2023.11.09
全日本スーパーモト/スーパーモトジャパン R6 S1-OPEN
全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound6愛知美浜
S1-OPEN レースレポ-09.Nov.2023-
10月の中旬の15日(日)、愛知県知多半島で全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2023の最終ラウンドが開催されました。ここは排気量無制限クラスのS1-OPENクラスのレポートになります。遅くなってすみません!
このクラスは排気量無制限クラスですが、主に450ccレースマシンを使われています。一部の選手はコントロール性の高さから350ccを使う選手も。
S1-OPENではCRF450RやYZ450F、またXR650、701SM、690EXC-Rなどのクラスになります。しかし大きな排気量のマシンは現在参戦していません。逆に、やや小さな350ccを使う選手がいます。
■上位3名がS1-PROに昇格
チャンピオンは前ラウンドで#36古高智也選手がすでに決めています。なので今回は参戦していません。以下は前ラウンドまでのポイントランキング。
1/#36古高智也 プロショップ大井・・・208point
2/#4呉本朝也 CP sports・・・・・・125pt
3/#38原島剛 ハラツヨ★ワークスPETRONAS・86pt
4/#4内山瑛須 Chan⭐︎A project・・・78pt
5/#6高部充陽 HSKY Racomg・・・・・74pt
6/#9薄井保彦 マーキュリープロダクツ・61pt
上位3名がS1-PROクラスに昇格となりますので、残り2つの座をねらって戦います。
■Race1 11:50Start
天気は回復し晴れ。しかしダートセクションはぬかるんでおり滑りやすい状況です。アスファルトの速さに加え、ぬかるんだダートを巧みに走るスキルが求められる、タフなレースになることが予想されます。
好スタートを決め、1コーナーを真っ先に抜けたのはTM Racing代表の#40梅田祥太郎選手。全日本ルーキーです。ほぼ同時に立ち上がったのは#50佐藤瑞城選手。そして#14地元の#14水野彰久選手、#4呉本朝也選手の順。
Lap2。ここをホームとする#14水野がトップを奪います。ゼッケンは14と低いですが、参戦すれば成績は残します。スポットでのみ参戦のためランキングが低いだけ。
▲トップに立つ#14水野アキヒサ選手。
Lap3。#14水野、#40梅田、#4呉本、ややあって#7川崎雄大、#44大野雅樹、#50佐藤と続きます。#50佐藤はミスで6位まで落ちます。
Lap6。しかしその#50佐藤が4番手まであがります。トップは依然として#14水野。2番手#40梅田との差を広げています。
終盤。3番手#4呉本が下位に落ち、#50佐藤が3番手に。水野は独走状態でトップを走ります。2番手はルーキーの#40梅田。
荒れたコースを制し最初にチェッカーを受けたのは地元の#14水野アキヒサ選手。初勝利です。
2位にはルーキーの#40梅田ショウタロウ選手が、
3位には同じくルーキーの#50佐藤ミズキ選手が入りました。
▲全日本ルーキーの#40梅田ショウタロウ選手。実はTM Racingの代表でもあります。代表自らレース参戦し、且つ2位に!!TM Racingはマシンも熱いのですが代表も熱いです!
▲こちらも全日本ルーキーの#50佐藤ミズキ選手、3位に入りました。ゼッケンが大きい選手は前年度を走ってない選手です。ルーキーもしくはクラスを変更した選手。ゼッケンが大きく速い選手がいたならその選手は注目での選手です。
■Race1/結果
1/#14水野彰久 C.G.PHANTOM racing
2/#40梅田祥太郎 TM Racing Japan Supermoto
3/#50佐藤瑞城 K-cross racing
4/#44大野雅樹 FTR
5/#8錦織慎一郎
6/#4呉本朝也 CP sports
#4呉本選手は肩を脱臼したまま走り切りました。そのためRace2はキャンセル
▲#44大野マサキ選手はFanticのマシンを4位に。
▲肩を脱臼したまま完走し6位に食い込んだ#4呉本トモヤ選手。
■Race2 15:20Start
空には雲が出始めます、風もやや強い状況です。しかし、この季節としてはやや高い気温。
Race2のHSを決めたのは#14の水野。そこに#50佐藤、#40梅田、#44大野、#7川崎、#22田渕と続きます。
レース中盤。#50佐藤がトップを奪います。#50佐藤はあえて350ccのマシンを選んでいます。軽いため、コントロール性はいいのですが、このコースの様にスピードが必要なコースはやや不利とも言えます。
終盤。やや風が出てきます。その中#50佐藤がペースをあげ、2番手の#14水野を引き離しに。
チェッカーがその#50佐藤に振られます。S1-OPENには前ラウンドからの参戦ですが、これで3勝目!
2位には#14水野が、3位には#40梅田が入ります。
▲これで3勝目を挙げた#50佐藤ミズキ選手。マシンは350ccのSX-F
▲Race2も2位に入った#14水野アキヒサ選手。総合も1位獲得。
▲ルーキーにもかかわらず、この過酷なレースに連続入賞3位に入った#40梅田ショウタロウ選手。TM Racingのマシンの優秀さを代表自ら実証しています。
■Race2/結果
1/#50佐藤瑞城 K-cross racing
2/#14水野彰久 C.G.PHANTOM racing
3/#40梅田祥太郎 TM Racing Japan Supermoto
4/#22田渕智之 関西WRX ブルーケムJAPAN RPB
5/#44大野雅樹 FTR
6/#7川崎雄大 CP sports
▲4位に入った田渕トモユキ選手。先日の四国モタードフェスの神戸ラウンドでプロクラスの選手にピッタリマークした走りを見せていた田渕選手。実力をようやく発揮です。
▲6位に入ったのは川崎ユウダイ選手。今年はあまりいいところがなかったのは歯車が噛み合わなかったから?来季に期待です。
■ポイントランキング
1/#36古高智也 プロショップ大井 ・・・208pt
2/#4呉本智也 CP sports ・・・・・・135pt
3/#41内山瑛須 Chan⭐︎A project・・・94pt
4/#50佐藤瑞城 K-cross racing・・・91pt
5/#原島剛 ハラツヨ★ワークスPETRONAS・86pt
6/#40梅田祥太郎 TM Racing Japan Supermoto・75pt
上位3名がS1 PROに昇格となります。
次はいよいよS2クラス。中学生チャンピオンの誕生!?
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