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2017.05.12

ロッシさんとのライディングポジションの違いについて by 和泉拓

プリント

 

日野ハードエンデューロから「ロッシさんとのライディングポジションの違いについて by 和泉拓」

4月の9日、群馬県藤岡の日野で日野ハードエンデューロの取材に行ってきました。
関東での本格的ハードエンデューロの開催となりました。高橋ヒロシ(通称ロッシ)選手や和泉タク選手も参加し、関東でのハードエンデューロの始まりを感じさせました。
そのレポートは19~24日にアップしていますが、その際ロッシ(高橋ヒロシ)選手↑と↓和泉タク選手のヒルクライムライディングを真横から撮影できました。
 
このハードエンデューロでのヒルクライムは、独特のライディングを行ないます。スピードを使わないトラクション重視のヒルクライムライディング。助走ゼロに近いヒルクライムのためのものです。このライディングがあるからあの4段ステアも軽々とクリアするようです。
 
前置きはこれくらいにして、そのロッシ選手のライディングポジションについて和泉選手から解説をいただきました。和泉選手のライディング写真と比べての解説です。

 
 

以下は和泉選手からの解説です。では。

 
タク1

 
 

比べてみるとロッシさんの車両のポジションはノーマル比でハンドルが前、ステップが後ろになっています。
この二点間が離れていると、登りのスタンディング時は余裕を持って操作し易いですね。
上体を前に被せても腕が邪魔になりませんし、ステップに真っ直ぐ荷重を与え易いです。
前乗りでフロントが浮くのを防止しつつ後ろタイヤにしっかり荷重を掛けるという、トライアル的ヒルクライムの教科書的フォームだと思います。
途中に段差が有ったり、ラインが曲がってるヒルクライムでもこのフォームなら十分対処出来ます。
僕の場合はほぼノーマルなので、体格もあって上体を前に被せるのがちょっとやりにくいですね。
二点間の距離も短いので窮屈に見えます。
ロッシさんのはレバーもかなり下向きですね。ヒルクライム時には操作し易いですけど、座るとあっという間に腕が上がるのと、下りで操作し難いですね。
そう、実は上で書いたヒルクライム様セッティングは、下りではほぼ全てデメリットになります。

 
 

下り=ブレーキング時の腰を目一杯引いたフォームを取ると、ハンドルが遠いので腕が伸び切っちゃいますし、足は伸ばせないのでステップに荷重を与えにくいです。
伸び切った腕で、更に下方にレバーがあったら指が届きませんよね?
ちなみにハンドル遠いのと、ステップ後ろはコーナリングにも良くない影響があります。ハンドルが遠いとシッティングのコーナリング時に脇を締める姿勢が取りにくいし、後ろ過ぎるステップでは外足荷重もしにくいです。
ロッシさんの場合は「シッティングコーナリングはしない」「下りは(自分の技量内で)どうとでもなる」「そもそも殆どシッティングしない」事から上記のデメリットが有っても登り重視セッティングになってるのだと思います。
僕の場合、今回のレースはそこまで激しい登りは無いであろうと言う予想と、JEC広島の練習も兼ねてなのでハイスピード対応のノーマルに近いセッティングで臨みました。実際、登りのミスは殆ど無かったので良かったと思います。下りで多少楽出来るので体力も温存出来ますし
https://www.facebook.com/izumi.taku

 
 

ステップが後ろのメリットは再発進にも大きいですね。すぐにスタンディング出来るので再発進がとてもやりやすいです。途中で座っても立ちやすいかな。
ロッシさんや僕はワンオフの30mm~50mmバックのステップを持っていますが、ちょっと試して見たい方はFASTWAYのステップがオススメです。カラー入れ替えで10mm~15mm(車種による)くらい下後ろ方向に下げられます。スピードレースだったら戻せば良いし。
もっと色々有るけど、とりあえずこの辺で(笑)

 
 

おおお〜、わかりやす〜い!さすが和泉拓(イズミ タク)選手。
和泉選手は仙台でStrange Motorcycle(ストレンジ モーターサイオクル)というバイクショップをやっています。
オフがメインですが、以前はモタードレースにも参戦しており優勝も。
その前はXtreme Rideも。ビュエルやBMWなどでアクロバットなライディングを見せてくれていました。
瞬間接着剤アロンアルファのCMやトヨタのCM、イタリアのオシャレバイク雑誌RIDERにも出たことも。

 
 
 
 

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発行責任者:近藤正之