその時点でチャンピオン獲得決定という、#101佐々木タカシ選手が圧倒的に有利な状態で最終戦を迎えます。

 
 

ササキ
▲S2クラス全勝中の佐々木貴志選手。全日本モトクロス界のレジェンド成田亮選手の先輩になります。もう1年以上前ですが、シーズンオフの夜中に電話がかかってきて「今アキラと飲んでるんすよぉー!来て一緒にの飲みませんかー?」って。どこにいるの?って聞いたら盛岡だとか・・・。え?成田選手も呼んだの?ときくと、「そうすよぉー、仙台から来てもらって飲んでまぁーす」って。(笑。結局、KRAZyの新作のアウターが欲しいけど在庫ありますか?って電話でした(笑。 ササヤンは情報を発信する立場の僕らにも気を使ってくれていました。

 
 

土曜日の公式練習は雨天でアスファルト部分のみの使用となったこともあり、#101佐々木タカシ選手などは走行しませんでした。他のライダーも、慎重に身体の動きやコースを確認するだけの1日となりました。

 

決勝日である日曜日は晴天。朝はまだアスファルト、ダート共に水が残っていましたが、だんだんと乾いていき、決勝の頃には少しダートの土が湿っている程度という理想的な路面状態となりました。

 
 

海
▲レース当日は朝から快晴、前日の雨がウソのよう。250ccのS2クラスはなぜか人気がなく、エントリーがすくない現状。250ccクラスのS2クラスはマシンの差がでにくく(あまり費用をかけずともマシンが用意できる)、またライダーのスキルアップに向いている(マシンの持つ性能を常に使い切るライディングが容易。そのためスキルアップが早い)というメリットがあるのですが、なかなかの不人気。「中古マシンが存在しないので、結局、ゼロからモタードマシンを仕上げることになり、費用がかかる。でも450なら中古マシンはいくらでも手に入る」が理由・・・?でも早いスキルアップをめざすなら、250を乗ることなんだそうです。※#26古川和由選手にここら辺の詳しいことをいつかお聞きしたい。記事にしたいなぁと。

 

公式練習
朝の公式練習では他のライダーが慎重に走行を開始する中、#101佐々木タカシ選手は1周目から豪快な走りを見せ、1’20.318のトップタイムを出します。2位は1’23.556で#35小鹿翼選手、3位は1’25.062を出した#31緒方大輔選手。

 

S2 タイムアタック
続く予選のタイムアタックでも#101佐々木タカシ選手が圧倒的な速さを見せ、2位に3秒以上の差をつけて決勝レース1のポールポジションを獲得。2位に#4西村ヤスキ選手、3位に#35小鹿ツバサ選手、4位に#26古川和由選手が入り、この上位4名が決勝レース1のフロントローに並ぶことになります。

 

S2 タイムアタック結果
1/#101佐々木貴志・・・1’16.647
2/#4西村泰樹・・・1’19.652
3/#35小鹿翼・・・1’20.084

 

 

海
▲前日のプラクティス&セットアップ走行は雨!コースには川も・・・。これがなかなかすべります。

 

前日は雨
▲前日土曜の雨でダートはぬかるんでいたものの、タイムアタックの終わる頃にはぬかるみもなくなって・・・。この美浜サーキットのダートセクションは、乾きが早いのが特徴。

 

■S2決勝レース1

 

決勝レース1。予選タイムアタックで決勝の5番グリッドを獲得していた#31緒方ダイスケ選手は怪我により出走できませんでした。

 

ポールポジションからホールショットを決めた#101佐々木タカシ選手の後ろに、#35小鹿ツバサ選手、#4西村ヤスキ選手、#26古川カズヨシ選手が等間隔で続きます。そしてその少し後方を#11宮崎司選手、さらに少し離れた位置を#28佐藤省吾選手と#27勝谷仁選手が固まって走行します。

 

先頭の#101佐々木タカシ選手が後続を引き離し独走を開始した2周目、ダートの侵入で#26古川カズヨシ選手が#4西村ヤスキ選手を抜いて3番手に立ち、そこから前を走る#35小鹿ツバサ選手を追いかけ始めます。

 
 

#1-2
▲#101佐々木選手の豪快なスライド。これは1コーナーの進入で。他のライダーにくらべ、フロントタイヤに多くの荷重をかけるスタイルです。頭がイン側に傾くのが佐々木選手の特徴。

 

#26古川カズヨシ選手は#35小鹿ツバサ選手との距離をアスファルトエリアで詰めていき、その後方では#28佐藤ショーゴ選手も、後ろに#27勝谷ジン選手を従えながら前を走る#11宮崎ツカサ選手との距離をアスファルトで縮めていきます。しかしその#11宮崎ツカサ選手はさらに自身の前方、4番手を走行する#4西村ヤスキ選手を追いかけ、7周目、#4西村ヤスキ選手のミスもあり、その差を大幅に縮めます。

 

8周目、9番手を単独走行していた#37深見浩資選手が前を走る#21原田駿介選手との差を詰め始め、9周目にはすぐ後ろにつきます。また、2番手を走行する#35小鹿ツバサ選手は#26古川カズヨシ選手を、そして4番手を走行する#4西村ヤスキ選手は追ってくる#11宮崎ツカサ選手を振り切り、#11宮崎ツカサ選手は後続の#28佐藤ショーゴ選手、#27勝谷ジン選手との3台の集団の中に入ります。

 
 

