2025.08.08
全日本ハードエンデューロ Rd.4 山形 ダルマニアクス Part3
■全日本ハードエンデューロ 2025 Rd.4 山形 ダルマニアクス Part3
「美しいハードエンデューロ」-04.Aug.2025-
7月19日20日の2日間、山形県新庄市でクロスミッション主催(※)の全日本ハードエンデューロ2025 Rd.4 山形新庄 ダルマニアクスが開催されました。
今年はJR新庄駅前の駐車場にエンデューロクロスコースが用意され、日曜日にはインターナショナルクラスのスゴワザの走りも地元の皆様が観戦。その後、パレードランで山の中でのハードエンデューロスタート地点に。
このPart3はXXクラスとインターナショナルクラスのハードエンデューロを写真でレポート。取材する側のウラテーマは「ハードエンデューロは美しい」。
CROSS MISSION主催:https://ren-x-mission.com/post-categories/全日本ハードエンデューロ選手権/
■AMは駅前でレース、PMは山の中で、
20日(sun)も19日と同様に駅前でエンデューロクロス(Part2でレポート)、午後は近くの山に移動しハードエンデューロという2度美味しいレースとなりました。
⚫︎20日sunはXXクラス+インターナショナルクラス
AM 第1会場 新庄駅前でエンデューロクロス(希望者のみ)/9:00-10:00
↓エンデューロクロス終了後、山近くの第2会場(元小学校)に移動。
そこから、封鎖された一般道をパレードランしつつスタート地点へ。
PM 山に入ってハードエンデューロ/12:00-16:00時
3Lap終了時点でフィニッシュ。その順位が結果に。
16:00時終了第2会場へ移動。
17:00第2会場で表彰

▲今年のスタッフの皆さん(一部です、全員ではありません)。開催に漕ぎ着けるにあたっては多くの苦労があったそうです。ご苦労様です。そしてありがとうございます!多くの皆さんがボランティアで活動し、開催を実現しています。

▲今年のコース。青い線に赤い線を加えたのがXXクラス+インターナショナルクラスのコース。・・・がここには表記されていないセクションが用意されていました。主催側からのスペシャルプレゼント。
■午後のレースは1/大塚選手、3/大津選手、6/森選手、144/吉良選手のバトル。Lap2TC通過は3秒の間に3選手
今年のダルマニアクスは昨年のコースとは大きく違う新コース。後半に長く続く沢という設計は昨年と似ていますが、別の沢。今年は幅の狭い水の少ない沢が続きました。多くの選手がここで大きく体力を奪われていったようです。実際、取材しているこちら側もここで体力を消耗したように感じました。
しかし、優勝を争うトップ選手たちは全く苦にせず通過していきます。簡単に通過するので写真が絵になりにくい(苦笑。
実は今回の撮影では「水の演技」を狙っていました。もう一つは「木漏れ陽の演技」。このKRAZyではハードエンデューロを美しいモータースポーツと表現しようと考えていました。昨年のケゴンベルグで気がついてダルマニアクスで確信しました。単に撮影するこちら側のことですが。このスポーツには「ハード(過酷)」+「自然」という特徴があると思うのですが、他に選手の表情がわかり、またそれが「美しい」にもつながる何かがあるように感じています。

▲終盤のLap3、1/大塚選手との接戦になりますが、それに競い勝ち今季初勝利を挙げた3/大津タカヒロ選手。マシンは今年からBETAにチェンジ。チームもGAMMY Racingに所属。レポートまってまーす!
今回のレースは4時間といつもより長く設定されていますが、一方で3ラップした時点で終了という規定も。トップ選手は3時間程度で3Lapすると想定されていました。実際、勝利した3/大津選手は2時間で3Lapを達成しています。
また、コース図には表記されていないヒルクライムセクションが最後の最後に用意されていました。「ケンザンXX」セクション。角度のあるヒルクライムだったようです。
すいません、前日のコース確認で気が付かず通りすぎていました。一緒に歩いたマエダが気がついて、会場に帰り着いたのちにコースディレクターに確認したところ、このセクションがあることが判明。この撮影はマエダが担当していたので、自分はここは歩いていません。なかなかだったようです。

▲2位に入ったのは中盤トップに立った1/大塚マサツネ選手。どんなコースでも表彰台に立つ強さがあります。ヒルクラムでは小気味いいステップを踏むように軽快に、そしてハイスピードで登っていきます。大塚選手のダンスを踊るようなヒルクライムは必見です!

