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2018.04.30

4月の編集後記 / スポーツはアマチュアがいいのかも・・・。でも

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4月の編集後記 / スポーツはアマチュアがいいのかも・・・。でもプロも必要かも
 
スポーツも芸術※もアマチュアが正しい姿かもと思っています。
スポーツの基本理念のひとつである公平性がたもたれやすいからです。
 
公平性とは
 特定の選手が有利になったり不利になったりせず
 勝利のチャンスが平等に与えられること。
です。
 
プロという環境はときにこの環境を崩してしまいます。
潤沢な資金が得られるし、生活するために働く必要もなくなります。
特に道具を使うスポーツはそれが顕著にあらわれます。
 
いえ現代では、道具をほぼ使わないマラソンや水泳でも
プロ、もしくは潤沢な資金があったほうが有利という状況です。
 
過去、オリンピックがアマチュアにこだわったのは
この公平性を保つためでした。
 
※芸術もアマチュアが正しい姿かも、というのはまた別な理由です。
それはまたいつか。
でもちょっと繋がっているんです、自分のなかでは。

 
 
プリント
 

自分の主な仕事は広告企画と制作です。
広告というとCMを作るというイメージがあると思います。
が自分や自分が育った環境やチームはちょっと違いました。
CM制作やタレントさんと仕事などもしますが
それは仕事の最後の部分という感じです。
 
広告というと、バカな、もしくは目立つCMを考えてつくること
というイメージがあるかと思います。
自分の場合はぜんぜん違います。
「その商品やサービスが利益を生むようにすること」
です。
 
会社員の頃、上司や先輩、また所属したチームにそういう考えがあったからです。
小沢正光、松尾庄介、大貫卓也、石井昌彦、などの上司・先輩の影響です。
 
依頼される仕事はビールやクルマなどの形ある商品だけでなく、
パ・リーグやJリーグ、企業全体のイメージ、
またはタレントさんやミュージシャンなども
担当させていただくことがありました。
形の無いものも同じく「その商品やサービスが利益を生むようにすること」です。

 
 
carib
 

バイクでスポーツすることは僕の趣味でした。
16歳からつづいています。
速くなるとか、カスタムするなどより、ただ乗ることが楽しかった。
社会人になっても続けました。
そして気がついたらモタードレースにどっぷり、そして全日本にも。
 
その頃、気になっていたことがありました。
日本のバイクレースやバイクスポーツ界は、プロが生まれにくい環境にある
ということです。
 
かつてバイクレースのプロライダーは、技術開発の意味が大きかったので
第二次産業(工業などの製造業)のなかにいました。
が、90年代後期以降は開発よりエンターテイメントの価値がたまかり
第三次産業(サービス業など。ディズニーランドも含む)のなかに入っていきます。
この理由はいろんな要素がからみあっていてひと言では言えませんが
AMAのスーパークロスの成功なども影響しているのかもしれません。
 
 
公園
 

プロが生まれるには、その選手が上手いかどうかが重要なのではなく
そのスポーツ界に、そのプロを支えていけるほどの大きな利益があるかどうかが重要になります。
また、その選手に支払った分の見返りが期待できる選手がプロになることができます。
 

プロ選手の1年のギャラが1000万とします。
このお金は、たいていはその選手の使う商品(バイクなど)の広告費です。
1000万円以上その製品が売れることで利益を出せる可能性がなければならない。
1台10万の利益とした場合、100台以上はその選手の効果で売れなければならないことになります。
これはあくまでも例ですけど。
 
もしくは、その選手が女性で日焼け止めの化粧品のイメージにぴったりなら
化粧品メーカーがその選手にお金を払い、
その選手の人気と信頼性を利用しその陽焼け止めの信頼性と人気を獲得し
売り上げをのばします。
1000万円以上の利益が期待できるなら、
100万、10万というお金が広告費としてその選手に支払われます。
その選手を使うことで利益が10億円増えた!となれば、
1000万円のギャラということも充分考えられると思います。
 
ですが、日本の現在のバイクスポーツ界はそこまでの利益を出す人気がありません。
ファンが少ないからです。
またバイクスポーツをやる人口も少ないからです。

 
 
公園
 

モータースポーツは、アマチュアでトップで戦うことはなかなか大変です。
大きなお金がかかるためです。
そのためどうしても、プロになる、もしくはプロに近づく必要があります。
 
選手がプロになるというのは
「その選手が、商品として利益を生むようになる」
言い方を代えると、こういうことだと思います。
上段で例として書いたことがこれです
 
ならば、自分はなにかの役に立てるのではと考え、
MOTO1 promotionsに参加します。
「商品として利益を出すようにする」、
わかりやすく言うと「人気を作る」とか
「愛してもらうようにする」が自分の職で、
パナソニック、トヨタ、サントリー、ミツカンなどを
やっていましたからその経験を活かせるはずと。
当時は選手をやりつつ参加しました。
これが、その後KRAZyに変わります。
 
 
 
 
うーん、なんだか話が長いなぁ・・・・(苦笑。
 
 
てか、中間はすっとばして結論 。
 バイク選手がプロになる環境を生めたらいいなぁ。
 そのためには選手をまずプロ扱いしないといけないなぁと。
 なら、KRAZyもボランティアじゃなく、
 きちんと稼いで、プロにならないといけない。
 つまり0円の仕事はしない(初期のころはやってたけど 汗)
 1円でもいいのでちゃんともらう。
 吉澤と意気投合したのはこの考えが同じだったからです。
 
 
アマチュアとプロでは、全く違うと思います。
アマチュアがベストだけど、でもプロの必要もある・・・。
なかなか難しいです。
 
 
アスリートファーストってことばがありますが、
これも誤解が多い。
プロという環境が行き過ぎてしまうと、
ファンやスポンサー(企業)が
第1優先になってしまうことへの意見だと思います。
 
 

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発行責任者:近藤正之

 

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