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2022.01.15

近藤香織 総合能力の問われるJECに参戦中 / R4-5北海道ルスツ2DAYSレポ

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■近藤香織選手レースレポート/JEC 2021 北海道-15.Jan.2021- 

昨年のレースとなってしまいましたが全日本エンデューロ選手権JEC2021 R4-5北海道の近藤香織選手のレースレポートです。
このR4-5北海道大会は北海道の雄大な自然の中で2日間にわたって開催されました。

 

JECでは近藤選手は数少ない女性選手です。長年積極的に数多くのエンデューロレースやクロスカントリーレースに参戦しています。全日本エンデューロでは女性クラスではなく、男性にまじってのNAクラスに参戦中。
ハードエンデューロでは、女性選手はもう珍しい存在ではなくなりました。が、総合能力を問われるエンデューロやスピードを必要とするクロスカントリーではまだまだ珍しい存在です。

 

KRAZyマガジンの2021年号では表2の見開き広告が近藤選手によるD.I.Dの広告が入っています。あれはD.I.Dさんが「できれば女性選手を応援したい。その女性選手の中でも非常に頑張っている近藤香織選手でぜひうちの広告を」という目的で制作され掲載されました。

 

KRAZyでは女性選手を応援しています。未来のモータースポーツを考えると女性選手の参加が重要になってくるのでは考えているからです。中でもこの近藤選手はジャンルを超えて多くのレースに参戦中です。近藤選手の生の声を伝えることで、一人も多くの方がこの全日本エンデューロに参戦するきっかけになればと考えています。

 
 

2スタート前
このJECは世界的なエンデューロレースであるI.S.D.Eと同じオンタイム制をとっています。このオンタイム制は走るだけではなく、車両整備能力、また2日間に渡るため多くのマネージメント能力も必要となります。順位はタイム計測区間のタイムによって競うのですが、実はスプリントレース。このスプリントレースを1日に何度も行うという意味では体力も必要となります。つまり総合能力が試されるレースです。KRAZyがこのJECに惹かれるのはこの「走るだけでなく総合能力を試す」という点もあります。写真からは全体にのどかな空気が感じられますが、実はかなりハードなレースです。その中で男性に混じって戦う近藤選手はとても魅力的です。

 

■#320近藤香織 全日本エンデューロ選手権 JEC2021 R4-5レースレポート 

 

全日本エンデューロ選手権JEC 2021 Round4-5 ルスツ2Days大会/ビッグベア 9月14-15日
 

レース結果 NAクラス
 Day1 11位 / 17 
 Day2 10位 / 17

  

参戦クラス NAクラス #320
使用タイヤ
 フロント SHINKO 216MX FAT(チューブ使用)
 リア    SHINKO 216MX(ムース使用)FIM規格指定
参戦バイク YZ125X
テスト エンデューロテスト2カ所
・Day1 雨~曇り Bタイム 設定周回数 4周(持ちタイムTC ①41分 TC②35分)マディ~ドライ
・Day2 晴れ Aタイム 設定周回数 4周(持ちタイム TC ①36分 TC ②35分)ドライ

 

エントリー台数
・IA 18台
・IB 27台
・NA 17台
・NB 43台
・W 1台
・承認B 12台
・承認C 9台
・承認W 4台

https://jecpromotion.com/
https://wsresult.com/JEC/
https://wakitasoft.com/Timing/Results/2021/20210919_01/Day1_Result03.pdf
(Day1)
https://wakitasoft.com/Timing/Results/2021/20210919_01/Day2_Result03.pdf
(Day2)
https://wakitasoft.com/Timing/Results/2021/20210919_01/Day12Total_Result03.pdf
(2Days総合)

 
 

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■NA #320 近藤香織 レースレポート

 

JEC R4-5 ルスツ2Daysエンデューロ参戦してきました。今年は日高での開催予定でしたが去年に引き続きルスツでの開催になり公道を使用するオープンエンデューロ形式で行われました。

