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2024.11.06

世界でも珍しいダート50% / スーパーモト R6 Part3

表紙pro-b part3
 
 

◾️全日本スーパーモト2024 R6 奈良/名阪 S1 PROクラス
「世界でも珍しいダート50%のスーパーモト」Part3
-06.Nov.2024- 

 10月12-13日、奈良県にある名阪スポーツランドで全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound6が開催されました。

 

 ここは最高峰のS1プロクラスのレースレポートPar3となります。

 
 

イメージカット基本
▲パドックで出会った可愛いファンの皆さん!

 

犬

 
 

◾️S1 PRO / Race2 
 15時40分、この日最後のレースとなるS1プロクラスRace2がいよいよスタート。

 

 ホールショットを決めレースの主導権を握ったのは、レース1で勝った#2小原ケント選手でした。それに続いたのは#1日浦選手、スタートをうまく決め3番グリッドから一人を抜いて2番手につけます。

 

 が、ダートセクションの最初の左コーナーでアウトにはじき出され4番手に落ちます。代わって2番手に上がったのはMX出身の#3川島ソウタ選手。3番手についたのは#20佐藤ミズキ選手。

 

 レースはこの順位で進行していきます。#2小原、#3川島、#20佐藤、#1日浦、#13佐々木の順です。

 

 トップ#2小原はペースアップし#3川島を振り切りたいところですが、#3川島もついていきます。スキがあれば狙える距離。

 

 その後方では#20佐藤がこの2人についていけないのか徐々に距離がひらきます。その後ろにいる#1日浦は#20佐藤をかわし、なんとかトップ争いに混じりたいところ。ですが、なかなか前に出ることができません。何度もアタックをこころみますが前に出ることができません。#2-3
▲ホールショットを決めトップに立ったのは#2小原ケント選手。主導権を握りレースを引っ張っていきます。ダートが5割以上というこのコース、できればここで2勝していきたいというのが本音だと思います。

 

 最終ラップ。#2小原は2番手#3川島との距離を作り単独走行。2番手#3川島も単独です。その後方、距離を置いて#20佐藤と#1日浦のバトルは最終章に。

 

 ダートで日浦はラインを変えて前に出ることを狙いますが#20佐藤も堪えます。ダートセクションを終え、アスファルトセクション、チェッカーまで残りはあと3つのコーナーのみ。そこで#1日浦が#20佐藤を捉え横に並びます。次の左コーナーでついに前に出ます。3番手に上がります。

 

 トップでチェッカーを受けたのは#2小原ケント選手。2位には#3川島ソウタ選手、3位には#1日浦ダイジロウ選手が入ります。#20佐藤は表彰台が目の前でしたが惜しくも4位となりました。
 
 6位には#17呉本トモヤ選手が入りました。大健闘です!

 

 これでポイントランキングトップは#2小原選手に。2位は#1日浦選手です。R6終了時点でこの2人にチャンピオン争いは絞られました。そのポイント差は8ポイントです。差があるともないとも言える微妙なポイント差です。

 

 最終ラウンドとなる愛知/美浜は今週末です、お時間のある方はぜひ。
 

FINAL ROUND 愛知/美浜ラウンド・・・美浜サーキットは知多半島の美浜にあります。https://mihama-circuit.com

 

#2-2b
▲レース2も勝利し、ランキングトップに立った#2小原ケント選手。2位#1日浦選手とのポイント差は8。2位2位ではダメ。日浦選手が1位1位なら逆転です。ひとつは勝ちが必要になります。今のところアスファルトのみのレースでは#1日浦選手に勝ち目が見えません。最終戦が雨になりダートがキャンセルになる可能性もありますから、この2勝は絶対に必要な勝利だったといえます。

 

ホコリ
 
 

◾️S1 PRO class Race2 結果
 1/#2小原堅斗 KX450 Kawasaki Plaza盛岡 & 花巻レーシング
 2/#3川島颯太 CRF450R T.E.SPORT
 3/#1日浦大治朗 CRF450R Team S.T.F.
 4/#20佐藤瑞城 CRF450R Kcross-racing
 5/#5金子和之 CRF450R idemitsu Honda PG Racing
 6/#17呉本朝也 CRF450R CP sports

 

◾️R6終了時点でのポイントランキング
 
1/246pt #2小原堅斗 KX450 Kawasaki Plaza盛岡 & 花巻レーシング
2/238pt #1日浦大治朗 CRF450R Team S.T.F.
3/167pt #3川島颯太 CRF450R T.E.SPORT
4/157pt #20佐藤瑞城 CRF450R Kcross-racing
5/154pt #5金子和之 CRF450R idemitsu Honda PG Racing
6/113pt #10新沼伸介 SMK450 TM Moto Japan Supermoto

 

 

#3-3
▲2位をゲットした#3川島ソウタ選手。少ないチャンスを活かし前に出ました。ランキングも3位に。
 

#1-2
▲最終ラップでなんとか3位に食い込んだ#1日浦選手。すごかったです、というかさすがです。抜けるポイントがないように見えたのですが、前に出ました。しかし、#2小原選手とのポイント差は8。最終戦を1位1位なら逆転でチャンピオン決定。しかし、一つ落としたら・・・。最終ラウンドのダートセクションの難易度も結果に大きく影響します。難易度の高いジャンプセクションとなれば、#2小原有利(最終ラウンドの土手を使ったジャンプセクションがなかなか難しい、着地でリアタイヤが角にヒットしてしまうと前転。その先のフラットな直線も滑りやすい)。しかし、昨年同様(日浦選手も慣れてきますから)、または難易度の低いジャンプセクションの場合は#1日浦有利といえるのではないでしょうか。雨も日浦選手に分があるように感じます。レインタイヤをよく知っているようです。ウェットでの速さ・強さはずば抜けています。ただし雨でダートセクションがぬかるんだ場合はわかりませんが。少なくとも雨でダートがキャンセルにならなければ良いのですが・・・。日浦選手も、ダートがあった上で戦いたい、と日頃から言っています。
 

#20-1
▲惜しくも4位となった#20佐藤選手。しかしまだルーキーです、将来に期待です!プロクラスに北陸の選手はそもそも少ないですが、日本海側の選手も少ないですから頑張ってほしいです(自分の出身は新潟なんですよ〜笑)。
 

#5-2
▲5位に入ったのはレース1で4位に食い込んだベテラン#5金子選手でした。若い選手に混じっての上位入賞です。ポイントランキング3位争いにしっかり加わっています。
 

#2-1
▲6位に食い込んだのは、今では数少ないスライドマイスターの#17呉本トモヤ選手でした。コースデザインによって結果が変わってくるものなんだなぁと実感しました。いずれにしろおめでとうございます
 

リアタイヤと土
 
 

次はS1 OPENクラスです。
 
 

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