2025.11.22
スーパーモト2025 Rd.7 愛知/S1-PRO「トップに立った日浦、4番手の小原」Part2
■オールジャパンスーパーモト2025 Round7 愛知/美浜 S1 PRO
「Race1、トップに立った日浦、4番手の小原」-21.Nov.2025-
朝一番の行われるのがタイムアタック。このタイムがレース1のグリッドを決めます。このような悪天候の場合、できるだけ前からスタートすることが重要になります。前に誰かが走るということはその選手のミスが自分に影響するからです。
1番タイムを出しポールポジションを得たのは2/日浦選手。非常に滑りやすいダートセクションであるにも関わらず、オフ系選手を上回るタイムを叩き出しました。
チャンピオンを争うライバル1/小原はタイアタ中の接触の影響か6番タイムです…2列目中央グリッド、スタート直後の1コーナーの混乱に巻き込まれる可能性のあるグリッドです。
2番グリッドは5/金子、3番グリッドは18/沖、そして4バッbグリッドには8/大金アユムが食い込みます。ダートセクションが荒れたレースをあまり得意にしていない8/大金でしたが、フロントローを獲得。注目です。
■Race1
ホールショットを奪ったのは2/日浦。雨のターマックは得意ですが中でもブレーキングがすごい。1から2コナーまでにすでに後続との距離を築きます。
18/沖、5/金子、そしてなんと1/小原が4番手に上がります。正確なラインの見極めとブレーキングでまずは2人をパス。これは大きいです。
序盤。トップは2/日浦、やや距離を置いて18/沖、5/金子、1/小原が続きます。距離はありますがワンミスで順位が入れ替わる距離。この3人からやや離れて先の8/大金、再び距離を置いて6/新沼がおいます。
Lap3。18/沖のミスから2番手に5/金子、3番手に1/小原が上がります。18/沖は番手。
2/日浦 >>5/金子 1/小原 18/沖 >>8/大金 >>6/新沼の順となります。
(>は距離のあることを示します。>はアタック可能な距離、>>はすぐにはアタックできないが、大きく離れてはいない距離。美浜のホームストレートであれば10mほど。名前の間に半角のあきは、距離のない状態。半角のアキもない場合は、コーナーでは横に並ぶほどのほぼ距離のない状態。)
Lap6。2/日浦 >>>>5/金子 1/小原 >>>18/沖 8/大金の順。日浦はハイペースで2番手グループとの距離を広げて行きます。ヤシの木コーナー手前のヘアピン進入ではフルウェットの中であるにも関わらず、スライドを使ってのブレーキング。ハイペースです。
1/小原は今の3番手ではいけません。なんとしても5/金子をパスし2番手に上がりたいところ。
Lap7。ダート出口の先にある定常旋回の右コーナーで1/小原が仕掛け、立ち上がりで5/金子の前に出ます(写真)。その直後にある最終コーナーへのブレーキングで金子も差し返すことを狙いますが、ここも1/小原が制し2番手に!

▲絵に描いたようなパッシングです。1/小原はアウトから進入し、早めに車体の向きを変えいち早く加速。水たまりでの向き替えで旋回がやや遅れた5/金子のインに入り、パッシングに成功。しかしこの直後には最終左コーナーへのフルブレーキングがあります。5/金子は左側にいますからインに入りやすいのですが、小原のシャープなブレーキングに軍配が上がります。もしここで5/金子がフロントタイヤだけでもインに差し込めたなら、1/小原をアウトに弾き出すことも可能だったかもしれません。ブレーキングが大切とよく言われますが、こういうことなのかも。「偶然これが撮れました」とカメラマンの篠原さん。そんなわけはなく、どうやらこのシーンを狙っていたようです。でなければ進入のあそこからシャッターを押しているわはないはず。さすがです!
そして最終ラップ、トップは2/日浦。大きく開いて1/小原。この距離はホームストレート1本以上の差。
チェッカーが最初に振られたのは2/日浦ダイジロウ選手でした。それからやや距離を置いて2位に入ったのは1/小原ケント選手でした。
3位には5/金子カズユキ選手が入りました。

▲レース1に勝ったのは2/日浦大治郎選手。2位とは大きな差を作っての勝利でした。

▲3位に入った金子和之選手。荒れたレースほど強いベテランです。画像はダートコースですが、土手下の唯一荒れていないグラベル部分。
これでポイントは、
2/日浦・・246+25=271point
1/小原・・257+20=277point
2人の差は6ポイントに縮まりました。
順位と獲得ポイントは
1位は25point
2位は20point
3位は16point
・・・
レース2では日浦選手は勝つしかありません。
一方、小原選手は2位でもチャンピオン、しかし3位では日浦選手のチャンピオンとなります。
ダートセクションが荒れていますから、レース2では何がおきるのかわかりません。わずかなミスが失速につながり、また前に転倒者やスタックが突然現れる可能性もあります。チャンピオン争いは2025年最終レースとなるレース2に持ち込まれます。

▲2位に入りチャンピオンに王手をかけた1/小原選手。確実で且つ冷静なレース運びはまさに2024年チャンピオンの走りでした。
■Race1 結果

▲序盤は3位につけていたのですがミスから後退し、4位となった18/沖勇也選手。

▲コースコンディションの難しいレースで5位に食い込んだのは若き8/大金歩夢選手でした。成長途中の注目の選手です。

▲6位に入ったのはTM motoに乗る6/新沼伸介選手。TMは日本ではまだあまり」知られていないメーカーですが非常に高性能な車両を作っている名門です。スーパーモトだけでなく、エンデューロやモトクロスマシンも作っており、ナンバー取得可能な車両もあります。
part3に続く。
これからOVERALLの準備に向かいます。続きは月曜の夕方になります。
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