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2025.10.16

スーパーモト2025 R6 奈良 / S1チャレンジ M3クラス

表紙m3

 
 

■MFJスーパーモト2025 Round6 奈良 
S1チャレンジ M3クラス レースレポート
-16.Oct.2025- 

 10月11-12日、全日本スーパーモト選手権Round6奈良と地方戦にあたるS1チャレンジクラスが開催。そのS1チャレンジの中でも、参加して楽しむレースのM3クラスも開催されました。ここはそのM3クラスのレポートになります。

 
 会場は奈良県山辺郡にある名阪スポーツランド。全日本モトクロスも開催されるMXコースと、ドリフトも開催されるアスファルトコースのあるサーキット施設です。このラウンドは世界でも珍しいダートセクションが全体の約50%というコースです。
 
 

コース解説
▲今回のRd.6奈良/名阪スポーツランドのコースはこんな感じになっています。図は2023年のモノですが基本的には同じです。違いは、スタートがダートセクションとなり、モトクロスと同じ横一列スタートとなった点。フィニッシュはターマックのホームスイトレートになりました。
ダートセクションとなるモトクロスコースはサンド質の非常にテクニカルなコース。見た目以上にタイヤはグリップしません。特にフラットなコーナーは非常に難しいです。一方ターマックはダートセクションの土が広がるため、ここも一般的なロードレースを比べると滑りやすいです。この滑りやすい路面をどう攻略するかがポイントになります。ほとんどの選手がドライでもレインタイヤを使います。ダートセクションでのグリップがレインの方が上だからです。
 

■S1チャレンジM3クラスとは?

 

クラス解説図2025 
 

 国内のスーパーモト選手権は大きく2つに分かれており、ライセンスを申請すれば誰でも参戦できるS1チャレンジクラスと(上の図の下の2段)、全日本クラス(図の上の2段)です。S1チャレンジクラスで好成績を残した選手は、全日本クラスに参戦できるライセンスを得ることができます。全日本は選ばれた選手によるチャンピオンシップです。

 

 一般に、レースに参戦するにはライセンスが必要なのですが、「そのレースの1日のみ有効なライセンスでも参戦OK※」という最も敷居の低いクラスがあります。それがM3クラス。4スト125ccのミニモトで戦います。これは参加して楽しむことを目的にしたクラスになります。
※エンジョイライセンスは1年間使用できるそうです。すみません、間違えました。
 

詳しくは日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)のHPをご覧ください。もしくはスーパーモトに詳しいバイクショップにお尋ねください。スーパーモト関係のバイクショップリストは年末に作成したいと考えています。https://www.mfj.or.jp

 

マコトスライド
▲写真は全日本クラスから。M3も走るコースは全日本と同じです。あのすごい走りが生まれるコースと同じコースで戦います。 

ばばウィップ
▲この写真も全日本クラスから。全日本はAライセンス、S1チャレンジはBライセンス、S1チャレンジM3クラスはエンジョイライセンス(Bライセンス、AライセンスでもOK)となります。取材がなければS1チャレンジのS2かMクラスに出たい、と思っているコンドーです。観戦が一番楽しいけど出るのも面白かったりします。4スト125でのモタードってかなり面白いです。KRAZyでは10年以上前から4スト125はいい!って言い続けてて、SM125Rや125DUKEやRR4T125LC、最近ではTTR125にTTR110があるんですけど、サーキット走行はかなり面白いです。ラインどりで大きくタイムが変わるし、スピードが低いからなのか、走行ラインもいくつかあってオーバーテイクも簡単だったりします。ダートもモタードはジャンプが少ないので気をつけて着地すればシャーシにもダメージは少ないです。でもあんまり無茶にやると折れるみたいだけど。米国ではCRF150Rが出たばかりのころ、大人がモタードで豪快に走っていたらスィングアームが折れた、フレームの一部にクラックが入ったなどの例があります。 

■S1チャレンジ M3クラス
 

M3クラスは参加しやすさに特化したクラスです。使う車両は主に4スト125ccのTTR125、CRF125F、DR-Z125、KLX125などなど。スピードが抑えられており、気軽に楽しめるクラスです。今回も女性の方が参加されていました。

 

前のクラスのレース中に降った霧雨&小雨でターマックは完全にウェット状態。ただ、ダートは土質がサンドのためサラサラの状態、むしろやや湿って走りやすい状態でのレースとなりました。ここではあえて順位とは関係なく、参加された選手皆さんを紹介させていただきます。

 

7-m3

 

19高見-m3

 

45-m3

 

5-m3

 

雨水滴
 

4-m3

 

11-m3

 

24-m3

 

78-m3

 

15-m3

 

16-m3
▲某メーカーのテストライダーであり、8耐にも出ている現役ロードレース選手も参戦。速すぎでしたー(笑。車両はKLX125。 

73-m3

 

7-2-m3
4スト125は出力特性が穏やかな(いきなり大きなパワーが出ることがない)ことでスピードも抑えられており、また車両が軽いためコントロールしやすい、などなどから気軽に楽しめる車両です。しかし、一方で速く走らせようとすると非常に難しく、やるほどに奥の深さを感じます。KRAZyでも以前から乗っていますがとても面白いです、しすごく勉強になります。このM3ではホイールもそのままでOK、タイヤもバイアスで自由度が高いのでコストも低く抑えられるのも魅力(今回もロードタイヤ、ON&OFFのタイヤなど色々)。ただしツナギ(レーシングウェア)やMXブーツなど身体を守る用具はきちんとしたものが必要です。ブーツはロードブーツより足首を守ることができるMXブーツをお勧めします。ダートもありますし、ターマックでも転倒時に足を守ってくれます。MXブーツは足首の動きが固くてブレーキなどの操作が難しいですが、必ず慣れます! 全員が100%慣れます。ここでコラムを書いているあいちゃんも慣れました。※ちなみに、全日本の選手でMXウェアの選手がいますが、実は下に革のレーシングウェアを着用しています。

 

次はS1チャレンジの各クラスのトップ3以外の選手の皆さんをランダムですが紹介します。少々お待ちください。

 

実は今、全日本モトクロスMFJ-GPの作業やらで仕事がテンパってます。全日本クラスのレポートはいつもより遅れるかも(汗。

 

2025JMXr7_表1_1008_ol前
今週末は川越のOFVでRd.6が、11月1-2日は最終戦となるMFJ-GPがスポーツランドSUGOで開催ですよー!モトクロスも写真を撮って楽しむとなかなか面白いです。OFVは土が黒いからうまくアングルを決めれば黒バックになって派手な車体とダイナミックなライダーの動きをとらえることができます。SUGOは土が赤いのと光が美しい(晴れたら)のが特徴です。これを使うと華やかな写真を撮ることができますよ!どちらもコースサイドに近づけるので、ダイナミックな写真が撮れます。200mm程度の望遠レンズがあるとサイコーにいい写真が!。

 

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