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2020.09.25

毎月25の日はCMの裏側から / 「アイディアはどこから?」

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毎月25の日はCMの裏側から / 「アイディアはどこからやってくる?」-25.Sep.2020- 

「ある日、天からアイディアが降ってくる。ふとポワンッと思いつく」
なんてことは無いような気がしています・・・。

 

全く無いわけじゃないけど、それを待っているのは効率が悪すぎるような。
てか、結果を運にまかせるようなのはクライアントに失礼なのかも
とも思っています。

 

多くのすばらしい先輩の方々と一緒に仕事させていただいて学んだことのひとつが
「仮説を立ててアイディアを生む」ということこと。
これなら運を天にまかせて待つ、ということが減るように思います。
(多少はあるけど)

 

「仮りに、○○が □□だったとしたら・・・?」と仮説を立て
それを条件に素直に考えていくというやり方です。

 

もし地球が球体じゃなく平らだったら、
男女のファッションが逆だったら、
という具合です。

 
 
 

プリント
MIYAKE ISLAND ENDURO / Naming & Logo Design
 
 

919
 
 
 

これを飲み会のようなリラックスした空気で、数人で話し合いながらアイディアを出す。
ポイントは、他の意見を否定しないこと。
否定したいときはそれより良いアイディアを言うことがルールです。
もうひとつ、いいと思ったアイディアはいいね!っていうことも(笑。
盛り上がらないと、脳が活発に動かないし。

 

これだと、わりと簡単にいくつもアイディアが出てくるんですよね。
有名なCMの企画打ち合わせを、聞いちゃったことが何度もあるんだけど※
こんなかんじで生まれて行きます。

 

※万が一聞いても、絶対に口外しないのがルール。今ではこーゆーいい加減なのはNGだけど。でもそうやって先輩のみなさんのやり方を学ぶってのもあると思う・・・。

 

■仮説の例

 

一般のCMのメッセージ構造を図にしてみると、

 
 
 

プリント

 
 
 

となります。
「タレントやモデルなどが、商品を使う」というメッセージ構造です

 

そのCMの内容を短い文章にすると、主語が人物になります。つまり
「タレントさんが、商品と一緒に○△□をする」ということになります。

 

英語だともっと構造が明確になります。主語はタレントさん、そして一緒に商品がある。
 

「タレント with 商品A」

 

これは商品がメインじゃない・・・主語が商品ではなくタレントさん。
つまり商品の印象が弱くなる。

 
 
 

YamahaKomuro_1000
YAMAHA PIANO design for Komuro Teysuya

 
 

画王生誕1000px
Panasonic TV GAOO
 
 
 

仮りに、
「商品が主語になれば、強く印象に残るのでは?」という仮説をたてます。

 

つまり
「商品Aが○△□をする」という内容のCMのほうが商品の印象が強く残るのでは?
という仮説です。

 

あのCMもポスターも新聞広告もこんな具合に生まれていきました。

 
 
 

作品_ポスタ
OKEGAWA Sports Land

 
 
 

こぼうず金のつぶ1000
ミツカン「納豆・金のつぶ」CM /「納豆って自然感が大切なのかも?ナチュラル感とか伝統的とかもあるのかも?そういう世界観のCMはどうか?」ってことで、おすもうさんやこぼうず(お寺)でやってました。

 
 
 

そうなんです・・・トイレとか寝起きにポワンっと思いつくなんてことは稀で、
日頃から、気になったことについて仮説を立てて考えておく。
そこになにか新しい表現があるんじゃないか?って
考えておいてストックをいっぱい持っておくらしいです。

 

ポンッと思いつくことがあるとしたら、
誰かがなにかを言ったことなどがきっかけで生まれることはあります。

 
 
 
Carib
TOYOTA CARIB

 
 

「バイク雑誌に紹介されるより、テレビに出たい。一般の方々の観るテレビに出たい。」

 

と、ある選手が答えてくれたことがあります。
MOTO1 Free PaperをやめてKRAZyをつくろうとしていたときです。
 

これを聞いたとき、「あ!」と気がつき、KRAZyの編集方針が決まりました。
ある仮説がストックされていたんだけど、その答えがこの言葉でした。

 
 
 

ハリソン君電車1000px
Tu-ka KANSAI / ターゲットはビジネスマン(サラリーマン)。まともに創ったらまったく目立たない、しつまらない。で、「世の中で最も困ってる(苦労してる)のがサラリーマンじゃないか?では、困ってる顔が最も似合うのは?・・・あ、インディ○ョーンズやスター○ォーズのあのひとかも・・・いつもなにかに巻き込まれている役を演じてるよね、このひと。」ってことで(笑。
 
 

プリント

 
 

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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
KONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画と制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。

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