2023.11.10
全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンR6 S2
全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound6愛知美浜
S2 レースレポ-10.Nov.2023-
10月15日(日)、愛知県知多半島で全日本スーパーモト選手権/スーパーモトジャパン2023の最終ラウンドが開催されました。ここは250ccのS2クラスのレポートになります。若い選手と小排気量が得意なベテランのクラスです。
S2はパワーに限りがあるためパッシングが難しいのが特徴。ライバルの前に自分の車両を運ぶためには、狙ったポイントのその前の前のコーナーから仕掛けていくなどということも。ツウな見方が楽しめるクラスでもあります。
パッシングするということは、そのセクション、またはそのコーナーで、一時的であれ相手よりかなり速い速度になっている必要があります。パワーが余っている車両であればそれを使えばいいのですが、常にパワーを使い切って走っているためそれができません。その速度差をどう作り出すのかが、作戦でありテクニックだったりします。

S2はCRF250RやYZ250Fなど、2ストであればYZ125や125SXなどのクラスになります。現在2ストは#10藤田友貴選手がYZ125で戦っています。オイルの焼ける香りが懐かしいです。
■#4大金が191point、#9古高は181pointのチャンピオン争い
熾烈なチャンピオン争いが残ったS2クラス。
中学生ライダーの#4大金歩夢は、191point、
すでにS1-OPENでチャンピオンを決めダブルタイトルを目指す#9古高智也は181point、
その差は10ポイント。まだ2レースが残っているため全くわかりません。
また、ダートセクションは朝まで続いた雨でぬかるんだ状態。そのドロはコース全体にひろがっており非常にスリッピー。攻めると滑るという状況です。高いスキルが必要になります。
上記の2人以外に注目選手は#1原島剛選手。今回スポットで参戦。アスファルトは圧倒的な速さがあります。特にこのような滑るコースは得意です。また、最近絶好調の#21佐藤瑞城選手も注目です。MXのIBということでダートは強いです。荒れれば荒れるほど速いとも言えます。
■アスファルトはほぼドライですが、一部が濡れたまま。
ダートはまだぬかるんだ状態。全体に滑りやすいコースコンティション。
Race1の始まる時点では天候は回復していましたが、ダートはまだ完全ウェット。というか非常に滑りやすいぬかるんだ状態。土手を使った第1ジャンプと第2ジャンプの間は特に濡れています。アスファルトはライン上はドライ。ではあるのですが、一部が濡れたまま。ヤシの木コーナーの一部(ここがポイントに)、ホームストレートの一部を横切るような川状の濡れた箇所が残っています。ほぼ全員がレインタイヤを選択。荒れて滑りやすいダートセクションでのグリップを期待しての選択のようです。ただ、アスファルトセクションはほぼドライとも言えます。ドライ状態のアスファルトをレインタイヤで走行すると、コンパウンドが柔らかすぎてしまい熱をもつほどにグリップ力がなくなっていきます。
■Race1 10:40
PolePositionはルーキー#21佐藤、
2番グリッドはベテラン#1原島、
3番は2ストの#10藤田、
4番はその#4大金、
そしてもう一人のチャンピオン候補の#9古高は2列目の5番グリッドにつきます。
HSを奪ったのはルーキーの#21佐藤ミズキ、そして#1原島、#4大金、#10藤田と続きますが、10藤田が1コーナーで転倒。
L2。#21佐藤、#1原島、#4大金、そしてその後方では接近戦の#6佐藤省吾、#9古高、#7勝谷の3人。

▲#4は大金歩夢選手。まだ中学生です。去年のR3で初めて表彰台に上がったばかり、その1年後にはチャンピオン争いを知ると誰が予想できたでしょうか。
L4。2番手#1原島がヤシの木コーナーでスリップダウンし、4番手に転落。#21佐藤がトップ、200mほどの差で#4大金が続き、その直後にチャンピオンを争っている#9古高、そして#1原島という順。大金の後ろに#9古高がついているという状況です。
レース終盤。#21佐藤がトップ独走、距離を置いて#4大金、その直後に#9古高。#1原島はややこの二人から離れます。#9古高はとにかく#4大金の前でフィニッシュしなければ意味がありません…。
最終ラップ。#9古高がついに#4大金に仕掛けます。が、なんと転倒。
勝ったのは#21佐藤ミズキ。前のRd.5から3連勝です。
2位に入ったのは#4大金アユム。終始、直後から追われ続けるという熾烈な戦いに勝ちました。
3位にはベテラン#1原島が。
#9古高は11位でチェッカー。しかしチャンピオンはまだ決まりません。
▲ベテランの連勝を食い止めたルーキー#21佐藤ミズキ。25ポイントを獲得し189ポイントになりチャンピオン争いに加わります。Race2で勝利し、#4大金が13位以下であればチャンピオン獲得となります。なんとここで3人の争いとなりました。
▲追われるプレッシャーとグリップの悪い路面にも関わらず、攻めの走りで2位に入った#4大金。これで211pointに。#9古高は11位に終わりますがこの時点で186point。その差は25ポイント。#9古高はRace2で勝利し、#4大金が0ポイントならば古高のチャンピオンとなります。しかし、#4大金が圧倒的に有利な立場となりました。
▲連勝をルーキーに止められた#1原島剛。負けるのもベテランの役割なのかもしれません。若い選手はそれで自信をつけていきます。
■Race1 結果
1/#21佐藤ミズキ K-cross racing・・・・・・189pt
2/#4大金アユム 陸奥組 + とどちゅ〜ん。・・・211pt
3/#1原島ツヨシ ハラツヨ★ワークス PETRONAS
4/#10藤田友貴 グライドライド*ドコモタ
5/#6佐藤省吾 モトサービスEDGE
6/#7勝谷仁 IDEMITSU PG racing
11/#9古高智也 プロショップ大井・・・・・・・186pt
Part2に続く。
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