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2024.11.08

世界でも珍しいダート50% / スーパーモト R6 S2

表紙s2

 
 

◾️全日本スーパーモト2024 R6 奈良/名阪 S2クラス
「#6藤田、#23佐藤、そして#26鈴木」
-08.Nov.2024- 

 10月12-13日、奈良県にある名阪スポーツランドで全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound6が開催されました。

 

 ここは軽量マシンのS2クラスのレースレポートとなります。S2クラスは4スト250ccレーシングマシンのクラスとなります。

 
 

ユウナ-1
▲S2クラスは4st250cc(2ストの場合は125cc)のレース専用マシンで戦うクラスです。軽量・小排気量のマシンのクラスとなります。250ccという小排気量とは言え、レース専用マシン(モトクロス用)は体感的には数値以上のパワーを持っています。写真はR5終了時点でS2クラスポイントリーダーの#6藤田友貴選手。マシンは2st125ccのYZ125です。チームはグライドライド*ドコモタ

 

◾️S2クラス 4st250ccモトクロスマシン 

 S2クラスは4スト250ccのモトクロスマシンのクラスとなります。以前は人気のクラスでしたが今は低迷。参加者は一桁が続いています。

 

 一方4スト450ccがメインのS1 OPENは人気があります。こちらは毎ラウンド人気のクラスです。もしかしたらS2は250ccで格下というイメージがあり、参加する価値が低いというイメージがあるのでしょうか。

 

 S2の方がマシンコントロールのスキルが身につきやすく成長が早いと言われています。本来の性能を引き出しながらのライディングが身につきやすい、マシンを仕上げる費用が抑えられるなどのメリットがあると言われています。

 

 今回は6選手でのレースとなりました。

 
 

ライセンス+M3含む

 
 

◾️チャンピオン争いの#6藤田、#23佐藤。そこにダートの#26鈴木が参戦 

 前ラウンドのR5終了自点でS2クラスポイントリーダーは#6藤田友貴選手/198ポイント。2位は#23佐藤祐希選手/194、と2人のポイント差はわずか4。

 

 そこにR4から鈴木優那選手が参戦。怪我でレースを休んでいたのですが、R4から復帰しました。#26鈴木選手はモトクロス出身であり、以前S2クラスのチャンピオン争いを展開した実力のある選手です。今回と同じコースで開催されたR4ではいきなり2勝をあげています。途中参戦のためチャンピオン争いには加わることはできませんが、上記の2人にこの鈴木選手がどこまで食い込むか?というのがこのR6の見どころ。

 
 

#2-2b

 

◾️S2 class Race1 

 レースをリードしたのはPPからスタートした#23佐藤ユウキ選手、そこに#26鈴木ユウナ選手、#6藤田ユウキ選手、#21上原耕時選手、#5佐藤省吾選手、#11加藤健選手と続きます。
 
 Lap2、トップの#23佐藤がミス。その隙に#26鈴木がトップを奪い、2番手#6藤田、#23佐藤の順に。
 
 ダートに自信のある#26鈴木はペースアップ、追う#6藤田との距離を広げていきます。
 
 レース中盤、2番手の#6藤田がダートセクションでスリップダウン。それを#23佐藤がパスし2番手に。
 
 #26鈴木は単独トップを守り切ってトップでチェッカー。今季3勝目をあげます。2位には23佐藤、3位は#6藤田が入りました。

 
 

s2#26-1
▲勝ったのは#26鈴木ユウナ選手。ダートでの速さは抜けていました。 

s2#23-1
▲2位は#23佐藤ユウキ選手。トップを走るもミスで2位に。 

s2#6-1ジャンプ
▲3位は#6藤田ユウキ選手となりました。 

◾️S2 class Race1 結果

 1/#26鈴木優那 CRF250R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
 2/#23佐藤祐季 250SX-F K-CROSS racing
 3/#6藤田友貴 YZ125 グライドライド*ドコモタ
 4/#5佐藤省吾 RM-Z250 モトサービス EDGE
 5/#11加藤健 KX250F DIABROS&moto Force with WAKO’S
 6/#21上原耕時 YZ125 ベンジコハクレーシング&Six Color’s

 
 

s2#5-1
▲4位に入ったのは#5佐藤選手。 

s2#11-2
▲5位に入った#11加藤タケル選手。九州からの参戦です。 

s2#26-1
▲YZ125で戦う#21上原コウジ選手。6位に入りました。 

タイヤの跡

 
 
◾️S2 class Race2

 

 Race2も#23佐藤がホールショット(HS(ホールショット)を決めトップに立ちます。Race1で勝った#26鈴木が続き、#6藤田、#5佐藤ショウゴ、#11加藤、#21上原の順。
 
 レース中盤まで#23佐藤はトップを走りますが、スリップダウンで#26鈴木がトップに。#26鈴木、#23佐藤、#6藤田の順に変わります。
 
 #26鈴木はトップに立つと一時は後続を引き離します。

 
 

s2#26-2
▲レース2もトップに立ちレースを引っ張る#26鈴木

 
 が終盤、#23佐藤がその差を縮めていきます。最終ラップ、#23佐藤は#26鈴木の背中を捕まえることのできる距離までその差を縮めます。これはどうなるかわかりません。
 
 そのまま長いダートセクションを終えロードセクションに戻ります。ロードセクションは#23佐藤の方がやや速いようです。
 
 最終コーナーを立ち上がった順は#26鈴木ユウナ、そして#23佐藤ユウキの順。勝ったのは#26鈴木ユウナ選手でした。
 
 2位は#23佐藤ユウキ、3位は#6藤田ユウキが入りました。

 
 

s2#26-3
▲レース2も勝利、これで4勝。#26鈴木ユウナ選手。 

s2#23-2
▲2位に入った#23佐藤ユウキ選手。 

s2#6-2
▲3位は#6藤田ユウキ選手。 

◾️S2 Race2 結果

 

 1/#26鈴木優那 CRF250R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
 2/#23佐藤祐季 250SX-F K-CROSS racing
 3/#6藤田友貴 YZ125 グライドライド*ドコモタ
 4/#5佐藤省吾 RM-Z250 モトサービス EDGE
 5/#11加藤健 KX250F DIABROS&moto Force with WAKO’S
 6/#21上原耕時 YZ125 ベンジコハクレーシング&Six Color’s

 
 

s2#5-1
▲4位は#5佐藤ショウゴ選手。あえて細いタイヤで戦っています。 

s2#11-1
▲5位は#11加藤タケル選手。 

s2#21-1
▲6位は#21上原コウジ選手。 

 

◾️R6終了時点でのポイントランキング
 
1/234pt #23佐藤祐季 250SX-F K-CROSS racing
2/230pt #6藤田友貴 YZ125 グライドライド*ドコモタ.
3/142pt #5佐藤省吾 RM-Z250 モトサービス EDGE
4/123pt #26鈴木優那 CRF250R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
5/78pt #22宮本拓実 YZ250F GARAGE OPB MOTOTEC-R4
6/74pt #12高津戸佳彦 CRF250R HSKY Racing
 

ランキング3位までがS1プロクラスに昇格する権利を得ます。昇格するか、S2に残るかは選択できます(S1 OPENは自動昇格なので、残留はできません)。最終ラウンドはこの戦いも注目です。

 
 

 次回のレポートは怪我から復帰した#26鈴木優那選手のインタビュー記事になります。
 
 
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