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2020.10.14

今週末はスーパーモトジャパン最終ラウンド。愛知美浜

0表紙予告

 
 
■S1 PRO classは、#1日浦、#2森田が同ポイントでチャンピオンに挑みます。-14.Oct.2020-
 

今週末の17-18日は全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2020の最終ラウンドが愛知県で開催されます。

 

トップクラスのS1 PRO classは、現役ロードレース選手の日浦大治朗選手と、モトクロスIA出身であり今のスーパーモトを築き上げてきた森田一輝選手による同ポイントでのチャンピオン争い。

 

このレースはその現場に立ち会ったほうがいいタイプのレースかもしれません。伝説になるように思うんです。数年に1回のレースです。

 
 

1表紙
▲2018年の取材から。知多半島は海に囲まれた南北に細長い半島です。暖かで海の幸がおいしい事で有名。

 
 

■愛知県知多半島美浜サーキット

 

レース会場は愛知県知多半島にある美浜サーキット。知多半島の真ん中からやや下です。高速美浜ICを下りて10-15分くらいです。知多半島は暖かく、海の幸がおいしいことで有名です。

 

このコースは全体にテクニカルです。特にヤシの木コーナー※周辺がポイントです。

 
※ヤシの木が立っているコーナー。コースのほぼ中央にあります。直系10メートルほどの円弧を描くコーナー。そのコースの形状のまま旋回するとアクセルを開けることができなくてタイムが伸びません。1つのコーナーと考えて旋回する必要があります。ある監督にそのコーナリングの方法論を聞いたことがあるんですが、全くわかりませんでした。意味はわかるのですが、どうやったらそんなことが可能なのかがわかりませんww。コーナーひとつとっても、そういう高いレベルで選手は走っているんですね…

 

#3パパ
▲2018のレースから。そのヤシの木コーナーを旋回する金児伸二。金児選手はマシンを深くバンクさせるのが特徴。なんと今年59歳!!!鉄人です。

 

■観戦ポイント

 

このヤシの木コーナーは一定の半径の円、そのコースの形状のまま曲がると、だらだらと旋回することになりアクセルはパーシャルのまま(自分が走るとそうなります)。このコーナーがまず難しい。タイムに大きく影響します。

 

※このコーナーをよーく観ていると、ここで一気に後ろを突き放したり、前との距離をつめる選手がいます。

 

またこのヤシの木の手前の左ヘアピンも上手くコンパクトに曲がることが大切。ロード系の選手は非常にコンパクトに旋回します。高速連射で撮影するとわかるのですが、1カットから2カット平均で少ないンです。つまり旋回時間が短いので、旋回中の写真も少なくしか撮れないわけです。

 

※このコーナーはちょっと遠くて観戦ポイントからは見えにくいんですが、よーくみているとわかります。望遠レンズのカメラや双眼鏡があると見えます。

 
 

#2フルバンク
▲裏ストレートの先の左コーナー。2018年のレースより。ライダーは新井誠。天才的なマシンコントロールで暴れるマシンをコントロールします。1コーナー進入のスライドは豪快です、見せます♪

 
 

このヤシの木コーナーを脱出するとその先は裏ストレート。この定常旋回のヤシの木コーナーを上手く曲がり、早くからアクセルを開けスムーズに加速できるかどうかで、このストレートの最後での最高速度に大きな差が生まれます。

 

この裏ストレートエンドのブレーキング、そしてコーナリングもかなり重要です※

 

※ここを観ることのできる観戦場所が無いんだけど、じつは見所のひとつかと思っています。

 

そしてその先に待っているダートセクションも非常にテクニカル。
たぶん今回もS1 PRO classのみに用意されたフラットコーナーがあると思われます。
土手を登るジャンプも難しいのですが、タイム的にはこのフラットダートの処理が大きな差となるようです。

 

スライド#11_B
▲1コーナー進入時のスライド。豪快にスライドで1コーナーに入って行きます。写真は吉田雄一。2018年より

 

#2B_平1
▲同じく1コーナーの新井マコト。2018年より

 

と、非常に多くの観どころがあります。
 ダートで観戦するか、
 1コーナーのスライドポイントで観戦するか、
 ホームストレートの入り口で観戦するか、
迷いますね!

 
■タイムスケジュール
 
https://supermotojapan.com/wp/wp-content/uploads/2020/01/20R4mihama_timeschedule.pdf

 
 

#14#2バトル
▲ホームストレートに入る左コーナー。ここはタイヤにまだ土がついているため、タイヤがグリップしません。いかにスムーズにマシンを前に運ぶかがポイントに。新井マコト。2018年より。

 
 

■ランキングトップ#1日浦大治朗/HONDA CRF450R

 
ロードレースの現役選手です。この美浜がホーム。
当然ロードセクションは熟知しています。
が、強みはそれだけじゃなく、ダートセクションでの速さです。

 

「日浦選手はトラクションのかけ方が上手い、
それは加速もだけどブレーキングでのトラクションのかけ方も上手い。
だから短い距離でしっかり減速できる。
またコーナーでもしっかりタイヤが地面をつかんでいて車体が前に出ていた」
と、R3名阪の決勝の走りを見た元MXのIAでありモタードもやっていた井原健選手(CP sports)の感想。

