• RSS TAKAKIYA
  • MotaFriends
  • Sportsland SUGO
  • OFFROAD VILLAGE

2024.02.24

速報!全日本ハードエンデューロ選手権2024 R1 岡山

00#1顔

 
 

■全日本ハードエンデューロ選手権2024
Round1 岡山 / 岡山国際サーキット
-24.Feb.2024- 

 2月の17日-18日に岡山県にある岡山国際サーキットで全日本ハードエンデューロ選手権とCROSSMISSIONハードエンデューロ「Play Mountain -暁-」が開催されました。

 

 この全日本ハードエンデューロは昨年までG-netという名前で開催されていましたが、2024年度よりCROSSMISSIONが新しいカタチで生まれ変わることとなりました。細部は変更されたものの基本的には今までを踏襲した内容となっています。

 

 17日(「土)には、CROSSMISSIONハードエンデューロ「Play Mountain -暁-」のXクラスとXXクラスが開催され、18日(日)には全日本ハードエンデューロ選手権(以前のXXXクラスに該当する難易度)が開催されました。17日土曜は大阪で開催された電動バイクの世界選手権の取材に行っていたため、18日のみの取材となりました。

 取材においてはコース造りや設計・運営をおこおなった地元のチームの皆さんのご協力をいただきました。特にコースディレクターの濱田さん、ほんとうにありがとうございました!!(すいません、写真がない… 汗)

 
渋滞1

 

助け合う3

 
まくれ

 

#12ノスケ

 

ロゴ基本2

 
 

◾️全日本ハードエンデューロ選手権レギュレーション

 

インターナショナルクラスのみ適用※
・ポイントランキング上位20名には固定ゼッケンが指定される。
・コースの下見禁止
・外部援助による前進は失格となる。ただしライダーの身体に危険が迫っている場合は『救助』となるため対象外。
・参戦ライダー同士で相互に援助し合い前進するのは可能。ただし同一周回のライダー同士のみとする。
・インターナショナルクラスのゼッケンは赤地にゼッケンは白で表記。
・昨年のランキング1位から20位以下(ゼッケン#1〜#20)は、#1〜#20以外の固定ゼッケン。

・各レースポイント付与は上位30位まで。ただし中間チェック・周回チェックにて計測されたものに限る。

・年間ランキングは原則総合ポイント制。ただしシーズン最初に決めたラウンドの他に新規でラウンドが出来たら有効ポイント制になる
例)1月段階で年6戦予定の場合、6戦中6戦の総合ポイントで年間ランキング確定。4月段階で1戦追加された場合、7戦中6戦分のポイントを集計して年間ランキング確定。

・ポイントスケール⇨https://docs.google.com/spreadsheets/d/1SrROt-HeidWQHSlrObe_59P3pXT1iJN5bBUIAVe7T9Q/edit?usp=sharing
・全日本クラス上位6名には賞金が授与(1位¥20000 2位¥10000 3位¥5000 4位¥3000 5位¥2000 6位¥1000)。

 

・ランキング上位20名にはスターティングマネーが支給される。各年開幕戦は前年度ランキングから算定され2戦目以降は最新ランキングに準じて支給される。1~5位¥3000 6~10位¥2000 11~20位¥1000

※前日の土曜にはこのインターナショナルクラスに比べ難易度の低い「Xクラス」、やや難易度の低い「XXクラス」が開催されています。最も難易度の高いクラスをインターナショナルクラスとよび、全日本ハードエンデューロ選手権となります。

 

◾️スタート及び順位について

 

・インターナショナルクラスの固定ゼッケンライダー(1〜20番)はゼッケンの大きい順で一般ライダーの後にスタート。#1が一番最後からスタート。
・他の選手はエントリー順に15〜60秒間隔で1台ずつスタート。
・ゴールタイムからスタート時の時間差を差し引いて最終結果とする。
・完走できなかった場合には中間計測地点(今回はコース1周12キロのほぼ中間に設定)まで到達した順番とする。

 

◾️固定ゼッケン

 

・インターナショナルクラスに参戦の方で希望ゼッケンのある方は1~20以外の数字をエントリー時に記入。年間を通じて希望ゼッケンとなる。他の方と重複した際には先着順とする。希望ゼッケンライダーは赤地白文字にて自身で作成。書体自由。フロントゼッケン・両サイドゼッケンの合計3箇所にゼッケンを作成してくること。
ゼッケンリスト⇨https://docs.google.com/spreadsheets/d/16u_41pcjaclAwE91Qen_L3myS-2RK3CQINTcQsgGsTw/edit?usp=sharing

