2022.11.20
CYCLING A GO GO / 「知多のネコらは無愛想だった」 Vol.05
CYCLING A GO GO / サイクリング ア ゴーゴー Vol.05
「時代の先端にはいない、半島の先端にいる」by チャガラ
KRAZyコンドーは以前、広告代理店に勤めていたことがあります。そのとき、隣のチームにいたのが天才アートディレクター「大貫卓也」氏です。代表作は「遊園地としまえん」や「ペプシマン」や「ラフォーレ」などなど。としまえんのポスターや広告は世界でも有名な作品となっています。
そのとしまえんの広告の営業を担当していたのがこのMr.チャガラさん。このレポートを書いている方です。
そのMr.チャガラさんが自転車界の仕事を始めたとか・・・ってことで、Mr.チャガラさんの自転車レポ始めます。毎月20日はこの連載の日です。では早速
■時代の先端にはいない、半島の先端にいる
知ならない町を走ってみた〜い♪ 知多半島だよ、おっかさん!
まだまだ混んだ道路を走る勇気はないけれど、すいてる道ならなんとかなるかも。ちょうど今日は曇り空でサイクリング日和。どこか行けないかなぁとGoogleマップをのぞいてみれば、名古屋市内から知多半島の突端まで立ったの1時間ちょっとでいけるぢゃないの。ちょうど前の日に南知多の人と名刺交換したばっかりだし、その時に知多半島の魅力をアピールしていたのだ。サントリーの「知多」と言うウイスキーは更に二日前に飲んでいた。セントレア(中部国際航空)も知多半島だけれど、どうせ行くなら先端だぜ!と言うことですぐに身支度を整え自動車に自転車を積み込みいそいそと出発したのだ。名古屋高速から知多半島道路を通り、南知多道路で突端近くの終点までズドーンと行くのであった。今回は一人で行くので走行中の写真とか無いのです。スマホ運転は厳罰の対象、全ては交通安全のために。
■ここは愛知のナポリ、リゾートエリア
前から気になっていた知多半島先端部のリゾート。一時は東海地区で一番高いマンションと言われ、異国情緒の風光明媚な場所。たとえばここを拠点に知多半島サイクリングを行いつつ、今はまだ始めていないけれど、本格的に釣り船に乗ってこの辺りの豊かな水産資源を釣り上げて、眺めの良い場所で食事とアルコールを堪能している自分をイメージしただけで、ワクワクするものです。本気になればリゾートライフは向こうからやってくる。そう信じて今回は下見の下見です。隣には聖崎公園があり、昔々修行中だった空海がここから知多に上陸した伝説があります。海からようやく丘にあがり、「なんか食うかい?」と言ったからその名前になったと思っているあなた、勘違いです。西暦800年前後の日本と中国を生きた大天才であり名書家、宗教家です。般若心経といえば空海、「Youやりたいことやっちゃいな」がメッセージだと解釈していますよ。有り難い教えです。真面目に勉強しだすとその深さと洞察に感銘します。
■知多半島の突端は師崎港(もろざきこう)
先端を行く男はもっと先を目指す、海の向こうへ。日間賀島行きの船が師崎港より出ています。この日は島に渡らず港止まりですが、今度はぜひ島一周サイクリングをしてみたいものです。「タコとフグの島」で知られているので、今度行くときは人数を集めてのツアーがベスト。多分、島一周は一瞬でできるので、飲食中心の島滞在になる予感です。港の周りには、しらす、えび、鮮魚といった看板が各所で見られます。やはり海産物を外してこのエリアを語ることはできません。と言いつつ朝食を家で食べすぎた私はサイクリングをしてもランチタイム時はお腹が空かず、空いた頃は昼営業終了ということで海鮮料理は次回に持ち越しです。
■知らない土地をちょうどいい速度で巡るのがサイクリング
この知多半島の先端を目指すときに公共交通機関を使うとなると電車とバスです。これはこれで一興ですが、乗り換え時間を気にしつつ徒歩であちこち行かなければなりません。愛知県は自動車王国なので普通の人はクルマ移動になりますが、移動スピードが早すぎて町の細々したエピソードを拾うことが簡単ではありませんし、駐車場を探すのも面倒です。自転車は車が入れない道にも進んでいき、歩くよりも行動範囲も広くなり、その気になれば地元の人に声がけをして交流することもできます。スピードを追求するスポーツとしてのサイクリングもありますが、初心者の私はまずは観光とレジャーが中心です。モーターサイクルもそういう意味ではクルマと自転車の中間をいいとこ取りしてますな。
■知多半島はまだまだ魅力がいっぱい、のはず
午前中に思い立って家を飛び出したので、準備不足は否めません。一応事前に調べた内容で南知多が映画「はるヲうるひと」のロケ地だったということはわかっていたので尋ねてみようと思っていたものの、あっという間に時間が経ってしまい忘れてしまうものです。帰ってきてまた調べてみると他にも映画がロケをしておりました。情報はあまり持たないままでも偶然の出会いは旅先にあります。ということで、ライド&ライド、自動車と自転車のハイブリッドな旅情はこれからも続きます。
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