2024.10.10
全日本スーパーモト R5 兵庫/神戸 S1 PRO class Part2
◾️全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン 2024
R5 兵庫/神戸 S1 PRO class レースレポート Part2-10.Oct.2024-
9月21-22日、全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2024 Round5が神戸にある神戸スポーツサーキットで開催されました。
ここは全日本のS1 PROクラスのレース2のレポートとなります。
◾️S1 PRO / Race2
朝から降り始めた雨は昼過ぎには上がったもののコースはまだハーフウェット。コース一部のライン上は乾いたものの、エリアによってはコース全てがウェットのところも。レース後半はライン上がドライになる可能性があるように感じましたが、全選手がレインタイヤを選択。
HS/ホールショットは1番グリッドからスタートの#1/日浦選手が奪います。続いたのは#5/金子選手、#10/新沼選手、#2小原/選手。
そのまま#1日浦選手がレースをリード。
それを追ったのは#10新沼ノブユキ選手でした。レース1でもトップを走った#10新沼選手です。#10/新沼選手に次いだのはプロクラスルーキーの#20/佐藤ミズキ選手。
ラップを重ねるたびに#1日浦は後続を引き離していきます。一方#10/新沼は2位を死守。3番手に上がったのはレース1で2位に入った#5/金子カズユキ選手。レース2も好調。
レースも終盤に近づいたLap9、#5/金子と#20/佐藤が#10/新沼をパスし、2位3位に上がります。
その#5金子に襲いかかったのは金子を追っていたルーキーの#20佐藤。さらりと2位に上がります。2位の#20/佐藤以下は#5金子、#4長谷川、#10新沼、#19大金アユム、#2小原、#15川上ヨシフミまで、タイヤが接触するほどの距離でつらなるバトル状態。ワンミスで順位が大きく入れ替わる状況です。
そんな中トップは#1/日浦選手。2番手とはホームストレート1本分以上の距離ができています。
最終ラップ、最終コーナーをトップで立ち上がってきたのはその#1日浦選手、独走での勝利です。ターマックオンリー、そして雨。となれば#1日浦選手の独断場と言っても過言ではないようです。
2位に入ったのは混戦を切り抜けたルーキーの#20佐藤ミズキ選手、3位には#5金子カズユキ選手が入りました。
▲圧倒的な速さで2勝の#1日浦大治朗選手。ポイントランキングもトップに返り咲きました。
▲3位に入り総合は2位となった#5金子和之選手。
◾️S1 PRO class Race2 結果
1/#1日浦大治朗 CRF450R Team S.T.F.
2/#20佐藤瑞城 CRF450R Kcross-racing
3/#5金子和之 CRF450R idemitsu Honda PG Racing
4/#4長谷川修大 CRF450R Team S.T.F.
5/#10新沼伸介 SMK450 TM Mmoto Japan Supermoto
6/#19大金歩夢 YZ450F 陸奥組+とどちゅ〜ん
◾️#1/日浦大治朗 インタビュー
KRAZy:おめでとうございます。2勝あげました。圧倒的できたけど、今日はどんなレースでしたか。
日浦:ダートの無いフルターマックで負けるつもりはないので、、、なんとも言えないものが、、、(勝っても)なんか微妙な感じです・・・苦笑。でもレース1はちょっと焦りました。なかなか前に出ることができなくて。でも勝ててよかったです。次の名阪はしっかりしたダートで走りたいです。次の名阪も応援よろしくお願いしま〜す!
◾️#20/佐藤瑞城 インタビュー
KRAZy:レース2は2位やりましたね。おめでとうございます。金子選手を差したのは狙っていたんですか。
佐藤:はい、狙ってました。7−8コーナーあたりで、金子さんが疲れてきてるなと感じてて2コーナーで行こうと考えていました。なのでその2コーナーに合わせて、最終コーナーからそこに合わせていきました!うまくきまりました。
次は1位をとりますよ!応援よろしくお願いします。
◾️#5/金子和之 インタビュー
KRAZy:おめでとうございます。レース1の最終ラップ(2コーナーで2番手長谷川のインを指し前に出る)は狙っていたんですか。自分はホームストレートで前に出るのかと思っていました。
金子:はい、2コーナーのあそこは狙っていました。このセクションが自分の方が速いことは気はついていたので、狙いました。前に出れてよかった。
レース2は3位だったけど充分でしょ、もう(ジブンは)オッサンだし(笑。今日はがんばりました。はい、次のレースも応援よろしくお願いしま〜す。
▲今回は雨でダートセクションを使いませんでしたが、この神戸スポーツサーキットではジャンプが2つ、フープスセクションも1箇所と手間のかかったダートが用意されました。来年は雨が降らないことを願います。え?なぜ雨だと使わないのか?ですか・・・それはレース後の掃除が非常に大変だからです。アスファルトの上に上がった土を洗い流すには2−3日かかります。場合によってはそれでもとりきれません。アスファルトを使うレースではグリップの安定したコースが好まれます。そういう意味ではできるだけ取り除きたいです。でないと他の大会(バイクレースやカートレース)では苦情が出るからです。この2-3日かかるということは、それだけサーキットをこのスーパーモトのために借りることになるわけでコストがかかります。使用料金が高くなるわけです。つまりエントリーフィーが2倍、もしくは3倍になる可能性があるわけです。自分も初期の頃は運営側にいましたから、この大変さをよく知っています。
次回はS1 OPENです、来週の予定です。
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