2025.11.14
スーパーモト2025 R7 Final 愛知 / S1チャレンジ 全クラス
■MFJスーパーモト2025 Final Round7 愛知
S1チャレンジ全クラスレースレポート-14.Nov.2025-
11月8-9日、全日本スーパーモト選手権最終ラウンドとなるRound7が愛知県で開催されました。会場は知多半島にある美浜サーキット。この1年の総決算となるラウンドです。
春の開催と同様に2つのダートセクションが追加されスーパーモト専用のコースとなりました。
土曜は曇り時々晴れ隣コースはドライだったのですが、決勝レースの行われる日曜は朝から雨。2箇所用意されたダートセクションの第2だーとはキャンセル。第1ダートも一部ショートカットされました。
■S1チャレンジクラスとは?
国内のスーパーモト選手権は大きく2つに分かれています。1つはライセンスを申請すれば誰でも参戦できるS1チャレンジクラス(1)。図の下半分がこれ。
もう一つは、全日本クラス(2)。図の上になります。先のS1チャレンジクラスで好成績を残した選手が参戦できるクラスです。
このクラスで好成績を残すとAライセンスを得て全日本に昇格する権利を得ることができます。優勝1回以上、年間獲得ポイントが50ポイント以上で昇格の権利を得ることができます。Aライセンスを所有する選手でもこのS1チャレンジに参戦は可能。しかし、順位はつきますがポイントを得ることはできません。
■S1チャレンジ S1-OPENクラス
排気量無制限クラスがこのS1-OPENクラスです。
朝からの雨でコースはフルウェット。ダートはぬかるみ、マディ状態です。少しのミスでも即転倒という難しいコンディション。
ホールショットからトップに立ったのは54/唐澤テツヤ選手。スタート直後の2コーナーを抜けた段階で2番手3/今村ケンゾウ選手との差を広げます。
54/唐澤は周回を重ねるごとに後続との差を広げていきます。2番手は3/今村、3番手には89校條(メンジョウ)と続きます。
レース中盤、ホームストレートに溜まった水に乗ったのか4/佐藤が転倒。しかしすぐに再スタート。雨は弱いながらもコースはフルウェット。場所によっては水が溜まり、また川のような流れもできています。これにフロントが乗ってしまうとストレートでもタイヤが浮いてしまいます。
難しいコンディションのなか、54/唐澤は圧倒的な速さをみせトップを独走。そのままチェッカーをうけ今季6勝目をあげます。
2位には3/今村ケンゾウ選手が入り、
3位には89/校條トモヒロ選手が入りました。

▲圧倒的な速さで今季6勝目を挙げ163pointとなった唐澤哲也選手。全日本昇格の権利を得ました。写真は前日土曜のものです。以下も同じ

▲2位に入ったのは3/今村健三選手。このレースで1勝を挙げることができれば全日本昇格となったレース。惜しい2位です。ランキングは2位。

▲3位に入ったのは89/校條朋大選手。レース中盤、4/佐藤選手のクラッシュからのイエローフラッグで3/今村選手との差が詰まります。が、かわすことは叶わず。
■S1チャレンジ S1-OPENクラス Result

▲4位は7樋口誠選手。ポイントは105、ランキングは3位となりました。

▲5位94/田井祐一郎選手。今季は2勝、獲得ポイントも50ポイント以上なので全日本昇格の権利を得ました。

▲6位に入ったのは43/近藤真次選手。Round2のこの美浜サーキットのレースでは5位、今回は6位となりました。全戦参戦すればランキングも上位に入ること間違いなしです。注目の選手です。
■S1チャレンジ S2クラス
チャレンジS2は250ccレースマシンで戦うクラス、CRF250RやYZ250Fなどです。またWR250Xなどの一般市販車もレギュレーションに適合すれば参戦可能です(15/野田選手はWR、31/遠坂選手は250SB)。
コースはフルウェット。水たまりや川のような流れが所々に発生しています。S1-OPEN同様にダートも激しくぬかるんでいます。
ホールショットはPPからスタートの78/崎山選手、しかしそのオープニングラップで51那須選手がトップを奪います。51/那須、78/崎山、15/野田、7/藤木の順。レーサーに混じってWR250Xで戦う野田が3番手につけます。
Lap2、そのWR250Xに乗る15/野田が78/崎山をかわし2番手に上がります。
トップを走る51/那須は快調にとばし単独トップ。Round6は悔しいレース展開となったその悔しさを叩きつけるような走り。
最終ラップ。51/那須と15/野田の間が詰まります・・・が最終コーナーをトップで現れたのは51/那須選手でした!最終ラウンドで今季初勝利をあげ、全日本昇格を決めました。
2位にはWR250Xをかる15/野田選手が
3位には78/崎山選手が入りました。