 

4キロと6キロの2つのテスト+公道を走るルート全体距離40キロのコース設定。去年の2020年はクローズドコースだったため今年は2年ぶりに動かす公道用マシン、普段練習やレースに使用しているマシンとは違うため免許書をもって道路を少しだけ乗ってみる。ライトやウィンカー、ブレーキランプにホーン、スピードメーターなど一通りチェック。わずかとは言え計器類が付いていることで重く感じたり、何だか乗り慣れない感じ。公道を使用するのもあってか?厳しめな車検の北海道大会なため、前日の金曜日に車検を済ませテストコースの下見へ。2カ所のテストコースは離れており、テスト入口まで車で移動しコースは徒歩。そんな車での移動途中にも道路沿いで売っている「ゆできび」を買ったりして北海道を堪能。テストコースは距離が長くアップダウンも激しく下見に時間がかかってしまい、もう一つのテストコース下見はできないまま少し不安を残してレースの朝を迎えることになりました。(ゆできび買って喜んでる場合じゃなかったかも(笑))

 

■タイム設定

 

 ☆タイム設定・周回数 Day1
 ☆タイム設定・周回数 Day2
 IA・IB・NA → ①41分 ②35分(最終周のみ30分) 4周
 IA・IB・NA → ①36分 ②35分(最終周のみ30分) 4周
 NB・W・承認B → ①50分 ②35分(最終周のみ30分) 3周
 NB・W・承認B → ①45分 ②35分(最終周のみ30分) 2周
 承認C・承認W → ①60分 ②35分(最終周のみ30分) 2周
 承認C・承認W → ①55分 ②35分(最終周のみ30分) 2周

 

■DAY1

 
コース設定は、スタート → テスト①→ 林道・イゾラ山頂~「直滑降」セクション下りのルート移動 → テスト② → タイムチェック1 → 林道・ウッズルート・一般道移動 →タイムチェック2

 

スタート前から降っていた雨でコンディション不良が予測され、Bタイム設定。去年、レース中の雨が激しく途中で減周になったため本来1周目は計測なしですが1周目から計測する旨、の通知が出されました。え?下見をしてないのに1周目から計測?(泣)(実際、下見をしていてもコースが長くてほとんど覚えて無いのでいつも気休めです(笑))と思っていたら今回はスタートまでに時間の余裕があり、天気予報が快方に向かっているとのことで通常通り2周目からの計測になりました。

 

テスト① 滑りやすそうな硬い路面や石がゴロゴロしているセクション数カ所、細かいコーナーやコース幅も狭めなところが多く、ギャップが続くストレートやキャンバーコーナー後の上り坂など。テクニカルな部分もありのハイスピードなコースでした。このテスト3周目、一時的に激しく雨が降り路面は光って瞬時にスリッピーな路面に激変しミスをしてしまいタイムロス。

 
テスト②までのルートは長い林道の後、一気に下る長いゲレンデ「直滑降」傾斜はそこそこ急でしたが所々にある穴、くぼみさえ気を付ければ広い斜面一面どこでも下りれるため気持ちよく走れる
セクション。

 

テスト② フカフカな土のゲレンデを駆け上がりコーナーの連続。フカフカな土の下は硬く結構滑る。頂上まで上り切ったら何回もキャンバーターンをしながら下ったらゴール。
この似たような連続するキャンバーコーナーが場所によっては下までおりすぎると面倒になるコーナーもあり、コースを覚えるのが苦手な私は苦労しました。

 

良いペースで走っていたテスト3周目上り途中で突然失速してしまいエンジンが止まりかけ一気にペースダウン。もしかしてエンジンが壊れた?ガス欠?と思いリザーブに切り替えながら進みゴールまで。何が不調かわからず、取り敢えず高回転で走るところが多い今回のコースに合わせ#8だったプラグを#9に交換。その後、エンジンの不調はなく1日目無事にオンタイムで周回し11位。

