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2017.04.07

スノーモビル初体験ツアー

鹿野さんいきなり
 
 
TKKYスノーモビル初体験ツアーin焼山温泉
「スノーモビルすごく面白そう!乗ってみたいんですが」
という読者の方からの問い合わせをいただき、3月末の週末に行ってきました。
TKKY(TaKaKiYa)さんのモービル体験ツアーです。
場所は新潟糸魚川の焼山温泉。
 
この前の日の土曜にも予約があったんだけど(女性2名)、諸事情でキャンセル。
残念。
 
でも日曜はこちらのカップルの方に楽しんでいただきました。
 
 
出発
 
3月末というとさすがにこの糸魚川の山にも春が顔をのぞかせています。
ふきのとうは見なかったけど、雪どけ水が豊富になってきました。
でもこれくらいが実は走りやすいんですよ。初めての方には。
新雪50cm!より、雪の表面が一度溶けて夜冷えて固まった、そんな雪のほうが乗りやすいです。
 
 
 
モービルと山

 
 
 
 
最初に

 
今回はカップルのお二人。
まずは基本的なことから。アクセルはこれ、ブレーキはこれ、エンジンはこのボタンでかかります的なことなどなど。で、さっそく乗ってみます。操作はすごく簡単です。
 
あ、今回はTKKYの高橋社長が自らインストラクターをやっていただきました。
 
 
 
鹿野さんいきなりB

 
乗るのもとても簡単。ミッションは無くオートマです。
右手親指のところにあるレバーがアクセルです。ブレーキはレバー操作で行ないます。
 
乗るときのポイントは体重移動。左に曲がるときは左に体重移動。
船と一緒で、左に曲がろうとすると車体は右に傾く・・・それをバランスさせるために、曲がる側に体重を移動します。バイクのあれに似ていますが、もっと積極的に行なう必要があります。
(どんどん乗れるようになると、トラック※だけで旋回できるようになり、もうバイクと同じ感じに)
 
※トラック:キャタピタのことです。あ、キャタピラは商品名です。ジープもだけど。
 
 
鹿野さんいきなり
 
斜面ではこんな風に谷側に(高い方に)体重をかけます。
コツは思いきり大きなアクションで行なうことです。
 
ここまでで15分くらいですかね。
お二人は乗り物に乗ることに慣れているのか、カンがよかったそうであっと言う間にのりこなしちゃいました。
 
乗れてきたところで、モービルの動きを見てもらうために高橋インストラクターがデモ走行を。
旋回するときは車体を意図的に傾けるライディングです。片輪走行になります。
 
 
 
鹿野さんいきなり
 
と、それを見ていたKさんが・・・見ただけで簡単にできちゃました(汗
これでバランスを左にあずけると車体は左にギュンと曲がっていきます。
ポイントはこのとき逆ハンにすること。え?理由ですか?わかりません・・・なぜか行きたい方向と反対方向にソリを向けると曲がるんです、不思議だけど。
こう書くとなんだか面倒くさいですが、乗ってみると感覚として理解できます。
勘のいいかたなら自然とそういう操作をします。
 
 
 
笑顔
 
この日は山の下の平らなところで少年達がモービル初体験!めちゃめちゃはまってた(笑。
 
 
 
笑顔
 
同じところをず〜っとグルグル。2人で3周交代、日が暮れるまで乗ってたです。
午後にはすっかり上手くなってた、すごいですこどもは。
 
 
 
鹿野さんいきなり

 
基本的な操作に慣れたところで、林道を使って山へ。
※走行許可をとって走っています。大雪の積もるこの季節は完全に閉鎖されています。
この写真からどこかがわかりますが、無許可で入らないでください。焼山温泉清風荘で手続きを行い走行料を払って走行してください。
 
 
 
鹿野さんいきなり

 
モービルの楽しさは乗ることもありますが、自然の中に入っていくこともそも魅力です。この日は新田山にのぼりました。天気は曇の予報だったんだけど、晴れの一日でした。
 
 
 
山の頂上

 
こんなところをどんどん登って行きます。
この日は海も見えました。冬のこの季節に海が見えるのはめずらしいんじゃないかなぁ。
 
 
 
鹿野さんいきなり
 
雪の山は空気がおいしいです。これは一度体験してみてほしいです。最高な露天風呂より、僕はすき!・・・てか、これは比較するものじゃないか(汗。
 
この日のウェアはスノーボードウェアです。
自分は以前、ダウンにレインウェアを重ね、下はジーンズにレインウェアでした。靴はホームセンターでも売ってる防寒シューズ。これで充分です。
 
