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2025.11.05

毎月5日は電動STARK 長期レポ by 濱原ソードー / Vol.06 電動バイクの圧倒的に良い部分

表紙

 
 

■毎月5日は電動バイク/スターク ヴァーグ長期インプレVol.06
by濱原ソードー選手 「電動バイクの圧倒的に良い部分」
-05.Oct.2025- 

電動バイク「スターク ヴァーグ」の長期レポートを始めました。担当してもらうのはこのSTRAK VARGの日本アンバサダーを担当している濱原颯道(ハマハラソードー)選手。濱原選手といえば全日本ロードレースや8耐、またスーパーモトでも活躍し、最近ではハードエンデューロでも活躍しているスーパーマルチなライダーです。では、早速♪
 

全日本ロードレースJSB1000ではランキング2位の実績、8耐では海外のチームやヨシムラ、そしてスズキファクトリーで活躍しています。愛称は「ソードー」。190cm以上のでかい身体とメガネが特徴です。 

■電動バイクの圧倒的に良い部分

 

電動バイクでオフロードやりまくってるソードーです。
毎月5日にKrazyにてスペインの電動バイクメーカーSTARK FUTURE社のSTARK VARG(スターク ヴァーグ)についてのコラムを書いています。

 

先日、僕がキャンパスオフロード(キャンオフ)のスタッフとして働いてた時の話なんですけど、コースマーシャルをしていてレース後にコーステープ(コースのレイアウトを決めているテープ)を回収してた時に思った話をします。

 

今までもコースマーシャルのお仕事をした事はあったんですけど、正直「プラグ被っちゃうかもなー」って心配以外はなんも気に留めてなかったんですよね。
でも今回、スタークでテープ回収をしてたら、エンジン車の時は『ニュートラルでセルを回し、エンジンをかけてギアを落として発進して、テープのところに来たらエンジンを止めて、リアブレーキ踏んでバックしないようにしてたなぁ』って思っちゃったんですよね。
スタークなら、トルクがあるからどんな斜度でも片手離しでアクセルだけで発進できますし、テープを回収するのにその場で静止したかったらバッグモードもしくは車に積み込むモード(これらは後々詳しく書きます)にしておけば、リアブレーキを踏まなくても後ろに下がりません。
それこそ、左手はテープを巻き取りながら右手のアクセルだけで進めるので、バイクに跨りながら仕事ができました。
難易度の高いセクションほど、コーステープの回収が難しいんですけど、そういう時って「歩いた方が早くね?」って思ってました。でもスタークなら歩く感じでその場所に向かえるので、エンジン車とは比べ物にならないくらい、人間の思った事に対してシンクロしてるなって思いました。

 

ライド

 

そして今回、僕と同じくコースマーシャルとして行をなしていた、Krazyでもお馴染みのサカオニは、トルクのない2st125でテープ回収をしていました。

 

キックでエンジンをかけ、トルクがないからアクセルを煽りながらクラッチミートし、バイクに跨りながらテープを回収しようとしたら圧縮が低くてバイクがバックしたりして「こんな事オレにやらせんな!」って、ずっと騒いでました。
バイクを斜面に傾ければキャブからガソリンがオーバーフローして、その度にコックも閉じないといけなくて、僕は心底「なんてマーシャルに向いてないバイクなんだろう」と思いました。

 

その点で言えばスタークは、どのバイクよりも1番、マーシャル号に向いてるなって思ったお話です(笑)

 

車体カット勝沼から

 

■先月のバッテリーの話に付け加えたいこと

 

あと、前回の「バッテリーの話」に付け加えたい事があります。

 

スタークのバッテリーは保護のためかわかりませんが、満充電しても少し時間が経つと85%くらいまで減っています。
リチウムバッテリーの性質上、100%でキープってのができないからだと思うんですよね。

 

僕は普段ハイエースで移動していますが、エコフローのポータブル電源を搭載し、エコフローの走行充電器を使用しています。
800wと500wで充電できる2モデルあるのですが、僕が使ってるのは500wで充電できるもの。
スタークの充電を0.3という最弱の数値にすると、314w消費されます。0.4にすると425wの消費量です。
僕は最近、85%ほど自宅で充電し、コースに向かうまでの2時間ほどを0.3〜0.4で充電し、100%に限りなく近い状態でコースに到着します。
ハイエースのエンジンが掛かってる時は、自分が乗るバイクの充電されてる時間にも充てられてるって、なんか不思議な感覚だったので皆さんにお伝えしたかったです。

 

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こんな感じで、次回も僕っぽい文章を書いていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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