 
 
クロミ坂
▲最大の難所となったクロスミッション坂、通称クロミ坂。特に最後の20mはトップグループの選手でも通過に20分を費やすことも。

助け合う
▲時には選手どうしで助け合うことも。※参戦ライダー同士で相互に援助し合い前進するのは可能です。ただし同一周回のライダー同士のみ。

 
◾️Round1岡山を制したのは2023チャンピオン原田皓太選手。

 

 G-netからCROSS MISSIONに運営が変わった新全日本ハードエンデューロ選手権に勝ったのはこの岡山が地元の原田皓太選手でした。昨年のチャンピオンです。一部では押しのコータとも呼ばれているそうです。泥臭いともとれる実直な走りが魅力かもしれません。タイパとか考えることが恥ずかしくなる、そんな真っ直ぐな走りです。

 

 今回はただ一人2ラップの可能性を見せる速さと走破力を見せました。わずかに時間が足りず2ラップは達成できませんでしたが、2位とは余裕のタイム差での勝利でした。

 
 

#1軽々と
▲スタート直後の渋滞と混乱の中、ラインを見極め華麗に抜けていく#1原田選手。1〜20の固定ゼッケンのトップの選手は遅れてスタートします。それもゼッケンが若くなるほどに後ろからとなります。つまり#1をつける原田選手は最後尾スタートで、そこからの追い上げとなります。序盤のこの渋滞をいかにいち早く抜けていくかも勝負のポイントに。

ロゴ基本
▲「押しのコータ」と呼ばれるとか。しかし、それも高いスキルがあってのこと。

顔アップその他ライダー
▲R1を制したチャンピオン原田皓太選手。

 

◾️2位には大塚選手、3位は泉谷選手が。
 

 トップ10は今は若手の選手が中心、その中で2024年は#3をつける大塚正恒選手が2位に食い込みました。2ラップ目のクロミ坂の最後の20m、多くの選手が悪戦苦闘するなか、ラインを見極めると一気に登りきります。この走りはすごかったです。カメラのファインダー越しじゃなく、できれば生の目で見たかったです!

 

 わずかの差で3位となったのはヒルクライム大好き#4泉谷之則選手。愛称はイズヤン。KENNYの鮮やかなウェアとマシンが目立ちます。タフなレースのハードエンデューロですが、そのタフさと反比例するかのような細い身体の#4泉谷選手。しかし底知れぬパワーを持っています。

 
#3成功
▲トップ10は今や若手選手ばかり。その中で、2位に入ったのは大塚正恒選手。今年も乗れています。大塚先輩と勝手にあだ名つけちゃいました。なんだかダンディなので。

#3よく見る
▲クロミ坂の最後の20mを残し、時間をかけラインを見極める#3大塚選手。

#4目
▲3位に入った#4泉谷之則選手。2番手でフィニッシュしていますが、スタート時間を差し引いたタイム集計で3位に。地元関西でスクールもやっています。

#4
▲スタート直後、多くの選手が坂の途中で止まり渋滞する中をかけ抜けていく#4泉谷之則選手。愛称はイズヤン。バイクに乗っていない時は優しく穏やかな性格です。そこからは想像できない走りを見せます。
 

◾️Round1 岡山 リザルト

 

Round1 岡山 リザルト
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1cvHuFUyrZ-P5ZKtqKToMKI9NRKnrNqypE2AN_nCkwKY/edit#gid=0

 

◾️ポイントランキング

 

R1終了時のポイントランキング
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1WDPhGP1sZa3VjfXI5cW6nEKY40E9KptUbXGW-rk4IXA/edit#gid=0

 

#3成功
▲表彰台に一歩及ばず4位となったのは#2大津崇博選手。序盤ではトップに立つことも。今最も勢いのある若手選手の一人です。

 

#49ぶっ倒れの選手

 

スタッフ
新全日本ハードエンデューロ選手権Round1岡山を実現させた地元の皆さんと、勝った原田コータ選手。コースディレクターの濱田さん、撮影取材のサポートとマネジメント、ありがとうごあいました〜!!(コースディレクターの濱田さんはマシンの左よこ手前の方です) あ、うどんと団子いりお汁粉も美味しかったです。岡山にもぶっかけうどんってのがあるって皆さん知ってました?ぶっかけは讃岐うどんだけじゃないんですね!

 
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@krazy-web.com
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之/KONDO design

OTHER POST

Loading...