▲3位には6/森コースケ選手が入りました。昨年はYZ450FXで参戦、今年は得意な2スト250のYZ250Xに戻りました。好調です。以前、森選手のYZ250Xに乗るチャンスがあって軽く乗ることがあったんですが、いわゆるYZ250Xではなく、極低速でも普通に走る(低回転でも粘るエンジン、というか「粘る」だけでなく、自然に「普通に走る」)車両でした。AD/Tacこと和泉拓選手のYZ250Xもそういう傾向はあったですが、もっと低回転よりです。普通のトレール車のような感じです。KRAZy Free Paper 21号で特集しています
▲4位には2/原田コータ選手が入りました。2023年のチャンピオンです。ステディな走りがその特徴、バイクの進もうとするチカラを邪魔しないように乗るというその考えによる走りはハードエンデューロをやっている人にこそぜひ見てほしいです。というか自然の中を走るエンデューロやクロスカントリーを楽しんでいるみなさんにもきっと役にたつと思います。

▲序盤はトップを走るもブレーキトラブルで後退。結果は5位となった144/吉良ユウヤ選手。元トライアルIA-Sクラス。見せる(魅せる)ライディングも時折り。R3のフィニッシュでは、あえて大きくジャンプしカメラサービスなんてことも。「全戦に参加することが難しい」と言ってましたが、できるなら今年の残り全部でたいとのこと。あ、午前中のエンデューロクロスでは勝利しています。

▲6位に入ったのは西川テルヒコ選手。昨年はマシントラブルに泣きましたが、今年はコンスタントに上位に食い込んでいます。

▲シェルコといえば滝口ヒカル選手。2スト300のSE300で参戦中。今回は7位に。シェルコは個人的にも好きな車両です。特に4ストはコンパクトでコントロールしやすい点が好き。2ストは太く粘るエンジンが特徴。あまり乗っている方がいない車両ですが、チャンスがあったらぜひ乗ってみてください。

▲膝がまだ本調子ではないようですが、なんとか9位に入ったのはガミーこと88/大神トモキ選手。先日は若いキッズを連れて欧州のエンデューロ世界選手権を観戦に行っていたようです。戦うだけでなく、キッズの未来にも協力を惜しまない選手。JECのエリア選手権も主催しています

▲10位に入ったのはAD/Tacこと14/和泉タク選手。スタントライディングから、スーパーモタード、エンデューロにビッグオフでのハードエンデューロに挑戦と、その経歴は幅広く多岐にわたります。スクールでのわかりやすい講義も人気だったり。
■観戦も楽しいハードエンデューロ
ハードエンデューロは観戦もおすすめ。なにしろ選手との距離が近いのが面白いです。大変なのは歩く必要があること。
持ち物ですが、水は最低1リットルは持っていってください。あとタオルト虫除けスプレーも忘れずに。服装ですが、肌がなるべく出さないのがベター。虫刺され防止と怪我防止です。で、割としられてないのがシューズ。ナガグツの方が多いようですが、底は硬い方が疲れません。「でも、水に入ることもあって濡れちゃうじゃない?」そうなんです・・・。濡れるのが嫌、という場合は靴下の上にビニール袋を履いちゃうのが簡単な防止策です。また、今では濡れないソックスなんても売っています(通販でも購入可能です)。
長靴(ゴムのいわゆるナガグツ)は疲れるようです、理由はブカブカで足がシューズの中で動くこと。と、そこが柔らかいからだそう(山歩き用のシューズの底が硬いのはこのためだそう)。そこが硬いシューズといえば、山歩用のシューズですが、今では安いものもありますから試してみてください。自分は中古を複数用意し、常時クルマに積んでいます。連チャンで履くと長持ちしないみたいなので、2日連続では使わないようにしています。
杖のようなものがあると山歩きが楽になります。安全だし。山の中に落ちている木を拾って使うのもいいんですが、登山用のステッキのようなものも売っています(縮めることもできます)。
あ、虫刺され予防はブヨやアブにも効くのがおすすめです(お子様用もあります、液体の内容によっては」お子様には使わないで、というものあるので注意が必要です)。ミント液もかなり有効です。が、1時間ほどで効果が薄れるようなので何度も吹きかけてください。
長くなっちゃいましたが、飛び石に注意ください。車両の真後ろや真後ろじゃなくても後方にいる際は飛び石が飛んでくることがあります。自分も2回ほど体験しています。一度はカメラのレンズに当たったことも。
次回の毎月15日のアイチャンレポートは、このダルマニアクスのようです。いつも観戦していますから、観戦についてのヒントがあるかも(内容はまだ知らないので、勝手な予測ですけど)。

▲今年の沢は非常に狭くなっていました。風が抜けないからか非常に蒸し暑い。選手の体力をじわじわと奪っていきます。

▲今回は多くのSTARK VARG(スターク バーグ)が参加。低い回転域(つまり低い速度)から強力なトルクを発生しているようです。

▲R3までポイントランキングでトップを争っていた4/木村選手。世界選手権を回る海外勤務の激務が効いたのか今回は11位。

▲こんなところを走ることでちょっとしたところが簡単に走破できたりするんですね。うまく壁を使って走りぬけ、その先の段差を簡単に通過する4/木村ツカサ選手。

▲KRAZyが勝手に注目している選手の一人がこの18/本間選手。今回は13位。

▲ハードエンデューロは観戦も楽しいので、一度ぜひ!日曜のXXクラス+インターナショナルクラスを観戦の皆さん。あ、アイちゃんもいる!
■次ラウンドはシコクベルグ
次回は四国で開催される愛媛で開催されるシコクベルグです。11月9日です。
https://ren-x-mission.com/posts/2025-cross-mission-シコクベルグ/
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