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2020.06.25

毎月25の日はCMの裏側から /「誕生日は母の日」

プリント

 
 

■毎月25の日はCMの裏側から /「誕生日は母の日」キャンペーン-25.Jun.2020-
実は先日、誕生日を迎えました。
多くのお祝いメッセージをいただき、おどろくやら深く感謝するやらの1日でした。
これもKRAZyをやっているからなんだろうな、まじめにできるかぎりのことをしなきゃなぁ…と深く感じました。
ありがとうございます。

 

で、その誕生日という言葉で思い出したんです(苦笑。

それがこれ→「誕生日は母の日」キャンペーン。

 

※「キャンペーン」とは広告用語で「多種類のメディアを活用し、大きなひとつの動きを作ろうとする広告」のことを指します。一般的にはプレゼントのある広告というイメージがあると思いますが、業界的にはちょっと意味が違ったりします。

 

誕生日を「産んでくれた母に感謝する日」と考えてみたわけです。

これをメッセージにした広告はできないかなぁ、と考えてたことがあるんです…。

 

「えっ?どーゆーこと?」
ですよね、よくわからないですよね…なぜそれが広告になるの?って思われますよね。

 

でも広告になるんですよ…なので、具体的な例で説明します。

 

■例その1:日本郵便の場合

 

「誕生日は母の日。たまには母に手紙を出そう」というコピーにするとなにかできそうですよね。
あえてお笑いの芸人さんをつかい、お笑いじゃないプライベートな内容のCMにして、ドキュメント的な内容に。
もしくは、プライベートを感じさせない大御所の俳優さんを使い、本当の両親に登場してもらう。大御所も親にとってはこども、という面を表現し、共感をねらう・・・などなど、いろいろ考えられます。

 

■例その2:JRの場合。

 

「誕生日は母の日。たまには帰ろう、顔を見せに行こう」
タレントさんを使わずにも、印象に残るCMがつくれそう。

 

※広告の企画を考える際、普通はその商品が伝えたいメッセージや、その商品が獲得したいイメージをどう伝えたらいいか、と考えていくんですが、ときどきこれとは関係なく、こんなメッセージは多くの方々から共感をいただけるんじゃないか?とフリーで考えることもあります。「プロ野球名球会のオールスター」「ゴジラ原寸大」とかもこれと同じ(ゴジラはガンダム原寸大がお台場にできちゃったからもう完全にボツですけど・・・ちなみに原寸大ゴジラを造ったとします。と、どうなるか?ゴジラは世界的に有名です、からそれのある場所が日本の象徴的な場所になります。パリ=エッフェル塔と同じです。世界の方々がこれを認知し、すでに日本=ゴジラなわけですから、その場所が世界的に有名な場所になり、名所となります。例えば遊園地のとしまえんにつくったら。としまえんが世界的に有名になり、来場者が増えます。とくに冬の閑散期の大きな収入になる可能性があるわけです。このときゴジラはただ立っているんじゃなく、ストーリーがあるのがいいなぁと思っていました。低い雲のただよう雨の降るなかで立っているゴジラ、その姿がまるで生きているように見えるような)。

 
 

こんな具合にCMの企画は考えています。
商品から考えることもありますが、
こんな風に日常での生活のなかから考えることもあります。

 

わりとザックリとした企画なら、いろんな商品でも使えることがあります。
内緒なんですけど、1カ所に提案しボツっても他でまた提案させていただくこともあります…(汗汗。
これは4回くらい提案したんだけど、どこからもOKはいただけなった案なんです。

 

5回目でOKもらえることもあるので、
あきらめないことが重要だったりもします。

 

としまえんの新聞広告のエイプリルフールの「史上最低のとしまえん」は
2度目でOKもらったと聞いています。
当時、会社の先輩が考えつくっていたんです。

 

それ、つかいまわし?…じゃないですよ、リサイクルです(笑!

 
 

プリント
▲トップの画像はむかしむかし試しにつくった新聞広告のラフなんですけど、選手を紹介しつつそのレースの告知をおこない、同時にそのモータースポーツの認知やファンをふやせないかなとか考えたもの。あ、ラフとは試作のことです。1枚の写真でもいろんな見せ方が可能なので、そういうのもいろいろ作ってみて比較します。これはその別デザインです。デザインやりすぎで、写真や本文が頭にはいらないかんじです。
この広告は実行できなかったけど(掲載料を払うお金ないし)ウェブやマガジンのための情報をつくる際に、新しい見せ方を生むことにつながりました。CMとか広告ってこんなことをゴニョゴニョと地味にやっています…

 
 

新聞ラフ_X-F_A3
▲FMXならどんな表現ができるんだろう…と考えてつくってみたのがこれ。初回のX-Fighters OSAKA大会の第2回があったとしたらどんな広告になるのかなと…。この初回のX-Fightersはものすごーく盛り上がったわけですが、1枚のビジュアルでは表現することができなかった…。ひとつのビジュアルや言葉で表現することができたなら、それがその商品(これはイベントですが)の最大の価値ということになるわけです。それを整理する意味でもこういう作業は役に立ちます。
日々パソコンの前でなにやってるのか?っていうと、こんなことやってるわけです・・・苦笑。

 
 

で、某社長から提案あったのが
「30すぎたら、誕生日は母の日」
でした・・・。

 

たしかに!

 
 

この「毎月25の日はCMの裏側から」では、KRAZyの発行元であるKONDO designの本業でもある広告のオハナシをしています。広告企画&制作は企業やクライアントの奥深くを知ることも多く、その仕事の実態は知られていません。ドラマのなかで描かれることがありますが、あまり正しいとは言えないような(苦笑。あ、D社はああなのかな…丸投げ仕事でまた話題にあがってるけど。
まぁそういうわけで、ちょっと面白いお話ができたらと、連載しています。

 
 

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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
企画・編集・制作はKONDO design / 近藤正之
KONDO designは 広告企画・制作が主な仕事です。時には商品企画なども行ないます。Panasonic、TOYOTA、Suntory、Sapporo Beer、Asahi、ANA、としまえん、ミツカン、Loft、Monster Energy、日本生命、JT日本たばこ、クリニーク、コカ・コーラ社などを担当。工業デザインではヤマハ楽器+小室哲哉のオリジナルピアノのデザインも。
KRAZy(クレイジー)はグッズ販売によって活動資金を得ています。できるだけ広告収益の比率をさげるためです。広告業をなりわいとしているからこそ、広告出稿によるその影響力を知っています。できるだけレポート内容を自由に書けるようにするための工夫です。無料メディアでありながらも広告クライアントからの影響を受けたくないと考えています。

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