2025.02.08
徒然なるままにVol.02「CMの裏側から」
■徒然なるままにVol.02「CMの裏側から」 -08.Feb.2025-
「飲み会などで、無理にお酒を勧める人がたまにいる、
飲めない人はお酒を楽しめない、ってことがわからない人だろう。
制作は(※)、楽しんでもらえる表現を作るのが仕事だ。
表現を受け取る相手がどういうモノを楽しめるのかを理解してないと、
意味不明の芸術作品のようになったり、
クライアントの言いなりのモノだったり、
企画書をそのまま作ったようなつまらないモノになる・・・。
飲めない人にお酒を無理強いする制作って、
自分の無能さを言ってるようなものかもしれない」
※かつて、クリエイティブ系の人を「制作(セイサク)」とよぶ文化がありました。
■クリエイターの言葉
今日はCMなどの広告企画の現場で、先輩や上司から聞いた言葉をまとめてみました。
ふと昔の制作メモを読んだら出てきたんです。これは面白いかも、と探したらいっぱい出てきました。
あ、KRAZy DESIGNは本業が広告企画と制作です。大貫卓也さん(アートディレクター)、鈴木聡さん(コピーライター+脚本家)、谷山雅計さん(コピーライター/TCC会長)、佐藤可士和さん(クリエイティブディレクター)などなどが先輩や後輩にいます。今では有名な方々です。この方々以外にもすごい方々がいらっしゃいました。これらの言葉は自分の指針になってきました。
なかなか厳しい言葉もあるんですが、面白いので紹介しますね・・・。
「難しい課題ほど優秀な能力が必要。
最も難しい課題とは、嫌われているモノを人気者にする仕事。
有名で人気のある商品をやりたがる人がいるけど、
そんなのは誰がやってもそこそこいい仕事ができる。
成長したいなら、無名なものや人気のないものをやれ。
難しいけど、実はこう言う仕事はいいこともある。
普通ならダメと言う内容でも(アイディアでも)OKになったりする・・・
つまり自由に作れることが多い。
なぜなら、依頼者は非常に困っているから奇跡を期待する。
通常ならダメと言うような表現や企画にOKを出す」
「何が欲しいかを客に聞いてもムダ。
『速い馬が欲しい』というだけだ。
フォードの創始者が言ったと言われてる・・・
ヒントはあるが答えはない、と言うことだ。
そう、ヒントはある」
「分かれ道があったら
難しいと思われる道を選べ。
それがいい表現を産む」
「人気のあるものに、人は集まる。
困っている人からは人が逃げていく・・・
しかし、困っている人を助けられるのが高いスキルを持った制作者だ」
「人気のあるものに集まるのは、
自分のスキルが低くその人気にあやかろうとしてるから。
本当に力のあるモノは、自らの力で創り出す」
「フェラーリは
そのデザインの良し悪しを
一般人に聞いたりはしない」
「あなたは会社経営においては
超一流だけど
広告や表現については素人です」
これはむかーしムカシ、上司がクライアントの社長に言った言葉です。「これは終わった・・・」と思ったんですが、この社長さん「なるほど!それは正しい」と言って、ムチャな修正指示を取り下げてくれました。こう言う関係を許してくれてた営業もすごい。「制作(クリエイター)は表現のプロで実績もある。一般の方々がわからないことも理解している。そういう意味では、ウソはついてはいけない。本当のことを言う必要がある。ただし言い方には気をつけろ」と言うのもあったなぁ・・・。いずれにしろ、クリエイティブ界で働いている実績のある者が同じ世界の若い者に向かって言った言葉です。誤解を生むような内容もありますが、世間一般に向かったものではありません。
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KRAZy/クレイジーはKRAZy DESIGNが運営発信しています。KRAZy DESIGNでは広告企画と制作(ポスターやCMなど)および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
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KRAZy発行責任者:近藤正之/KRAZy DESIGN
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