▲最終ラウンドで1勝をあげ全日本昇格を決めた51/那須南斗(ナスミナト)選手。

▲レーサーマシンを相手にWR250Xで2位に食い込んだ15/野田浩平選手。前ラウンドまではS3に参戦しておりすでに全日本昇格を決めています。

▲3位に入ったのは78/崎山涼也(サキヤマスズヤ)選手。綺麗なライディングフォームが特徴です。

▲5位は250SBの31/遠坂雄亮選手。かつて高山ナオト選手がWR250Xで全日本S2で戦ったマシンや、S1-OPENで300ccCRFでチャンピオンを取っていますがこのマシンもこの遠坂選手が作りました。
■S1チャレンジ S3クラス
WR250XやCRF250Mなどの一般市販車とミニモトのクラスがこのS3です。
このS3もコースコンディション変わらずアスファルトはフルウェット、ダートもヘビーマディです。
ホールショットからトップに躍り出たのはS1-OPENで勝った54/唐澤選手。今回はダブルエントリーです。2番手には47大北、3番手は7/高野、そして39/伊藤と続きます。
トップ54/唐澤、続いて47/大北、7/高野、39/伊藤の順。周回を重ねるごとにその差は広がっていきます。が、ダートはぬかるんでおりちょっとしたミスで転倒が起こり、順位は入れ替わります。
最終ラップ。39/伊藤が7/高野をかわし3番手に。
最初にチェッカーが振られたのは54/唐澤選手。
2位には47大北選手が入り、3位にはその39/伊藤選手が入ります。

▲2位に入ったのは47/大北賢人選手。大北選手は前日のプラクティスもマシンセットアップもおこなっていません。日曜の朝のタイムアタックでぶっつけ本番で参戦するスタイル。てか、このCRF250Lがちょっと気になります。

▲3位には39/伊藤敏彦選手が入りました。最終ラップで3位に。雨は小雨ですが、朝から降る続いた雨がコースに溜まっています。

▲4位にはいったのは7/高野善行選手。最終ラップが悔やまれます。

▲6位は72/梅崎奈々選手が入りました。女性選手になります。
■S1チャレンジ その他の選手は次回に
次回は入賞外の選手もランダムに紹介します。
ちょっと言いにくいことなんですが、
「勝つことがすべて 順位がすべて」とKRAZyでは考えていません・・・すいません(汗。
モトスポーツはお金が動いていることもあって(※)エンターテイメントという側面があります。が、スポーツであることにはかわりはありません。
スポーツとは自由と平等が純粋に実現する場所だと考えています。宗教や生まれ、性別や階級で差別されず、みなが同じ権利とチャンスが与えられる(あくまでもルールの下にですが)場所です。
実社会ではお金を払う人が上で受け取る人が下、または会社などの仕事の場では役職が上な人と下な人では上下関係が発生することがあります。ですが、スポーツの場ではそれはありません。ある意味では理想社会なのかなと思っています。
自由と平等を実現する場所、それがスポーツなのかなと。そのスポーツがいろいろ存在することで多くの方々がそれを体験できる場所になっているのかなと考えています。
レースレポートでは順位を基準に紹介していますが、便宜上そうしているだけ・・・というのが本音です。そういう意味ではできればもっと多くの方のかっこよさや頑張りを見てもらえたらと思っています。
とか、いいことっぽいことを書いていますが、KRAZyの活動にかけられる時間も限られています。ので、一部の方になってしますが、次回のレポで紹介できたらと考えています。
自分がモトスポーツをやるようになったきっかけは、バイクそのものかっこよさと、乗っている人のかっこよさでした。理屈ではなくこの点に引きつけられたんです。やる人だけじゃなく、見る人もこのカッコよさに引きつけられるのではないのかなぁと考えています。
なので出来るだけ、選手の皆さんのかっこいいシーンを紹介できたらいいなぁと考えています。順位に関係なく全員が讃えられる権利があるように感じています。
・・・ちなみに、クラッシュシーンなどを取り上げると閲覧数が上がります。閲覧数を稼ぐことやイイネの数がすべて!みたいなことはしたくないなぁと思っていて、たまに「クラッシュシーンが見たい」という声をいただくんですが、KRAZyでは紹介していません(汗。危ないスポーツというネガティブな印象が残りそうだからです。
※:スポンサーがつくというのは、用品なりお金なりが選手に与えられることです。つまりビジネスにつながっています。それがビジネスになるには、多くの方々に見てもらう必要があります。そこでエンター0テイメントという側面が発生します。AMAが成功しているのはこのバランスが良いからだそうようです。
■写真提供
<追記>
写真の件を忘れていました。
S1チャレンジに参戦の選手ご本人からの依頼があれば写真を提供させていただきます。下記メールアドレスにメールを送ってください。無料にて提供させていただきます。
※営業活動など利益につながる場合は有料とさせていただきます。
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KRAZy/クレイジーはKRAZy DESIGNが運営発信しています。KRAZy DESIGNでは広告企画と制作(ポスターやCMなど)などを行っています https://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
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