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2024.11.27

全日本スーパーモト 2024 R7 愛知 S2

00s2
 
 

◾️全日本スーパーモト2024 R7 愛知/美浜 S2クラス
2人のユウキの戦い 4st vs 2st
-26.Nov.2024- 

 11月9-10日、愛知県知多半島にある美浜サーキットで全日本スーパーモト/スーパーモトジャパンRound7 FINALが開催されました。

 

 ここは排気量無制限クラスのS2クラスのレポートになります。

 

◾️ルーキー#23佐藤vsスペシャリスト#6藤田、4ストvs2スト、のチャンピオン争い

 

 このS2は4スト250cc及び2スト125ccのクラスです。2ストは軽量でパワーがあり、メンテナンスコストも抑えられると言う長所があります、がコントロールが難しいと言う側面もあります。その2ストであえて戦ってきたのが#6藤田ユウキ選手。今年は勝利は1回ですが2位が8回という成績。当然チャンピオン候補です。

 

 もう一人のチャンピオン候補は全日本クラスルーキーの#23佐藤ユウキ選手。ルーキーながら優勝はなんと5回。Round1のレース2をノーポイントとなったことでポイント的に苦しい戦いでしたが、前ラウンドでトップに立ちます。

 

 #23佐藤祐季 KTM 250SX-F・・・234point
 #6藤田友貴 YAMAHA YZ125・・・230point

 

#23-2
▲#23佐祐季選手 KTM 250SX-F Kcross racing 234point 

#23-2
▲#6藤田友貴 YAMAHA YZ125 グライドライド*ドコモタ 230point 

 それだけではありません、R4からこのS2に参戦する#26鈴木ユウナ選手もいます。
 
 S2では圧倒的な強さをみせ、すでに4勝をあげています。ポイント的には低いのでチャンピオン争いには加わりませんが、レース展開に大きく影響を与えると予想されます。

 

#26-3紹介
▲#26鈴木優那 怪我でレースを休んでいましたがR4から復帰。その復帰戦でいきなり2勝を挙げます。怪我はまだ完治していないそうですが、速さも強さも戻りつつあるようです。

 

◾️S2 class Race1

 

 タイムアタックで1番タイムを出したのは#26鈴木ユウナ選手、2番タイムは#23佐藤ユウキ選手、3番タイムハ#6藤田ユウキ選手、フロントローに並びます。

 
 ホールショットは#26鈴木が奪い、#23佐藤、#5佐藤ショウゴ、#6藤田、#21上原コウジ選手と続きます。
 
 Lap2で#6藤田は#5佐藤をパスし3番手に。トップは#26鈴木のまま。その後も#23佐藤と#6藤田の距離は離れずテールtoノーズの状況が続きます。その後もこの2人の距離は離れず、ワンミスで順位が入れ替わる状況が続きます。レースが進むほどにトップ#26鈴木はこの2人を引き離して行き、#23佐藤と#6藤田の接戦は続きます。トップとの距離のできてしまった#23佐藤はこのまま、一方#6藤田はなんとか前に出たいところ。
 
 レースは#26鈴木ユウナにまずチェッカーが振られ終了します。2位は#23佐藤が、3位には#6藤田が入ります。これでチャンピオン争いは一気に#23佐藤に有利となります。

 

◾️S2 class Race1 結果

 
 1/#26鈴木優那 CRF250R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
 2/#23佐藤祐季 250SX-F Kcross racing
 3/#6藤田友貴 YZ125 グライドライド*ドコモタ
 4/#5佐藤省吾 RM-Z250 モトサービス EDGE
 5/#21上原耕時 YZ125 ベンジコハクレーシング&Six Color’s
 
 ポイントは2位20point、3位16pointがそれぞれに加わり、
 
 #23佐祐季選手 KTM 250SX-F・・・234+20=254point
 #6藤田友貴 YAMAHA YZ125・・・230+16=246point

 
 ちなみに、優勝は25pointとなりますから、2位3位との差は大きいです。#6藤田はその25ポイントを得るためにRace2は勝ちに行く必要があります。それ以外はありません。が、#23佐藤は2位に入れば#6藤田が勝ってもチャンピオンです。

