2024.08.06
全日本ハードエンデューロ Rd5 山形 ダルマニアクス Part4
■山形 ダルマニアクス Xクラス+XXクラス/全日本ハードエンデューロ 2024 Rd5
ハードが盛り上がるその理由 / Part4最終編-06.Aug.2024-
7月13-14日、CROSSMISSIONハードエンデューロ「ダルマニアクス」が山形新庄市にて開催されました。ここはそのダルマニアクスXXクラス・全日本ハードエンデューロ選手権のレースレポの最終編になります。
◾️初開催のダルマニアクスを制したのは#3/大塚正恒選手。これでR4に続いて2連勝
「まじ嬉しいですよ。でも今も腕が攣ってる(笑。というか身体中が攣ってる、表彰の時も景品持っている腕が攣ってたからね。身体はいっぱいいっぱいかな」
「前に出れたのは、序盤の2セク(セクション2)のヒルクライムで。一番後ろから一気に前に(トップに)出れた。渋滞してたんだけど行けたんですよ」
「ロックセクションは身体的には疲れるけど、あまり気にならないかな」
全日本ハードエンデューロ Round5 山形ダルマニアクスを制したのは#3/大塚正恒選手でした。後続を大きく突き放しての圧勝。R4日高に続いて2連勝です。ポイントランキングは当然トップ。
▲Lap2のダルマランドでヘルメットを脱いで熱を持った身体を冷やす#3/大塚選手。後ろとの差は20分と大差だったこともあって、これでも全く問題なし。
◾️2位に入ったのは#2/大津崇博選手
2位に入ったのは#2/大津崇博選手。Lap2のダルマランドで前をいく#9/木村吏選手を抜いての2位獲得。
「(ダルマランドの)トンネルの後でツカサさんが失敗、そこで前に出ました。次の四国では表彰台の真ん中に立ちたいです」
「マシンを壊さないで走ることが一番大事と思いました。転んでクラッチケースを割ってしまいました、レバーも折れたし」
「ロックは嫌いだったんですけど、エルズベルグの動画見てイメージ練習してました。それが良かったのかどうかわかないけど何とかなりました」
▲2位#2/大津崇博選手。ダルマランドの川トンネルを抜けた最終章で、#9木村選手の前に出て2位に。シリーズポイントは137pointに。ランキングは3位のままですが、2位#1/原田選手との差は2pointに縮まりました。
◾️3位#9/木村吏選手
「スタートでクラッチの交換作業しててスタートが10分遅れたんすよ。けど、スタート直後で渋滞があってそこでライバルに追いつきました。渋滞に助けられました」
「ヒルクライムをいい感じで走れて体力をロスせずに走れて、序盤からいいペースでした」
「最後は、後ろに阿部ちゃん(#44/阿部)がいたのは気がついていたんだけど、大津君(#2/大津)には気が付いてなくて。ミスしたところで前に出られちゃいました」
3位35pointoを得て、ランキングは一気に5位に。
▲3位は#9/木村吏選手。スタート直前、撮影場所に向かう僕らのクルマの後ろに何故か#9木村選手が・・・。「忘れ物したのでパドックに戻りたいんですよ〜」とか。「こっちじゃないよ!あの十字路をまっすぐだよ」・・・こっちが慌てました。スタートしようとしたらクラッチのフィーリングが悪い。その場で交換しようと思ったら(レース中でもやっている)、いつも持ってきているクラッチ一式を持ってきてないことに気がつき、戻った。という次第。
▲4位は#44阿部雄大選手。Lap1のチェックポイントでは2番手でした。しかし、33pointを得てシリーズランキングは一気に5位に。
▲5位は#1原田皓太選手。写真はダルマランド最終章で#12をパスする#1/原田選手。前に出れずに止まってしまった#12久保山選手の後ろで、しばらく見ていた原田選手。何気なく別のラインへ向かうと、あっという間に#12久保山選手をパス。レース後、「バイクの邪魔をしないライディング」という話を#1/原田選手から聞きました。いつかこの話をまとめてレポートしたいです
▲6位に入ったのは4スト450の#15森耕輔選手。ハードエンデューロ(以下ハードと略します)は車両の軽さ+太いトルクから2スト300か250を選ぶ傾向があります。が、森選手はあえて4スト450を選択。徐々にハード用の車両に仕上がっているようです。以前はハード用の森スペシャルYZ250Xでした。KRAZyでも試乗させていただいたんですが、とてつもなく乗りやすく、低速でも走ります。
▲7位には#12久保山満生選手が入りました。Lap2のCP2(チェックポイント)でタイムアップ。ポイントランキングは一つ上がって8位に。
▲8位は#69/和泉拓選手。和泉選手も数少ない4スト。なおかつ250cc。#69/和泉選手はスポットでの参戦
▲9位には#13/林宏志選手。R4日高では沼にハマってしまいそのまま終了となりましたがその日高のリベンジ。
▲10位に入ったのは#29/岡宏治選手でした。日高も完走し今回も10位に。ノボリ調子です。
◾️全日本ハードエンデューロ R5 終了時点でのポイントランキング
◾️参加者の皆さんの声を聞いてみました。
「毎回、すごいところで開催されるから出がいがあるんですよね(XXクラス参加者)。今回も最後のダルマランドは走りがいがありました。あんなに水の量が多く、長い沢は初めてでした」
「毎回出るわけじゃないけど、友達と一緒に出て楽しんます。順位とかはあまり気にしてなくって、みんなと楽しめるのがいい(Xクラス参加者)」
「達成感ですかね?参加することが楽しい。WEXも出たりするけど、ちょっと違うかな。何が違うのかなぁ。とにかくみんなで楽しんでます(Xクラス参加者)」
「自分との戦いって感じ?ハードって速さとはちょっと違ってて、、、なんだろ、出来るかどうかみたいな楽しさ?なんだろ、順位とは違う楽しさかなぁ。今回もコテンパンにやられた、笑(XXクラス参加者)」
▲ダルマニクスのスタッフの皆さん(あ、一部の「方がいない。汗)お疲れ様でした!お世話になりました!!
END
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