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2025.10.14

スーパーモト2025 R6 奈良 / S1チャレンジ 全クラス

表紙00

 
 

■MFJスーパーモト2025 Round6 奈良 
S1チャレンジ全クラス レースレポート
-15.Oct.2025- 

 10月11-12日、全日本スーパーモト選手権Round6奈良が開催されました。会場は奈良県山辺郡にある名阪スポーツランド。全日本モトクロスも開催されるMXコースと、ドリフトも開催されるアスファルトコースのあるサーキット施設です。今年は8月にも開催されており、今回で2回目となりました。

 

 このラウンドは世界でも珍しいダートセクションが全体の約50%というコースです。

 
 この日は同時に、地方戦にあたるS1チャレンジクラスも開催。ここはそのS1チャレンジクラス(M3は次回)のレポートになります。

 

コース解説
▲今回のRd.6奈良/名阪スポーツランドのコースはこんな感じになっています。図は2023年のモノですが基本的には同じです。違いは、スタートがダートセクションとなり、モトクロスと同じ横一列スタートとなった点。フィニッシュはターマックのホームスイトレートになりました。
ダートセクションとなるモトクロスコースはサンド質の非常にテクニカルなコース。見た目以上にタイヤはグリップしません。特にフラットなコーナーは非常に難しいです。一方ターマックはダートセクションの土が広がるため、ここも一般的なロードレースを比べると滑りやすいです。この滑りやすい路面をどう攻略するかがポイントになります。ほとんどの選手がドライでもレインタイヤを使います。ダートセクションでのグリップがレインの方が上だからです。
 

■S1チャレンジクラスとは?

 

クラス解説図2025 
 

 国内のスーパーモト選手権は大きく2つに分かれています。上の図をご覧ください。1つはライセンスを申請すれば誰でも参戦できるS1チャレンジクラス(1)。図の下半分がこれです。

 
 もう一つは、全日本クラス(2)。図の上になります。先のS1チャレンジクラスで好成績を残した選手が参戦できるクラスです。
 一般的にレースとして話題になるのは(2)の全日本クラスだと思います。選ばれた選手によるチャンピオンシップです。

 

 (1)のS1チャレンジクラスの中で「そのレースの1日のみ有効なライセンスでも参戦OK※」という最も敷居の低いクラスがあります。それがM3クラス。4スト125ccのミニモトで戦います。これは参加して楽しむクラスになります。※エンジョイライセンスは1年間使用できるそうです。間違えました!

 

M3クラスはエンジョイライセンスという簡易なライセンスでOKというもの。参加性を高くした特例クラスです。

 

■S1チャレンジ S1-OPENクラス

 
排気量無制限クラスがこのS1-OPENクラスです。

 

勝ったのは94/田井ユウイチロウ選手。横一列のスタートをうまく決めホールショットを奪うと、そのままトップを走り切りチェッカー。圧倒的な勝利でした。

 

94チop
▲今季2勝目をあげた94/田井ユウイチロウ選手。 

チopen

 

10チop
▲2位に入ったのは10/大森マサヤ選手。 

15チop
▲3位に入った15/野田コウヘイ選手。もしかして前日のプラクティスを行わず、当日のみの参戦でしたでしょうか!? 

スタート

 

■S1チャレンジ S2クラス

 
レース用の250ccマシンで戦われるのがこのS2クラス。
 
レースを制したのは78/崎山涼也選手。レース終盤トップ2選手のクラッシュによって3番手を走っていた78/崎山選手がトップでチェッカー。
 

78チs2
▲S2クラスに勝ったのは78/崎山涼也選手。3番手を走っていての勝利とは言うものの、タイムは1分17秒789。かなりの好タイムを出していました。おめでとうございます!

 

チS2

 

88チs2-3
▲2位に入ったのは88/小鹿カケル選手。序盤も2番手を走っています。

 

78チs2
▲3位には31/遠坂ユウスケ選手が入りました。この車両はベースがスズキの250SB。KX250のように見えますがレーサーマシンではありません。
 

車検マシン達2
 

■S1チャレンジ S3クラス

 

一般公道用250cc車両、またはレーサーの場合はミニモト車両で戦うクラスがこのS3です。

 

勝ったのは23/宮田ヒカル選手、マシンはCRF150R。フラットダートで世界的な活躍を見せている大森マサ選手のチームです。

 

23チS3
▲序盤2番手からトップに立つとそのまま逃げ切っての勝利、23/宮田ヒカル選手。
 
チS3
 
73チS3
▲トリッカーで2位に入ったのは73/岡田ムサシ選手。タイヤもストリート用のまま!
 
39チS3
3位に入ったのは39/伊藤トシヒコ選手。最終ラップで72/梅崎選手をパスし3位入賞。
 

■S1チャレンジクラスに参戦の皆様へ。

KRAZyで撮影したカットは無料で提供しています。土曜も含めた写真でもOKなら全員撮影していますので(1枚の可能性もありますが)欲しいという方は連絡くださ〜い。レースに出るモチベーションに繋がればと思っています。KRAZyはS1チャレンジクラス参加や観戦などを含め、このレースに関わるかたが増えることを目的に活動しています。

 

各クラス4位以下の選手もこの後アップします。少お待ちください。
次のレポートはM3クラスです。

 

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