2026.01.10
毎月10日はモタードの日 Vol.18「New DR-Z4SM」
■毎月10日は気になったモタードの日 Vol.18 「New DR-Z4SM」-10.Jan.2026-
毎月10日は「ちょっと気になったストリートモタードを紹介します」の連載レポの日です。今回はNew DR-Z4SM
実はKRAZyの新しい仲間にDR-Z4SMが加わりました。1年か2年に渡って長期レポートを行う予定です。しばらくはこの毎月10日のモタードの日でレポートします。
この車両はメーカーから提供された広報車ではなく、きちんと購入しています。当然スズキさんとは金銭的な関係はなく、ソンタクなしにレポートしていきます。※あ、金銭的な関係があってもソンタクはしないですけど(苦笑。
※この長期レポートは中級ライダーの自分が実際に乗ってみてその感想をレポートするもので、決して評価ではありません。あくまでもインプレッションです。
モトクロスから始まって、エンデューロ、スーパーモトをレースを通して楽しみ、スーパーモトは全日本の250ccクラス(moto2クラス)に参戦していました。最上位は4位という中途半端な成績ですが
■New SUZUKI DR-Z4 SM
メインは街乗りで、まだ峠やサーキットやダート走行などのそれなりのペースでの走行は試していませんがだーんだんわかってきました。簡単にいうと「いい!!」です(笑)。迷ってる方は購入した方がいいかももしれません。CRF450Lも良かったけど、別の意味でDR-Z4もいいです! 無理して購入して良かったってのがホンネです。
で、年末年始の休み期間中このDR-Z4について考えていました。周囲からもよく質問されるからです。わかりやすく一言でこのバイクの紹介するとしたら?あえてバイクに乗らずに、今までの印象を整理してみました。
⚫︎とてもうまく制御されたエンジンとシャーシ。
⚫︎誰でもそれなりに楽しめる&走れるフトコロの広さ。
⚫︎なめらかな乗り味。まるでツインのような。
オフ車とかモタードの枠を超えた高性能バイクなのかもしれません。「400cc単気筒」バイクとしてみたらとても高性能な新しいバイクかなと今は感じています。
このエンジンとシャーシでSRX400の最新ロードバイク、というか軽量カフェレーサー的ロードバイクを作ったらかなり面白いのかも。こんなのをSUZUKIさんが造ってくれないかなぁ。
▲街乗りは本当に気持ちいいです。軽くワインディング的な走りも試しましたが、常に安定しています。フロントの接地感も高く安心して気持ちよく走れます。四輪で言うならグランツーリスモ(GT)って感じ。アウディの6気筒や昔のレガシーやSVXに似ているかも。ジャリ的なダートも軽く試してみました。パワーでリアを流しながらのコーナリングは自分レベルでは慣れが必要だなと思いました。出力についてはコントロール性が高く問題ないけど、リアがやや重くコントロールが難しかったです。あ、ビッグオフに慣れた方なら全然問題ないと思います。
■気になったこと
こういうのはあんまり書きたくはないけど、気になったので一応報告します。
レーサーなどの新車では必ず行う作業である各部のグリスアップ作業を行なったら(※)なんとグリスが全く入っていませんでした…。このまま3年後の車検まで何もしなかったらアクスルシャフトなどは固着し抜けないかも!っていうくらい。
以前から、国産車もグリスが少ない傾向に向かっているようなんですが、ウチのDR-Z4はグリスが全く無いというほど。
購入された皆さんもできればバイク屋さんで一度確認することをお勧めします。そのまま乗り続けるとバイクに大きなダメージとなり、どんなに高性能であっても意味のないものになってしまいます。少なくともウチのDR-Z4はグリスが足りていませんでした。てかここ最近の国産バイクはこんな感じなんですか…?ウチのバイクだけ?
※新車購入時のグリスアップはモトクロス車両やエンデューロ車両などでは必ず行う作業です(行わないショップもありますが、レースやオフロード系のショップでは常識)。新車のままではグリスが足りないので、一度各部をバラしてグリスアップするんです。一般車両ではあまりやらない作業ですけど、スポーツ走行や遊びで使う場合、泥だらけになることも多く高圧洗車機での洗車もあるし、また、そうじゃ無いにしても各部に大きな負担がかかるので必ず行います。以前乗っていたWR250Xはこんなではなかったです。もっとグリスが入っていました。
▲バラしたままの状況です・・・。

▲ジャリのフラットダートも軽く乗ってみました! フルパワーAモード+トルコン無しでもコントロールしやすいですが(こ自分はモードBが走りやすかったです)、でもリアが重いためか破綻したらやばそう!自分レベルでは、ダートをそれなりの速度で走るには慣れが必要かなと感じました。でもそういう振り回す系のバイクじゃないような気もします、できるけど楽しくない。
■追記:パワーモードについて
パワーモードは3タイプ。モードA、モードB、モードCが選べます。
⚫︎モードAは中回転域からパワーを発揮。にもかかわらずアクセルの開け始めのドンツキ感はほぼありません(これすごい!)。
⚫︎モードBはフラットな特性。ダートで非常にありがたいです。アクセル開度とリンクしている印象です。
⚫︎モードCはマイルドな設定。街乗りなどのちょい乗りには非常にありがたいです。無駄にパワーを発揮しないので非常にスムーズ。ただしパワー不足を感じさせないのが絶妙。
最も面白いのはどのモードも最終的にはフルパワー領域まで力を引き出せる点です。またどのモードもアクセル開け始めのドンツキ感を感じさせないのが嬉しいです。
■追記:トラクションコントロールについて
モード1、モード2、Gモード、オフの4つが選べます。
すごいのはSとSMではトラコンの介入設定を変えている点。実際にSをダート路面で乗り、どう違うのかを具体的に感じてみたいところです。
スペック及びメカニカルな点についてはSUZUKIのHPの解説をご覧ください。話題になっている高額となった理由がわかります。
https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/dr-z400smrlm5/?page=performance
https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/dr-z400smrlm5/?page=performance&parts=chassis
■マルケジーニなど
ホイールを鍛造アルムニウムのマルケジーニに変更作業中(M10S Motard 生産中止となり在庫限り)。カラーはGOLD。以前WR250Xでも使っていたアレを流用します。Fは17×3.5インチ。Rは17×4.5インチ。タイヤは最初から履いていたDLのQ4Aをそのまま使います。
テール周りの処理はモトショップTOYZさん(千葉)で考え中。どうやら面白い加工になりそうです!
来月の次回レポートではマルケジーニを入れたお姿を披露できるかと思います。


