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2024.11.07

世界でも珍しいダート50% / スーパーモト R6 S1 OPEN

表紙op

 
 

◾️全日本スーパーモト2024 R6 奈良/名阪 S1 OPENクラス
「S1 OPENは戦国時代、#49、#44、#46、#51、#50・・・」
-07.Nov.2024- 

 10月12-13日、奈良県にある名阪スポーツランドで全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound6が開催されました。

 

 ここはS1オープンクラスのレースレポートとなります。

 
 

イメージカット基本

 
 

◾️ゼッケンの大きな選手 
 S1 OPENは現在戦国時代です。ゼッケン44、46、49、50、51という大きな数字の選手が活躍し、毎ラウンド誰が勝つのか予想がつかないというシーズンです。

 

 このゼッケンが大きい選手というのは共通点があります。昨年このクラスを走っていないルーキー選手ということ。つまり2023年にこのクラスで実績がなく、今年新規にゼッケン登録したということ。

 

 例えば、他クラスから今年移動した、もしくは他のジャンルからの新規参戦、もしくはスポット参戦などです。時には、久々にスーパーモトに戻ってきたという選手も。

 

 今年のS1オープンはこの数字の大きな選手の活躍が多くなっています。

 

op#46-2
#46は佐藤祐希選手。今年全日本に昇格しS2クラスとこのS1オープンに参戦中。すでに3勝をあげ、常に上位に食い込んでいます。 
op#49-1
#49は伊藤諒選手。以前城取の名前でS1PROに参戦していました。現在休戦中のプロクラス金児伸二選手のマシンを借りて参戦中。 
op#44-1
#44沖勇也選手。R2では2勝をあげ、その後R4、R5に参戦し上位に入っています。今回も・・・

 

 このRound6はこのゼッケンの大きな選手達がレースを面白くしました。

 
◾️S1 OPEN class Race1 
 結果から先に書くと、

 1/#49伊藤諒 SMK450 moto sports K’s x CP sports
 2/#44沖勇也 CRF450R Dune⭐︎moto & RSG
 3/#46佐藤祐季 CRF450R Kcross Racing
 4/#12佐々木徹 RM-Z TEAM.HOT.STAFF
 5/#6梅田祥太郎 SMK450 TM Moto Japan Supermoto
 6/#51宮岡貴之 CRF450R ハラツヨ★ワークス

 
 

op#49-2
▲Race1に勝った#49伊藤リョウ選手 SMK450 moto sports K’s x CP sports

 

 まずは#49伊藤リョウ選手がレースをリード。序盤、#50鈴木ユウナ選手が2番手に上がり、その#49伊藤選手にアタック。このバトルはレース中盤まで続きます。が、#50鈴木選手のミスや転倒で下位に落ちてしまいます。

 

 代わって2番手に上がり#49伊藤選手を追ったのは#44沖勇也選手でした。最終ラップまで背後に張り付き何度も仕掛けますが、前に出ることができません。

 

 チェッカーを真っ先に受けたのは#49伊藤選手でした。2位には#44沖選手、3には#46佐藤祐希選手が入りました。ゼッケン51の宮岡タカユキ選手も6位に入っています。スポット参戦です。

 
 

op#44-2
▲惜しくも2位となった#44沖勇也 CRF450R Dune⭐︎moto & RSG 熊本から参戦 

op#46-1
▲3位は46佐藤祐季選手 CRF450R Kcross Racing ランキングポイントではトップとの差を大きく縮めて2位。 

op#12-1
▲4位には#12佐々木トオル選手 RM-Z TEAM.HOT.STAFF 

op#6-1
▲5位に入った#6梅田ショウタロウ選手 SMK450 TM Moto Japan Supermoto 

 

◾️S1 OPEN class Race2 

 Race2も結果から先に書くと、

 1/#49伊藤諒 SMK450 moto sports K’s x CP sports
 2/#44沖勇也 CRF450R Dune⭐︎moto & RSG
 3/#46佐藤祐季 CRF450R Kcross Racing
 4/#51宮岡貴之 CRF450R ハラツヨ★ワークス12佐々木徹 RM-Z TEAM.HOT.STAFF
 5/#50鈴木優那 CRF450R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
 6/#12佐々木徹 RM-Z TEAM.HOT.STAFF

 
 

 Race2も#49伊藤リョウ選手がトップに立ちレースの主導権を奪います。が、その背後に#44沖ユウヤ選手がはりつきます。3番手は#46佐藤ユウキ選手。
 
 この2人によるトップ争いが展開。3番手佐藤は徐々に離されていきます。
 
 終盤、#46佐藤、#51宮岡、#50鈴木の3人による3位争いが展開。同時にバックマーカーが現れ始め、この3人の争いにも影響が。
  
 トップ争いは最終ラップまで続きますが、勝ったのは#49伊藤選手でした。2位は#44沖選手、3位は#46佐藤が入りました。

 
 

op#49-2
▲これで今季4勝です。#49伊藤リョウ選手 SMK450 moto sports K’s x CP sports  

op#50-1
▲5位に入った#50鈴木ユウナ選手 CRF450R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング そうです、女性選手です。MX出身です。女性ながら、男性に混じって全日本MXのIBで戦っていました。 

op#51-1
▲4位に入ったのは#51宮岡貴之 CRF450R ハラツヨ★ワークス 昨年もスポットで参戦し結果を出しています。 

◾️#49伊藤諒選手インタビュー 

「今年はR4の名阪から出ています。今回はパパ(S1プロ#7金児選手 怪我のため現在休戦中)のTM moto SMK450を借りて乗っています。とても乗りやすく、速かったです。バッチリでした。ヒート1(レース1)はとにかく平常心で走っていました。振り向いてはいないけど、後ろについているのはわかっていましたから、自分の道を走っていれば大丈夫だと思って走っていました。ヒート2(レース2)も同じです。自分の走りをするだけです。ダートセクションはアウト側のバンクをつかうようにしていました。スピードを落としたくなかったからです。とにかくTMはパパの仕様のままですが乗りやすいし速いしよかったです」

 

◾️R6終了時点でのポイントランキング
 
1/142pt #17田淵智之 FS450 関西WRX RPB
2/128pt #46佐藤祐季 CRF450R Kcross Racing.
3/124pt #44沖勇也 CRF450R Dune⭐︎moto & RSG
4/111pt #40勝谷仁 CRF450R idemitsu Honda Tochigi PR Racing
5/103pt #6梅田祥太郎 SMK450 TM Moto Japan Supermoto
6/102pt #7高部充陽 KX450 HSKY Racing
 

ランキング3位までがS1プロクラスに昇格となります。最終戦ではここの争いも注目です。2レースありますし、誰が勝つか、また上位は誰なのか予想もつきません。

 
 

op#49-2
▲現在142ポイントでランキングトップの#17田淵智之選手。チャンピオンまであともう少し。 

op#11-fantic
▲日本ではまだ珍しいFanticのスーパーモト。ライダーは#11大野雅樹選手。仙台のバイクショップフクダテクニカで製作されたマシンです。 

 

次回はS2です。

 
 

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