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2024.12.30

全日本ハードエンデューロ 最終ラウンド 白井 / Part2

0表紙タケイ

 
 

◾️全日本ハードエンデューロ 2024 最終ラウンド
11月30日-12月1日 茨城/白井 レポートPart2
-30.Dec.2024- 

 11月30日12月1日、オフロードパーク白井で全日本ハードエンデューロ2024 最終ラウンドが開催されました。ここで2024年のチャンピオンが決定します。
 
 ハードエンデューロとは自然の地形を使い、非常にハードなデザインのコースを走る二輪レースです。垂直の壁のように見えるヒルクライム、大きな岩の転がる岩場、時には岩だけではなく大量の水が流れていることも!多くは自然の山や採石場などで開催されることが多いです。
 
 最終ラウンドとなるのは茨城県/白井にあるオフロードパーク白井です。関東におけるハードエンデューロの聖地と言ってもいいのがこのオフロードパーク白井。

 
 

試作0表紙
▲ハードエンデューロというとなんだか、ハードな男たちが集まるイメージがあるそうですが、そんなことはないです。むしろのんびり+ホンワカな空気の漂う会場です。機会があればぜひ観戦に行ってみてください。セクションまで歩くことになるので、底の硬いクツがあると歩きやすいです。底は硬い方が疲れにくく、また滑りにくいです。長靴はかえって疲れるし滑ります(ハイキングシューズの底が硬いのはそのためなんだそうです)

 

白井の風景
▲オフロードパーク白井は茨城県筑波山の近くにあるオフロード&トライアルパークです。走行料を支払って走行できます。モトクロスパークのようにコースが用意されているわけではなく、パーク内を自由に走ることができます(自由と入ってもルールはあり、自分の行動に責任を取る必要があります)。パークは非常に広いため、何かあった場合救助が困難です。なので、必ず2人以上で楽しんでくださいとのこと。できればこのパークを知っている方と走行するようにしてくださいとのこと。

 

◾️2024チャンピオン争いは
  2024年度のチャンピオン争いは以下の3人に絞られています。

 #3大塚選手+YZ250X・・227ポイント
 #1原田選手+300EXC・・207ポイント
 #2大津選手+EC300・・207ポイント

 

 原田選手、大津選手はトップの大塚選手と20ポイントの差はありますが、まだ逆転の可能性はあります。

 

 また今回のみスポットで参戦しているトライアル選手がこの争いに絡んでくることで、結果に大きく違がでます。

※獲得ポイント数ですが、優勝は40ポイント、2位37ポント、3位35、4位33、5位31〜10位21ポイントと続きます。

 

チャンピオン候補

▲ちなみに、全日本ハードエンデューロ2024のチャンピオン候補は上記の3人です。#3の大塚選手が227pointでチャンピオンに最も近い位置にいます。大塚選手にとってはここはホームとも言えるようなコースですし、ロックセクションがキモとなりそうという意味では#3大塚選手が有利かもしれません。その大塚選手を追うのは#1原田選手と#2大津選手です。ともに今季は1勝づつあげており207の同ポイント。#1原田選手は非常にスティディで丁寧なライディングが特徴。また、淡々と順位を上げていく走りはねばり強くもあり、終盤にはトップ争いの位置にいつもいるという選手。一方#2大津選手はチャンレンジングでアクティブなライディングが特徴です。また一発の強さがあるのも強みかも。まだ24歳と若く将来が期待されています。
 

◾️R7は予選+本戦
  今回はプロローグ(予選)+本戦という2レースで戦われました。このプロローグは、11月30日(土)にロックセクションでタイムアタック形式。そのタイム順で、12月1日(日)の本戦スタート順が決まるというスタイルです。今回はインタナショナルクラスのみの開催でした。※インタナショナルクラスとはMFJでいう国際クラスのIAにあたります。

 

 熱いお客様の観戦もあり、密度の高い最終ラウンドとなりました。

 
 
web余白#106
▲右が日曜に行われた本戦のコースデザイン図。左が前日の土曜に行われたプロローグ(予選)コースです。

 

◾️プロローグ/予選 11月30日(sat) 

 プロローグ(予選)は沢のセクションを使い、1人づつのタイムアタック形式で行われました。
 タイムアタックとは言えハードエンデューロですから、水はほぼないものの小さい石から大きなものではひと抱えもある岩の転がるコースです。通常なら20分から30分、自分なら1時間以上、というか後半はクリアも無理というハードならではのセクションを3分から5分のタイムで争われました。

 
 

プロローグ
▲コースの序盤は小さな石が敷き詰められた林道のようなコース。ですが、その石は徐々に岩と呼んだ方がいい大きさとなっていきます。終盤は明確に「登り」となり、コース全体を大きな岩が占め、川の上流部のような状況です。撮影しながら選手を追うこともあるのですが2回は転びました・・・。

 

◾️プロローグ/予選結果
1/#244小川毅士 03:46
2/#106武井誠也 04:30
3/#103荒木隆介 04:45
4/#3大塚正恒 04:56
5/#44阿部雄大 05:11
6/#1原田皓太 05:39
7/#2大津崇博 05:41
8/#15森耕輔 05:44
9/#26岩鬼久重 05:55
10/#9木村吏 06:00

 

 小川選手は2番タイムとの差が約45秒!上位3名はトライアル選手のスポット参戦です。1番タイムの小川選手はこのオフロードパーク白井の管理もやっており「ホームというかココの人」という・・・。レンズ越しに見ていたので詳しくはわからないのですが、どんな石にひっかかることなく滑らかにすべるように通過していきました。

 

 #44阿部選手が#3大塚選手に次ぐタイムを出しています。そして注目は#26岩鬼選手がトップライダーを抑え、9番タイムを出しています!

 

 本戦となる日曜の決勝レースはこの順でのスタートとなります。

 
 

選手笑顔2
▲気さくにトップライダーと話ができるのもこの全日本ハードエンデューロの魅力です。皆さんも観戦にきた際にはどんどん話かけてみてください。サインもぜひ!一番上は450FXでハードを戦っている#15森選手。上位選手は2スト300を使うことが多いなかで、ただひとり4スト450で戦っています。真ん中は#4泉谷選手。イズタニと読みます。あだ名はイズヤン。ウッズモーターランド下市(奈良)でスクールやってます。一番下はあの赤いメーカーに勤務する#9木村選手。いろいろと僕らの未来に関わっているようです。マシンは旧車とも言えるCR250R。土曜のプロローグを終えての選手の皆さんでした♪
 

◾️本戦 12月1日(sun) 

 この日も冬の関東らしい晴れとなり、コースは完全なドライ。主催のCROSS MISSION石戸谷さんの予想では「トップ集団は3ラップから4ラップはするかも」と。わたしたちカメラ(マエダちゃんと2人で撮影)は、トップは3ラップと予想し、2手に別れてコースに入ります。

 

 10:00時、いよいよスタートです。自分は図の③のスパンタンロックでまずは待ち構えます。

 
 

プロローグ2
 
▲スパルタンロックは昨日のプロローグとなった沢を抜けた先にある大きな岩の転がる角度のある坂のセクション。矢印のところ。タイヤが埋まるほどの穴があちこちにあります。赤い丸が付いているのがプロローグとなったセクション。
 
一部レポートを変更しました。※すいません、選手名に間違いがありました(汗。修正しました!!1月2日

 

レポートはPart3に続きます・・・
 

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