 
 
3ヒウラ
▲2020年R1より。
 
#1ヒウラダート
▲2020年R3より。

 

実は、日浦選手のダートの走りをモトクロスライダーとして観ておいてほしい、
レース後その上手さを教えて欲しいとお願いしていたんです。

 
 

■同ポイントの98ptで追う#2森田一輝/Husqvarna FS450
 

このスーパーモトというスポーツは、多くの方々の努力でここまで成長して来ました。そのひとりとしてライダーという立場から築いて来たのがこの森田イッキ選手です。元MXライダー(IA)。125クラスでは(今でいうIA2)優勝もしています。なのでダートは得意。

 

イッキ選手の走りの特徴はマシンをスライドさせないこと。前に前にマシンを運ぶことを心がけたライディングに感じます。タイヤが回転する分だけマシンを前に運ぶという考え方ではないでしょうか。

 

※スライドするということは、タイヤが回転した分前に進むわけではなく、横にも流れていて無駄になっているとも言えます。

 

スライド#11_B
▲スライドさせない走りがイッキ選手の特徴ですが、この1コーナーはどうしてもリアが外へ出てしまう。スーパーモトはある程度サスペンションのストロークが必要です。それはダートがあるから。そのためにサスが大きく動きリアの荷重が抜けやすくリアが流れてしまうようです。これを積極的に向き変えに使うのがスライドという走法です。アスファルトのミューが低いところや、高速からのヘアピンコーナーの進入ではかなり有効のようです。2018年のレースより。
 

5イッキのポートレートアップ
▲こんなしぶい表情の写真を使うと、近づきがたいイメージですが、そんなことはないです・・・。でもこの最終戦はちょっとアレかなぁ

 

森田イッキと言えばスズキRM-Zというイメージがあると思います。DR-Zの広告のライダーもこのイッキ選手が務めていました。が、今年からハスクにチェンジ。

 
 

■そしてもうひとり#3新井誠/Husqvarna FS450
 

天才的なマシンコントロールで暴れるマシンを押さえつけ走らせるのがこの新井マコト選手。ゼッケンは3、マシンはハスク。69ptでトップの2人を追います。
1コーナー進入のスライドはみせます。必見です。

 
22#2顔
▲練習嫌いの新井マコト選手。練習せずにあの走りができるのはすごいとしか・・・。2020年は3位が3回。今年は中央に立てていません。

 
 

■#19長谷川修大/HONDA CRF450R

 

名前はシュウダイと読みます。ゼッケンは19、マシンはホンダ。

モトクロスからロードに転向したというちょっと変わった選手。ですが、ある意味スーパーモト向き?現在59ptでポイントランキング4位、チャンピオンの可能性は残っています。

 
 

#19長谷川顔
▲#19長谷川シュウダイ。現在59ptでポイントランキング4位、チャンピオンの可能性はわずかながら残っています。

 
 

#101顔
▲S2 class ランキングトップは#101佐々木貴志。レース用スリックタイヤではなく、一般公道用タイヤで戦っています。がこの最終ラウンド美浜は16.5インチが必要かも・・・(一般公道用タイヤは17インチのみ。17インチと16.5インチでは旋回性に大きく差がでます。とくにこのコーナリングが大きくタイムに影響する美浜はフロント17インチは厳しい。とは言え昨年は勝っていますが)※#101佐々木選手はこのレースで引退というウワサが・・・・
 

スライド#4
▲この最終ラウンドには古川和由選手もS2クラスに参戦。2020年S2を盛り上げる意味でチェンジしたものの、コロナによって参戦を中止していましたが最終ラウンドには参加の様子。#101佐々木全勝を阻止できるか。S2のゼッケンは26。写真は2018年より。他にもこのS2には2019年チャンピオン争いをした#2馬場大介も参戦します。S2も面白いです。

 

#45顔

▲S1 OPEN class のランキングトップは#9広瀬彰信。68pt。初タイトルか。

 

高山コーナリング1K
▲S1 OPENの注目選手は、高山直人選手。マシンは350cc、タイヤも佐々木選手同様IRCの一般公道用タイヤ。このタイヤの開発を担当したのがこの高山選手。日本では数少ないモタードにも適したタイヤ、ということで、レースでも使いその性能を実証中。マシンもあえて350cc。スーパーモトではパワーよりコントロール性の高さが重要という意味でハスクのFC350を選択。9月のR3では圧倒的な速さで勝利しています。台湾と日本混合の国際的なチームというのも注目です。この日本のレースがアジア全体のプロモーションの場になことができれば、多くのアジアの企業が参入。それによってトップライダー達のプロ化が進む可能性があります。

 

高山顔1M
▲#300がトレードマークの高山直人選手

加藤マサ
▲S1 OPENランキング2位は#38加藤将貢。全日本クラスルーキーながらチャンピオンを目指します。トップ広瀬との差は14ポイント。今回は決勝1レースなので、14ptをひっくり返すのは非常に難しいですが、何がおきるかわかりませんから。KRAZyの選ぶ2020ルーキー オブ ザ イヤーの候補選手です。
 
 
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KONDO design / 近藤正之
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