 

#46-1▲#26鈴木ユウナ選手。ホールショットを決めると、そのままトップを独走し優勝。 

#23-1b
▲2位に入ったのは#23佐藤ユウキ選手。20ポイントを加え、チャンピオン争いを有利にします。 

#6-1
▲3位となった#6藤田ユウキ選手。チャンピオン争いをする#23佐藤選手との差は8ポイントに広がりました。 

レースシズル-スピード
 

◾️S2 class Race2

 

 レース2はレース1の結果順のグリッドとなります。

 

 ホールショットは#26鈴木が奪います。2番手には#6藤田が上がり、#23佐藤は3番手となります。面白い展開となりました。この順位のままなら#23佐藤のチャンピオン、しかし#6藤田がトップを奪い勝利し、#23佐藤が3位のままであれば、1point差で#6藤田のチャンピンとなります・・・。

 
 しかし、#26鈴木はこの2人を置き去りにしトップ独走状態。
 

 #6藤田、#23佐藤は数メートルの距離のまま。終盤その距離が縮みます。ヤシの木コーナーでは#23佐藤が#6藤田をプッシュ、前に出ようと試みます。この位置のままでもチャンピオンですが、1つでも順位を上げようとします。

 

 最終ラップ。トップは#26鈴木ユウナの単独走行、一方チャンピオン争いの2人の2位争いは続きます・・・。

 
 真っ先にチェッカーを受けたのは#26鈴木、そして#6藤田、#23佐藤の順となります。

 

 2024年S2クラスチャンピオンは#23佐藤ユウキが獲得。S1オープンに続いて2冠です。

 

#26-1-スタート
▲レース2に勝ったのは#26鈴木ユウナ選手。トップを独走しての勝利でした。途中からの参戦ながら2024年ポイントランキングも3位に。 

#23-2
▲2024年S2クラスチャンピオンは#23佐藤ユウキ選手に。S1オープンチャンピオンも獲得しており2冠達成です。ルーキーの2冠は初の快挙。ちなみにちょっと珍しい新潟出身の選手です。あ、プロクラスの#20佐藤ミズキ選手も新潟ですが、この2人は兄弟。S1プロチャンピオンの小原選手は岩手、S2、S1オープンは新潟と、寒い地域にチャンピオンが運ばれました。

 

◾️S2 class Race2 結果

 

 1/#26鈴木優那 CRF250R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
 2/#6藤田友貴 YZ125 グライドライド*ドコモタ
 3/#23佐藤祐季 250SX-F Kcross racing
 4/#5佐藤省吾 RM-Z250 モトサービス EDGE
 5/#21上原耕時 YZ125 ベンジコハクレーシング&Six Color’s

 
 

#6-1
▲レース1では好スタートを決めた#5佐藤ショウゴ選手。4位、4位となりました。2024年ランキングは4位に。

#21
▲2スト125で戦う#21上原コウジ選手。タイヤもあえて細いタイヤを選んでいます。5位、5位で2024年ランキングは5位。2024年S2クラスは13選手が参加しました。
 

◾️S2 class 2024年ポイントランキング

 

 1/270point #23佐藤祐季 250SX-F Kcross racing
 2/266point #6藤田友貴 YZ125 グライドライド*ドコモタ
 3/173point #26鈴木優那 CRF250R TEAM KOHSAKA with コクサイエンジニアリング
 4/168point #5佐藤省吾 RM-Z250 モトサービス EDGE
 5/83point #21上原耕時 YZ125 ベンジコハクレーシング&Six Color’s
 
 

 #26鈴木ユウナ選手までの上位3名はプロクラスに昇格する権利を得ることができます(昇格しないことも可能)。

smjキャッチコピー2024 2
 

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