▲コピーにしてみました。広告で言うとタグラインのようなものです。INTELLIGENT MONSTER「知的モンスター」という意味です。実はトライアンフの1200につけたコピーなんですが(高度にコンピューター制御された600ccx2の1200ccツイン)、このDR-Z4も近いかも・・・。タグラインとはその商品の価値を一言でまとめた言葉のことです。モンスターエナジーなら「野生を解き放て」など。
▲というか、むしろ「自ら知能を持っているかように、高度に制御されているビッグシングル」という方が近いかなと今は感じています。エクステリアデザインの見た目からはかなりワイルドで尖った印象を与えますが、実はそうではなく「知性の高い」バイクのように感じてきました。「いざというときのために高度なスキルは持っているが、いつもは隠しているスーパーアスリート」というんでしょうか。曖昧な言葉ですが、形容詞なら「しなやかなバイク」と言うのが今の感想です。WR250Xとはここが全く違うように感じます。
■初代DR-Z400SMマルチプレックス限定車
先日、初代DR-Z400SMのマルチプレックス限定車に乗ってきました。そのオリジナル車両にFCRを入れ、排気系はdevilのフルエキというスペシャルマシンです。明日12日(月)にこのインプレレポートをアップしますね。
FCR+devilによって、とてもファンキーで刺激的な車両に仕上がっていましたー!めちゃくちゃ楽しいバイクでした。無駄にアクセルを開けたくなる、そんなバイク。こちらは明後日の月曜日に。

▲マルチプレックスとは00年代に東京お台場で開催されていたレースイベントです。スーパーモタードレース、FMX、BMXに四輪のドリフトなどが開催されていた伝説のイベント。来場者は最大2万人というというオバケ的イベントでもありました。今もお台場でD1などのドリフトレースが行われていますが、あそこです。このマルチプレックスがひいたアスファルトによってそのまま東京都の駐車場となり、レースイベントも開催されるようになりました(これ以前は土の空き地でした)。マルチプレックスはSUZUKIさんがスポンサーとなっていたこともあって、このDR-Zのマルチプレックス限定車が生まれたそうです。カラーはこのスペシャルシルバーのみ。現在のMoto Shop TOYZの代表のマックさんが当時このカスタムデザインを行なっていたそうです。

▲マルチプレックス/MULTIPLEX:00年代、数年にわたって東京お台場で開催されていたレースイベント。上のカットのライダーは現在のGARAGE OPB代表の大森さん。下の写真の#1はJAWSこと増田智義さん。日本のスーパーモタードスポーツを技術的にも精神的にも牽引し、文化として作り上げた選手です。全日本モトクロスではヤマハファクトリーの監督も務めた選手。このレースはモタード文化の象徴でもありました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
KRAZy/クレイジーはKONDO designが運営発信しています。KONDO designでは広告企画と制作、および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
質問・ご意見などはこちらアドレスへ → kondo@krazy-web.com
KRAZy発行責任者:近藤正之/KONDO design
OTHER POST
- 2026.01.17 We Love Motard ! / ストリートモタード特集2026 Part2
- 2026.01.16 We Love Motard ! / ストリートモタード特集2026 Part1
- 2026.01.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.11
- 2026.01.12 毎月10日はモタードの日 Vol.19「DR-Z 400SM マルチプレックス限定車」
- 2026.01.10 毎月10日はモタードの日 Vol.18「New DR-Z4SM」
- 2026.01.05 毎月5日は電動STARK 長期レポ by 濱原ソードー / Vol.08 僕のプライベートのバイクライフ
- 2025.12.24 ストリートモタード写真大々募集!
- 2025.12.20 CYCLING A GO GO Vol.41「師走は何かと忙しく、それでもスポーツは心の中にかろうじてあるのね」
- 2025.12.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.10
- 2025.12.10 毎月10日はモタードの日「ストリートモタード特集を行います。写真大募集!」
- 2025.12.05 毎月5日は電動STARK 長期レポ by 濱原ソードー / Vol.07 日野ハードエンデューロに参戦してきました
- 2025.11.20 CYCLING A GO GO Vol.40「モーターショー改めモビリティショーになると自転車は仲間入りするのか!?>」
- 2025.11.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.09
- 2025.11.10 毎月10日はモタードの日 Vol.16「DR-Z4SM」
- 2025.11.10 毎月10日はモタードの日「DR-Z4 SM」
- 2025.11.07 DR-Zミーティング&モタミ by KRAZy
- 2025.11.05 毎月5日は電動STARK 長期レポ by 濱原ソードー / Vol.06 電動バイクの圧倒的に良い部分
- 2025.10.20 CYCLING A GO GO Vol.39「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースは観戦に行けなかったので、武道体験の話<番外編>」
- 2025.10.15 毎月15日はあいちゃんの「ちょっとバイクに乗ってきました」の連載 Vol.08
- 2025.10.10 毎月10日はモタードの日 Vol.15「宮ヶ瀬ダムモタード」
Loading...









