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2017.11.03

大貫卓也作品集 広告 ペプシマン カップヌードルhungry? ラフォーレ TSUBAKIなど

プリント
 
 
大貫卓也作品集 
広告 ペプシマン カップヌードルhungry? ラフォーレ TSUBAKIなど

 

すごい本が出ちゃいます・・・今日は文化の日っていう理由からじゃないけど、今回は本の紹介です。
 

多くの商品をヒットさせ、また世界が驚き賞賛した広告を作った先輩の作品集・・・が出ます。で、買うか、買わないか。てか、買いたいンだけど、見たらまた影響を受けそうでコワイ・・・(汗。

 

アイディアとは何か?広告になっているか?デザインとは?
が、つまっている本だろうと思います。大貫卓也という広告を主に制作したアートディレクターの作品集です。
 

ちょっと古いけど、ペプシマンとかカップヌードルhungry?シリーズ、あ、東京ではラフォーレ原宿やとしまえんのあの一連のポスターやCMが大貫さんの仕事です。最近では、資生堂のTSUBAKIの商品開発とそのプロモーション(広告)一式が有名。新潮社のyonda?(新潮社の出していた白紙の文庫日記帳とかサイコー)、トヨタマークⅡ新聞広告シリーズ、西武百貨店「足りないものはなんですか」シリーズ・・・あげたらきりがない名作ぞろい。どれもその後の広告を変えるような画期的な表現でした。新しいだけなら意外とよくあるんだけど、大貫さんののは誰でもそれが理解でき、また社会に大きな結果(つまり経済を動かした)を残しています。
 

わかりやすさと新しい表現をつねに実践していました。実は以前大貫さんとは同じ会社に在籍し、斜め前の目の前の席でした。ある広告代理店の制作(クリエイティブ)部署の先輩です。当時、身近かにその仕事を見て触れてきました。としまえんの「プール冷えてます。」の頃です。その圧倒的な新しい表現に影響を受けました。自分は自分であって大貫さんじゃないのに同じようなモノが創りたくて、当然のように失敗を繰り返しました・・・。
 

ある日チームが変わり大貫さんから距離的に離れることになります。それがきっかけだったのか、その後自分なりの表現をつくることができ、まがりなりにもヒット商品を育てる広告を生むことができました。あまりにもその強い才能に、近くにいると火傷してしまうのでした。そうです、天才なんです。
 
 
 

この本は大貫卓也さんの広告作品集。つまりデザインやアートの本ですが、ぜひみなさんに見て欲しいです。以前若いカメラマンやクライアントさん、そういうデザイナーじゃない方々にも見てもらったことがあります。こういう考え方が世の中にもあって、一般的にイメージしていることはいかに狭いか、新しいと言ってもわかりにくくなるわけではないということが理解できます。
 

「新しい表現」「新しいデザイン」「新しい商品」と言うと、多くの方々が「そんなのは一般のひとには理解できないアートっぽいものなんじゃないの?」と思われます。そのときにこの大貫卓也さんの作品集を見ていただきます(90年代に出た作品集もあるんです)。たいていの場合、なるほど!こういうのもあるんだ!!となって理解していただきます。あのときその若いカメラマンはわかりやすい写真というのをややバカにしており「いやです!そういう撮影はやりたくない」と言っていたのですが、この大貫さんの初期の作品を見て、やる気を出してもらいました。
 

だれが見ても楽しめる内容です。ペプシマンの広告キャンペーンを覚えていらっしゃる方もおおいと思いますが、あのような作品達です。またデザイナーやコピーライターなどの専門職の方にもオススメです。文字と文字のアキの重要性なども実感できると思います。自分はあしもとにも及びませんが、多くを大貫さんからアイディアとはなにか、また広告になっているとはどういうことか、など多くを学ばせてもらいました。

 

この大貫さんのいちばんすごいと思うのは、どれも『ナーンも考えずにつくった』ように感じる点です(笑。また『誰でも理解できる表現』という点です。カップヌードルのhungry?とか初期のとしまえんなどは誰でも理解できますよね。
そうそう、入社したての頃に創った角川文庫のPRマガジンってのがあるんだけど、これがまた超面白いんですよ!あ、コピーも上手いんですよねー。また、アイディアの出す量もすごい、100案200案と簡単に思いつく。だからこそ秀逸なアイディアが出せるのかも。僕らも訓練させられました。あの会社の制作部門に入りたいとかんがえるなら、デザインやコピーの技術じゃなく、とにかく数多くのアイディアを考えられる訓練をするといいです。
 
 
 

今はどうかわからないけど、いつも笑いながら仕事をしていました。どんなに大変なときでも笑ってる!だから楽しい表現や気さくな表現を生むことができるのかな・・・。この世界の仕事では、何人かの天才と言われた方々に出会うことができましたが、そのなかでも本当にすごい制作者だと思っています。
最後に。会社員時代は、忘年会や後輩の結婚式も大貫さんのもとで若い制作者が企画し(※)、本当にくだらない内容なんだけど最高に楽しめることもやってたなぁ。
 
※本当に面白い企画を考えるまで100案も200案も考えさせられる。でもこれが実践への訓練になるし、各自の自信にもなる。本当の仕事はこんなに自由じゃないから、なかなかやり方の本質を掴めない。こういう自由になる内容で身につけさせてもらったのかも。

 

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大貫卓也

 
価格は10,800円(税込)
カラー1504ページ、5000点を超える写真や図版、原稿用紙500枚以上の書き下ろし解説も。
この本人による解説ってのがきっととても価値があると思います。なぜそういうアイディアにしたのか?またどう考えたのか?が理解できて、いろんなことに役立つと思います。
10,800円は、ちょっと高いけどその価値は充分にありますよ。ホントホント。
予約も始まっているそうです。
amazonでも予約も購入もできます。

 
 

あ、11月18日には、東京の青山ブックセンターでトークショーもあるそうですよー。
これもおすすめ!行こうかなぁ・・・ひざびさに会いたいし。

 
 
 
 

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