むしろ肌着にはよいものを。防寒は当然ですが、びしょびしょにかいた汗をきちんと吸収する肌着が必要かも。晴れてるときは、比較的何でもOKなんだけど、吹雪いて新雪が積もるようなときは、寒いのに、ものすごく暑い!ってなるンです。新雪でスタックするから、それを掘り出すために汗をかくンですよね。
あ、TKKYツアーはガイドの方や周囲の方が掘り出してくれるけど。
 
 
記念写真

 
新田山の頂上に到着。初心者には難しいこの場所もこのおふたりは難なくクリア。で、山頂まで。
 
 
 

プリント

 
この写真は去年のだけど、山頂ってこんなところなんです。普通に歩いていったらどんだけ時間がかかるのかなぁ。てか、一日ではたぶん無理だろうなぁ。
 
 
 

モービルと山

 
おつかれさまでした!
お二人には楽しんでいただけたようです。
 
↑ここは山のふもと。田んぼの上に3〜5メートル雪が積もってます。
こども達はここでワイワイの一日でした。
 
 
 
後日、女性のFさんと男性のKさんから感想をいただきました。
 
Fさん
水上ジェットは乗っていたので、あんな感じかなぁと思っていたんですが、雪面が思ったより硬くて跳ね返しが大きいし曲がらないし、コレは体力も腕力もいるなぁというのが、第一印象です。
ウォーミングアップ程度で、上行きますね〜って言われて、えっ?多分、大丈夫じゃないけど、実地あるのみなのかな?と(笑)
でも、結局、終始、谷側に落ちないかハラハラ、体重の掛け方に頭をひねりながら、コツが掴めないまま、あっという間に1日が終わっちゃいました。やっぱり、2日連続位で遊びたかったです。
ただ、女子がいる時は、もう少し時間長めに取り回しを教えて、休憩も少し長めにとってあげた方が親切かな?と。
あと途中、Kが乗ってた方を乗ってみて、細かい道に入らないなら、女子にはこっちの方が楽かなぁと。少ない握力でも進んでいけるので。
トイレも問題ですね(笑)
※Fさんは300ccのコンパクトなモービル、男性のKさんは600ccのフルサイズでした。
 
 
Kさん
丸一日スノーモービル三昧させてもらいおなかいっぱい乗れました。
初めて乗ったその感想ですが、普通にハンドル切っても思ったより曲がらないのでちょっと驚きました。髙いほうに体重移動させるのも今までにない感覚で不思議でした。
平らなところで乗っているのと山のなかの傾斜で乗るのでは倍以上難しくて力が入って久々に筋肉痛に。
バンクさせて曲がる感覚はバイクに近く、アクセル入れてスライドコントロールするのは雪の上を飛んでいる感じで病みつきになりそうでした。(山の上まで行って)あの景色見れたのは感動でした。
またツアーに参加させてもらっていろんな景色見たいと思いました。
 
 
 
なるほど〜!です。
最初は僕もこんな印象だったかも。でも、平らなところをかなり乗ってから林道に行ったので、曲がらないっていうのは無かった。
実はもう少し慣れると、力はあまり必要なくなるんですよね。トラックで(キャタピラで)曲がれるようになっちゃうと、ハンドルバーに頼らずともよくなります。
Kさんの「バンクさせて云々」の感想は「まさにそう!」って感じです。上手いこと言う〜!
Fさんの「もう少し長めに取り回しを云々」は、そうですね。TKKYさんも参考にさせていただくそうです。
Fさんも書いていらっしゃいますが、2日間連続で乗ると、かなーり乗れるようになると思うんです。バイクも同じように感じてるンですけど、2日続けて乗ると、前の日にできなかったことも、寝て起きると簡単にできちゃたりする、ような・・・。バイクスクールの取材に以前何度も行ったことがあるンですが、そのまま次の日も残ってスクールの内容をやってみると、簡単にできちゃったりしました。モタード始めたときも2日連続で乗りこんだことが何度もあったんですけど、寝て起きるとなぜか簡単にできちゃたり。
あ、ぜ〜んぜん科学的な根拠は無いですけど・・・(汗。気のせいかな。
 
 
うさぎの足跡
 
 
TKKYモービルツアーレポートは、まだまだつづく、つづく。
ナイトラン、北海道ツアー、まだまだあるよ。

 
 

 
 
 

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発行責任者:近藤正之