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2024.08.10

毎月10日はモタード Vol.07 / モタード進化系?

007月

 
 

■毎月10日はモタード / モタード進化系?ファットブロックタイヤ -10.Aug.2024- 

 「毎月10日はちょっと気になったモタードに試乗&紹介する連載レポ」の日です。が、今回はモタード紹介ではなく、タイヤの紹介です。ファットなブロックタイヤを履いてみました。

 

 このタイプのタイヤは各メーカーで用意されていますが、今回はGP-410。IRCのタイヤです。アドベンチャー系というジャンルになるようです。

 
 

 前斜めやや上

 
 

◾️ファットブロックタイヤ ON & OFFタイヤ
 
これはロード+ダート用に開発されたタイヤ、「アスファルト走行がメインで林道などのダートもOK」というタイヤです。

 

 以下、IRCのサイトから引用
   ↓     ↓

GP-110の後継モデルとして開発。ON性能を重視しながらも、ブロックの無骨なルックスがバイクを引き立てる。グリップ重視のコンパウンドはオンロードでの安全性を保持。センターブロックの間隔を従来より広げることにより、OFF性能も向上。一般道の走行をメインに、フラットな林道を楽しむ方へお勧めのモデル。

 

 このGP-410を選んだのは、外観が一番好みだったから(最もゴツかったんですよ)。しかし、他のメーカーにもこのタイプのタイヤはあります。ミシュラン ANAKKE ADVENTURE や WILDなどなどです※

 

ミシュラン
https://www.michelin.co.jp/motorbike/browse-tyres/by-category/trail
 

※メーカーによっては17インチはリア用のみの場合があります。フロントタイヤに使うことは考慮されていませんので、ご注意ください。

 
 
 前斜め-1
タイトルのMuscularは「筋肉質な」という形容詞、Boldはフォントの太さを表す言葉で「太い」「強い」という意味になります。Boldなデザイン、などと使ったりします。

 
 

 実は春のイベント「オクシズADVENTURE RALLY」で、BETAさんの展示車両にこのタイヤを履いていたモタード車両があって、一目惚れしたんですよね〜。

 

 この時、軽くアスファルトの公道で試乗したんですがかなりいい感じ。クセもないしグリップもいい!
 

 昔むかーし、TW200というバイクがあってもっと太いブロックタイヤを履いていたんです(最初からこの仕様)。そうです、原宿バイクとかTWer(ティーダバー)とよばれたあれ。このTWは当時乗ったことがあって、「こんなに太いタイヤでも普通に(クセがなく)ハンドリングなんだ!」って驚いたことがありました。

 

※当時このTWをベースにしたカスタムが大流行したことがあります。テレビドラマの中で主人公のキムタクさんが乗ってたこともあって、キムタクバイクとも呼ばれていました。

 
 
前斜め-川

 
 
◾️アスファルトはかなりグリップ、ダートもかなりいける!

 

 撮影しつつ試乗してみました。

 

 はっきり言ってかなりグリップします。やわかなコンパウンドを使っているのかもしれません。見た目以上にアスファルトでグリップします。

 

 峠でも軽く乗りましたが、高速域から強いブレーキング、そのままブレーキを引きずったままフルバンクに向かってもフロントタイヤは破綻せず、気持ちよく入って行けました。ハイグリップタイヤにやや近い安心感が。これにはちょっとびっくり!!

 

 先日、ダートもトライ。こぶし大の石の転がるダート、砂のダート、こぶしから小さなスイカ程度の石の広がる河原的なところなど。

 

 ブロックタイヤほどではないですが、グリップします。砂のダートはタイヤが太いこともあって埋まらないのでむしろこちらの方が走りやすいです。河原的な石の広がるところもむしろこっちの方が走りやすいかも。

 
 ただ、こぶし大の石のある林道的なところはエアを抜いた方がいいかも。弾かれました。1.0くらいまで落とすだけで弾かれることがなくなりかなり安心(※)。
 
※アスファルトでは正規のエア圧に戻す必要があります、注意してください。

 

ダート横

 

ま横

 
 

◾️タイヤサイズ

 

今回使用したタイヤは IRC GP-410です、新商品だそうです。

 

Front:110/80-17 M/C 57S
Rear:140/70-17 M/C 66S

 

空気圧アスファルト:前後1.5kPa
空気圧ダート:1.5kPa
空気圧ダートその2:1.0kPa

 
 

 ダート前斜め

 

タイヤアップ

 
 

◾️チューブはタフチューブ。そして友人も

 

 ダートは圧倒的に少し空気圧を下げた方がグリップは増しました。1.0まで下げましたが、もう少し下げてもいい? 

  

 たま〜にダートも行くことあるので、チューブはゴムの厚いタフチューブに変えました。リム打ちしてパンクするのも嫌なので・・・。

 

 タフチューブにするとタイヤは当然重くなります(元々この種のタイヤは重いし、タフチューブも一般に比べて重いので)が、レースじゃないから気にしません。

 
 

前斜め-2

 
 前斜め-1

▲これは川ではなく、道に水が流れ込んだところ。川を走ってはいませんよ〜

 

レースという単語で急に思い出しました!!MOTO1に参戦してた頃の元ライバルでインダストリアルデザイナーの橘さんもこーゆータイヤをWR250Fに履いてたなぁ。「思いのほかグリップしますよ〜」って言ってた。タイヤはなんだったんだろ? ※橘さんはGOOD DESIGNの賞などを撮っている有名なデザイナーさん。あのKEY印はご存知ですか?あのデザイナーさんです。KRAZyでも使っています。こういう遊び心あるデザインが好き!

 

wrタチさんのWR 3
こちらが橘さんのWR250Fモタード。

 
 

◾️播州アドベンチャーラリーはこれで

 

 このレポートのアップされる今日は播州アドベンチャーラリーVol.01が開催されています。このバイク+このタイヤでこのオフロードツーリングに参加しま〜す。あ、乗ってもらってもOKですので、気になった方は声かけてくださーい。

 

 KRAZyはこのイベントを応援し参加していま〜す。

 

あ、これはIRCさんやBETAさんとは全く関係はありません。購入し使っています。プロモーションでもないし、ましてやステルスマーケティングでもありません。KRAZyは中立を保っています。飯塚さん、門永さんは個人的な友人ですが、それとこれは別かなぁと。
テレビ番組の通販のようなことは絶対にしたくないからです。広告企画と制作が本業だからこそ、ああいうダサイことはしたくないなぁ、って・・・。ここで書いたことは本音です。正しいかどうかは置いといて、実際に感じたことをそのまま書いています。

 
 

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KRAZy/クレイジーはKONDO designが運営発信しています。KONDO designでは広告企画と制作(ポスターやCMなど)および商品企画開発などを行っています http://www.krazy-web.com/custom/krazy_kondodesign-2/
質問・ご意見などはこちらアドレスへ → kondo@krazy-web.com
KRAZy発行責任者:近藤正之/KONDO design

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