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2023.02.21

花よりだんご、だんごより花

アート
 
 

■アートがもっと身近にならないかなぁ-21.Feb.2023- 

 絵や写真など、アートと呼ばれるモノがあります。一般的にはあまり身近かではないですよね。自分はアートディレクターという職業でもあるので日常的に触れています。が、絵や写真、またはイラストなどの「アート」を部屋に飾るとか、購入するなどはあまりないです。

 

 でも、アートや美しいものがもっと身近になったらいいな、とは思っています…。

 

 そうなんですよ、実は「だんごより花」な世の中になったらいいなぁって思いつつこのKRAZyの活動も行っています。

 
※これが裏目的というか、モチベーションというか。この考えが浸透し一般的になるとトップライダーがプロになれる可能性があるんですよ。欧米ではそのスポーツが小さなマーケットでもトップ選手がプロになって食べていけるのはそれが理由です。話は外れちゃったけど

 

 おなかもいっぱいにならないし、本能的な快楽もない、そんで自慢もできない(※)。そんなアートだけど、もっと生活の中に溶け込めたらいいなぁと思っています。

 

※本能的な快楽を満足させるものは売りやすいと言われています。食や性、お酒などです。また自慢しやすいもの(人に見せることが簡単なもの)も売りやすいそうです。自慢はマウントなので満足感が大きいんだそうです。花やスイーツは無くても生活に大きな問題がない、こういうのを売るのは難しいそうです。が、花や饅頭は以前、冠婚葬祭で需要が定期的的にあったのでなんとかなったんだそう。花屋さんて、お寺やお墓の近くに多いですね。また田舎の小さな村でも存在してたりします。生まれ育った村もそうでした。

 
 

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▲ワイズベッカーさんのイラスト。日本の伝統的な道具を描いたシリーズから。この原画はKONDO designで所有しています。飾ってはいないですが

 
 

■無料のアートがあった!

 

 でも気がつきました。ペプシマンのポスターって実はタダだった、あのカップヌードルの「hungry?」も、Laforetの「BARGAIN」も「NUDO OR LAFORET」のポスターも。これはアートって言ってもいいくらいのものでした。

 

 これらは全て広告ですけど、ただの広告じゃなく「アート」に近かったと思うんです。つまり部屋に飾ってもおかしくない。というか飾りたいくらい。

 

※これらの広告がアートかどうかですが、20年後や50年後に日本のアートや芸術の歴史を解説する際、この時代の表現物の代表として取り上げられると思うんです。教科書にも載るンじゃないでしょうか。今はそれが広告になっちゃうから取り上げることはできませんが

 

 ここに何かヒントがあるような気がします。ナニか新しいことを思いつきそう、できそう。先日のTOYZの10周年記念イベントでSさんとマーケティングと表現の話をしてて、ぼんやりだけど思いついたんです…。パチン!って花火が散った。で、今朝、起きたらそれがカタチになってはっきりしてきたンです♫

 

 仕事してると忘れちゃうので、ここで書いちゃって実行しなきゃいけないようにしよう!ってわけで、今書いてます。

 
 

pepsiほか

▲ペプシマンやラフォーレのポスターを作っていた大貫卓也さんの作品集から。「大貫卓也」ウィキペディア→https://ja.wikipedia.org/wiki/大貫卓也
 
 

■新いろはカルタ。そして、才能。

 
 ちなみに「花よりだんご」じゃなく「だんごより花」などの新しいメッセージを込めた新いろはカルタも企画してます。これはKRAZyの方じゃなく、KONDO designの方でですけど〜。

 

 you tubeで動画をアップしてる方と先日話したんだけど、ひょんなことから「自分の周囲では自分の才能とかに絶望したりなどで、自殺する人が何人かいた」と言ったら「なんでですか?」って…。やっぱ変なのかな…そうですよね、そんなことに人生を賭けるなんて。でも表現を突き詰めていく作業が求められるし、優秀じゃないといい仕事はもらえない、だから、やっぱ突き詰めてしまうんですよね。

 

 でも広告なんか、しょせんね¥…。でも、すごいのもあるんですよ、全体の0.1%かもしんないけど。

 
 

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質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之/KONDO design

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