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2020.06.19

⑥「MOTARD TOKYO 2030」プロライダーとなったアツシ選手

表紙 6

 
 
■スーパーモト日本人初プロライダーとなったアツシ選手に「MOTARD TOKYO 2030」での成功を聞いてみた/Part6-19.Jun.2020-
時は2030年初夏、そうです、10年後です。場所はTOKYO、アジアスーパーモタード選手権「MOTARD TOKYO 2030」の開幕ラウンド。レース大好き女子愛ちゃんとその仲間達、そしてライダー達の未来のお話Part6です。

 

Part6は、スーパーモトアジア選手権で日本人初のプロライダーとなったアツシ選手にインタビュー。アツシ選手はスーパーモトのベテランライダー。日本人初となる完全プロライダーです。契約金などでライディングだけで生活するライダーです。
今の2020年現在、日本のスーパーモトでは完全なプロは存在しません。トップライダーでもその多くは本業がありその傍らレースに参戦しています。

 

「それって趣味と同じじゃ?」と言ってしまえばそうなります・・・。でもこれが現実です。

 

実はこれはエンデューロでもクロスカントリーでも同じです。モトクロスやトライアルですら完全なプロライダーはほんの数人となっています。

 

プロライダーは年々減っているというのが2020年の今です。
理由は簡単。国内のレース選手に払うほどの利益が国内で上がっていないからです。すくなくとも各ジャンルのトップクラスのレース用マシンは、国内では数えるほどしか売れていません。10台や50台、と数えるほどしか売れていないのに、プロライダーは雇えません。当然です。

 

が、2030年、アジアスーパーモト選手権ではプロライダーが多く存在していました・・・。
いったい何があったのでしょうか。

 
 

※Part1は5月21日2020年に、Part2は5月24日、Part3は5月29日、Part4は6月4日にアップされています

http://www.krazy-web.com/custom/レース開幕!「motard-tokyo-2030」/

http://www.krazy-web.com/custom/レース開幕!「motard-tokyo-2030」-part2/

http://www.krazy-web.com/custom/いよいよ-レース開幕!「motard-tokyo-2030」-part3/

http://www.krazy-web.com/custom/いよいよ-レース開幕!「motard-tokyo-2030」-part4/

http://www.krazy-web.com/custom/企業がレースに求めたこと「motard-tokyo-2030」-part5/

※過去のレポートを探す際は、トップページの右上にあるSEARCHにキーワードを入力すると候補がいくつか出てきます。

 
 

■スーパーモトは、アジアという経済成長が大きく、また人口の多いエリアに出て行くことで成功。

 

2020年の世界的コロナパンデミックにより、世の中は大きく変わりました。

 

2020年に予定されていた東京オリンピックは開催中止となり、
またモータースポーツも大きな変化がありました。
全日本モトクロスではHRC(ホンダ)が撤退。
実質ファクトリーと呼べるのはヤマハとカワサキのみ。
全日本ロードも同様な状況です。

 

しかしスーパーモトはこの数年後、FIMの元ではないものの日本とオーストラリアを含むアジア選手権を本格的に始動します。アジアはまだまだ成長いちじるしく、また人口も圧倒的です。
その結果、スーパーモトで日本人プロライダーが誕生し、国内の人気もそれまでとは大きく変わっていきます。

 
 

■スーパーモトで初の日本人プロライダーとなったアツシ選手。「アジアスーパーモト選手権/MOTARD TOKYO」の魅力と価値

 

「僕は速くもなりたかったンですけど、仕事で走れるようにもなりたかったンです。
なにしろお金がなかったから・・・苦笑。
それで、いろいろな先輩ライダーに聞きました。2022-3年頃です。
イッキ選手や高山選手やヤッシー選手、そしてリュータ選手です。
そこで出した答えが人口の多いアジアで走ることでした」

 

「アジアは全体でいうと人口が非常に多く、中国を含めずとも20億人以上になります。
またバイクはまだまだ売れていて、とくにスポーツや趣味としてのバイクも今後成長すると当時考えました。
だから自分がレースで走ることが世の中の役にたつんじゃないかと」

 
 

Xファイターズエイゴがモニター
▲「FMX界でいち早くプロになったのがこのモニターに写っている佐藤エイゴ選手です。いつもファンを大切にし、そしてFMXの未来について考えてたと聞いています」アツシ選手談。

 
 

「もうひとつあります。
当時僕はバイトで芸能界で日雇いのバイトをやってたんですが
そこで気がついた」ことがありました。
歌が上手いひとがプロになれるわけじゃないんです。
上手い必要はあるンですけど、もっと必要なのは
お客様が求めることを提供できるかどうか?
なんです・・・。」