 

プレフィニッシュでの待機時間、リアタイヤを交換するか悩む。ブロックの角は結構減っているように思いつつも、1周前にパドックに戻った時「明日は晴れだからタイヤ交換しない~」と会話が。
そうだよね!晴れならいいかな、と自分も答えて見たものの周りで待機中にタイヤ交換する~しない~なんて会話をしていたら「どうしよう?」と悩む。交換するならここでビードストッパーのネジを緩めておきたい!と思いつつ時間になってしまいパドックへ。悩んだ結果、タイヤ交換なしで給油と点検をしてパルクフェルメへ。マシンを入れてからもタイヤ交換してきた人と話し「やっぱり交換した方が良かったかな?」なんて一人つぶやいてしまっていました。

 

1日目、レース後半まで降り続いていた雨でしたがコースコンディションは思ったほどひどくならず、難所と言う程の所も特になかったのですが安定して速く走るのはとても難しいコースでした。テスト②の長いゲレンデ上りではアクセルを開けていても上手くトラクションを掛けれず思った以上にバイクを前に進ませることが出来ず、アクセル開ければ速く走れるであろう傾斜の急な下りつづら折りキャンバーコーナーでは転倒しないよう慎重に行き過ぎ中々タイムを上げられず、少し走り慣れてきたころに1日目が終わりました。

 
 

3ペンギン

 
 

■DAY2

 

2日目のDay2は朝から快晴。コースは1日目と同じ。2日目は1周目からタイム計測、テスト①はスタートして本当に直ぐの場所にあり体が動かない感じでしたが1日目に比べ路面が乾いているのと雨も霧もなく視界良好で走りやすく、所々ギャップが増えてライン選びに戸惑いながらも1日目に比べ少しタイムを上げることが出来ました。後半になるにつれコースはかなり荒れてきてギャップに跳ねられるミスを連続してしまいペースダウン。

 

テスト② 前日に比べ路面の荒れ方がかなり激しく、ゲレンデ上り全面が深くて大きなギャップ続き。コーナー立ち上がりの轍も深くなっていてラインをずらして変えながら、下りも前日より少し慣れてきてペースを上げて走行しましたが、1日目以上に上りでの加速不足・パワー不足を感じるコンディションで前日のタイムと余り変わらず。Day2も無事にオンタイムで完走し10位。2日間の総合10位でレースを終えました。

 

■NAクラス

 

今回のNAクラスエントリー台数17台、今年から15位までしかポイントが付かなくなったため正直ノーポイント覚悟で北海道まで行きました。美味しいものを沢山食べて、広大な景色を見ながらバイクに乗って北海道を堪能し怪我無く無事に帰ろう!と。ちょこちょこレースやイベントには参加していましたが2カ月くらいまともに練習も出来なかったのでポイントGetなんてあり得ないと諦めていましたが、当日DNSの方がいらっしゃったので申し訳ないことに僅かですが何とかポイント獲得出来ました。同じNAクラスなのか?と思うくらいトップレベルとの差があり過ぎなくらいありますが、この状態が諦めではなく変な気負いし過ぎない気持ちで走ることが出来ているように思います。とは言え、沢山の応援とサポートしていただいているお陰で昇格できたNAクラス。転倒しないようにと気にしてばかりで守りの走り続き。もう少し自信を持って攻めた走りも出来るように、怪我をしないためにも普段の練習時間を増やしたり短時間でも効率の良い練習?というのをしていければ、と思っています!

 
 

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1日目のスタート。・・・実はKRAZyマガジン2021の近藤選手の出ているD.I.Dの広告はKRAZyで作りました。近藤選手はいつも控えめなんですがそこも含めてかっこいい!憧れの女子選手です!近藤選手のレースレポートには数多くの感想メールをいただいています。ありがとうございます!

 
 

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