#9広瀬1
▲全日本ルーキーながら大活躍の#35小鹿翼。

 

ラストラップ、スタートからトップを守り抜いた#101佐々木タカシ選手が2位に5秒以上の差をつけて優勝し、1レースを残してチャンピオン獲得を決めました。2位で#35小鹿ツバサ選手が、3位で今季初参戦となる#26古川カズヨシ選手がそれぞれ単独走行でゴール、表彰台獲得となりました。

 

■S2 レース1結果
1/#101佐々木貴志
2/#35小鹿翼
3/#古川和由

 

■S2決勝レース2

 

午後のレース2。レース2のスターティンググリッドはレース1の結果によって決定されるため、フロントローからスタートするのはレース1の上位4台、#101佐々木タカシ選手、#35小鹿ツバサ選手、#26古川カズヨシ選手、#4西村ヤスキ選手となります。

 

ホールショットを奪ったのはレース1同様、ポールポジションからスタートした#101佐々木タカシ選手。#35小鹿ツバサ選手、#4西村ヤスキ選手、#26古川カズヨシ選手、#28佐藤ショーゴ選手、#27勝谷ジン選手と続いていきます。

 
 

#1-2
▲#26はベテラン古川和由選手。あえて、マシンはあまり手をいれない状態で参戦。サスもスタンダードのまま。できるだけコストをおさえて参戦する、というスタイル。現在スーパーモトジャパンはどんどん費用がかかる方向にむかっています、タイヤ、サスペンション、ブレージングシステム、排気系、ホイールなどなど・・・。このままでは一部の方だけのスポーツになりかねない、という現状へのメッセージとKRAZyではうけとっています。

 
 

レース序盤から#101佐々木タカシ選手は後続を大きく引き離し独走体制を築きます。そしてその後ろでは#35小鹿ツバサ選手が2位を単独走行し、#4西村ヤスキ選手と#26古川カズヨシ選手が3番手争い、#28佐藤ショーゴ選手と#27勝谷ジン選手が5番手争い、#11宮崎ツカサ選手と#37深見コージ選手が7番手争いをそれぞれ展開していきます。

 

#4西村ヤスキ選手と#26古川カズヨシ選手は2人固まったまま、前を単独走行する#35小鹿ツバサ選手との距離をダートで詰めていきます。また、#28佐藤ショーゴ選手と#27勝谷ジン選手もダートで接近。

 

5周目、#27勝谷ジン選手がダートを抜けた最初のコーナーで#28佐藤ショーゴ選手を抜かして5番手に順位を上げると、そのまま#28佐藤ショーゴ選手を少しずつ引き離していきます。

 

その20秒ほど前方では#35小鹿ツバサ選手、#4西村ヤスキ選手、#26古川カズヨシ選手が等間隔で走行。8周目には#4西村ヤスキ選手が#35小鹿ツバサ選手との距離をアスファルト部分で詰めますが、その後ダートエリアの終盤でミスがあり、#26古川カズヨシ選手と順位が入れ替わってしまいます。そしてこの隙に、#35小鹿ツバサ選手はこの2台を振り切ります。

 

ここから順位は変わらず、レース1に引き続きレース2でも#101佐々木タカシ選手が2位に10秒近い差をつけて独走優勝。2020年シーズン8レース全て優勝、無傷の160ポイントでチャンピオンを獲得して有終の美を飾りました。

 

2位は#35小鹿ツバサ選手、3位は#26古川カズヨシ選手と、レース1と同じ面子の表彰台となりました。

 

■S2 レース2結果
1/#101佐々木貴志
2/#35小鹿翼
3/#26古川和由

 
 

#101-1
▲この日のウェアは、タイに住む以前のチーム監督から送られて来たものだそうです。いろいろなつかしい名前が入っています。

 

■2020年 S2 2020 シリーズポイントランキング
1/#101佐々木貴志/埼玉・・・160point(4round 8レースに全勝)
2/#4西村泰樹/東京・・・・・・124pt
3/#35小鹿翼/福岡・・・・・・94pt
4/#28佐藤省吾/静岡・・・・・79pt
5/#27勝谷仁/栃木・・・・・・71pt
6/#21原田俊介/熊本・・・・・66pt

 

ササキスライドM
▲シリーズランキング2位に入った#4西村泰樹選手。昨年のKRAZyルーキーオブザイヤーです。Rd.3奈良/名阪より
 
 

このレースをもって、#101佐々木貴志選手は現役を引退。全日本やアジアのレースで長年活躍されてきたベテランライダーであり、今シーズンも全戦独走優勝と圧倒的な速さを見せました。その力強く、楽しそうな走り、そしてフレンドリーな性格で多くの観客を虜にしました。
佐々木貴志選手、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

 

report / Ami Uchino
photo / Kunioka Kiichi & Maeda Hajime & KRAZy

 

※最終ラウンド番外編もアップしたいンですが(これが一番KRAZy的には興味あったりして。笑)、他のレポートがまっているので、またいつか・・・。

 
 

前日は雨▲これどうすか?CRF250RXモタードです。このとき試乗することもできたんだけど土曜は雨だし、決勝の日曜は晴れたものの時間がなく試乗できず・・・。雑誌KRAZy2021(来年新春発行予定)でのインプレレポートかなぁ。東京青梅のハラツヨ★ワークスが製作。実際に乗っていらっしゃる方からの長期レポもいいかなぁ。※あ、CRF450Lモタードの長期レポが放置状態だった(汗。

 
 
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KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
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