 

「ライダーはサッカー選手と同じで、すごいパフォーマンスを観ていただくことでお金をもらっているんだと考えました。
それは歌手や俳優さんと同じですよね・・・。
当時も今もマシン開発の意味で乗るわけじゃないから※、こう考えるのが正しいだろうと」

※スーパーモトはこの時代もモトクロス用の車両をモタード用にチューンして使っていました。つまりメーカーにはスーパーモトという商品はないので、商品開発という仕事もありません。

 

「まずは1000人の僕のファンをつくるために努力しました。
走るだけじゃなく、僕を知ってもらうことにも努力しました。
言葉が共通じゃないけど、英語ができたらあとはなんとかなりました(笑」

 

「アジアのみなさんは、本当に気さくに話しかけてきてくれます。
日本だとお客様は僕らに気を使ってくれているんだと思うんですが、
なかなか声をかけてもらえませんでした。
でもアジアはどこの国でも気軽に声をかけてくれるし、サインや写真をお願いされます」

 
 

ファンとリュータ
▲「これはむかしむかしのまだモタードと呼ばれていた頃の大先輩達がアジアで走ったときの写真だそうです。むこうでは気軽に肩を組んで写真いい?って言って来るンだよって大先輩の金児リュータ選手から聞きました」今もこんなかんじ。日本はもっと今恐縮しながらお願いしにくるっていうか・・・苦笑」と昔の写真を見ながら語るアツシ選手。

 
 

「あ、こういう気さくに写真とかサインとかって、ぼくはイヤじゃないです、むしろうれしいンです♬」

 

「今はオーストラリアのチームで走っています。ニューカッスルのボイドさんのチームです。
イッキさんもマコト先輩もトミー先輩、そして世界のフラットダートで大森マサ選手も
このチームにお世話になったことがあるという
日本とはとても強い繋がりのあるチームです」

 

「この”MOTARD TOKYO/アジアスーパーモト選手権開幕ラウンド”は
スポーツ性とイベント性のバランスがいいですよね。
スポーツの精神はしっかり保たれていながら、
サポーターのみなさんは観て応援して楽しむというイベント性もある。
そのひとつが選手がブースにいてお客様と接触できるって点です。
僕はサポーターのみなさんに会うことが好きなので
指定された時間以外にもブースにいますよ♡」

 

「とにかく誰かの役にたつこと、
そして、求められることをキチンと提供できるかどうか、
これがプロへの第一歩だと思っています。
来月のインドネシアで開催されるMOTARD JAKARTA 2030でも活躍しますので
取材よろしくお願いします!」

 
 

ファンとリュータ

 
 

■愛ちゃんとMOATRD TOKYO

 
愛です♡ なんかひさびさ・・・♬
企業のマーケティング担当の方々や選手のインタビューが続いたからね。

 

今は夜のレースが始まる前のディナー休憩の時間。
今日はいろいろ買っちゃったなぁ♬
年に1回だからね。応援したいから応援グッズもいっぱい買っちゃった♬

 

この応援グッズも選手の活動資金になるんだ。
レディースクラスのアタシが応援してるアリサ選手はまだまだレース資金が足りないから
こういうグッズの収入で足りない分をまかなってるんだよね。

 

むかし、人気の女子アイドルグループがいたらしいンだけど
40人とか50人のグループなんだって。
ファンがグッズやCDをとにかう買いまくって応援してたらしい。
今のレースもその仕組みを取り入れてるらしいんだ。

 

まぁそういうのはよくわかなんけど、
応援するとかサポートするのは楽しい。

 

去年からお客様はファンとサポーターにわかれてるようになったんだ。
グッズを買ったりして選手を支えているのがサポーター。
サポーターは手首にピンクのベルトを巻いてるからすぐわかる。
会場も行ける範囲が広いんだよ。

 

第2レースが楽しみだなぁ・・・
あ、花火!もう夜の第2レースが始まる♬

 

♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫   

 

ポンタ)プロになるのはたいへんなんだねー
賢太郎)全日本という国内だけじゃなく、全アジアという範囲でやれば人口も多いし経済も成長してるからプロもうまれやすいよね。これなら二輪メーカーもファクトリーを作る意味もあるかもね。
ポンタ)愛ちゃんがもどってきてうれしいなぁ。
賢太郎)そこ?

 

♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫    ♫   

 

つづくつづくまだまだつづきます。
 

※登場人物はすべて仮名です。
photo:篠原成好+KRAZy

 
 
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KONDO designは 広告企画・制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
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