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2023.11.05

全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンR6 / S1 PRO Part2

表紙日浦顔

 
 

▪️全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound6愛知美浜
S1-PRO レースレポート「ルーキーが勝利し、チャンピオンは日浦に」Part2
-24.Oct.2023- 

 10月の中旬の15日(日)、全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2023の最終ラウンドとなるRd.6が開催。ここはその最高峰カテゴリーのS1 PROクラスのレポートのPart2になります。

 

 
▪️Race1 / リードするのはルーキーの#19ソウタ選手

 

 トップに立ったのはS1-PROルーキーの#19川島ソウタ選手でした。まさかの展開です。
 
 Lap2。トップ#19川島はそのまま。2番手につけていた#1小原はダートセクションでミス。代わってトップを追うのは#4吉田、#3長谷川に。しかし、トップ川島と吉田の差は大きく、すぐにアタックできる距離ではありません。ポールポジションスタートの#2日浦はこの時点でまだ5番手。いつもならトップを奪いに行く猛烈な追い上げを見せるのですがその気配はありません。

 

 Lap3。#19川島は1分16秒台で快走。追う#4吉田との差を大きくしていきます。
 後方では#1小原が徐々に順位を挽回し、4位にまで上がってきます。

 

 順位は#19川島…..#4吉田…#3長谷川…#2日浦.#1小原…#8新沼、という順位。.の数が距離の差です。

「.」が1つはコーナーでは後ろにつきアタック可能。2つはコーナーでもアタックはできない程度。3つは常に距離があり、2秒程度の差。4つはそう簡単には詰められない距離、前をいく選手のミスが必要で4-5秒差。

 

 Lap4。なんと#2日浦がミス、7位に落ちます。上位はそのまま。

 

 Lap5。#3と#1がダートで接触クラッシュ。#1小原は復帰。#3長谷川はコースサイドで倒れたままのよう。

 
 
#19スライド篠
▲コースが荒れ、トップ選手もミスを繰り返し生き残りゲームのなか、時に最速タイムを叩き出す走り見せトップをはしる#19川島颯太選手。

 

 Lap6。依然トップは#19川島、大きく開いて#4吉田、再び大きく開いて#18馬場、#2日浦、#5金子、#11松本、3位以下はいつ順位が変わってもおかしくない接近戦。

 

 Lap7。#19…..#4吉田……#2日浦..#5金子.#11松本…#17佐々木

 

 Lap8。#19…..#4吉田……#2日浦…#11松本.#5金子…#17佐々木

 

 ダートは一部がマッドコンディション。その濡れた土がアスファルトに広がりサーキット全体がスリッピーとなっています。激しく順位の入れ替わる展開となっています。

 

 Lap9。レッドフラッグが振られ、レース中断。クラッシュした#3長谷川を救急するためレース中断となりました。

 

 レースはこの時点で「成立」と判断され、その時点での順位が結果となりました。単独トップを走っていたルーキー#19川島ソウタ選手の初勝利となりました。

 

 ※#3長谷川はクラッシュしたことで全身に痛みを訴え救急車で病院へ。

 
 

#19歓喜篠
▲#19川島の初勝利に喜ぶチーム員とファン、そして祝福する仲間の選手たち。前ラウンドでは一時トップに立つ走りをみせ、最終的には2位入賞。そしてついに勝利。

 

#4

▲2位に入ったのはベテランの#4吉田雄一選手。このような状況でもコンスタントに上位に。

 

#2ダイジロー国

▲3位に入ったのは#2日浦大治郎選手。2023年S1-PROのチャンピオン獲得!おめでとうございます!!どんな状況でもトップを狙う日浦選手。それがミスにつながることもあるのですが、今回はあえて冷静な走りで2023年のチャンピオンを決めました。

 

#2チャンピオン篠
▲チャンピオンを1年ぶりに取り戻した#2日浦選手。実は日浦選手、前日のプラクティスには参加せず、鈴鹿で行われていた全日本RRに。「前ラウンドでチャンピオンをきめ、この最終ラウンドは鈴鹿に行く」と考えていたようです。「ハチタイ(鈴鹿8時間世界耐久ロードレース)終わってから全体に集中力がなく、結果が今ひとつでした。これじゃダメなんですよね。来年はしっかりやります」と日浦選手。2024年スーパーモト選手権プログラムでは日浦選手を特集します!

 

▪️Race1リザルト

 

 1/#19川島颯太 T.E.SPORT
 2/#5吉田雄一 TEAM Technix
 3/#2日浦大治朗 Team S.T.F
 4/#11松本和資 MotardBikeNow CPsports
 5/#5金子和之 IDEMITSU Honda PG Racing
 6/#17佐々木啓之 BLITZ-SCHNELL スポーツランドやまなし 一清

 
 

#11kazushi
▲4位に入ったのは#11松本和資 MotardBikeNow CPsports

 
#5国
▲5位は#5金子和之 IDEMITSU Honda PG Racing
 
#17国
▲6位は#17佐々木啓之 BLITZ-SCHNELL スポーツランドやまなし 一清 初入賞おめでとうございます!

 
 
 救急車で病院に運ばれた#3長谷川選手のチームでは破損したマシンの修復が行われていました。戻ってくることを信じての修復作業が行われていました。

 

Part3に続きます。
 
 
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