2018.09.24
スーパーモトジャパン2018 R6奈良 / S1 OPEN & S2 / レポその4
■SUPERMOTO JAPAN 2018 Round6 Nara Meihan Sports Land レポートその4 / S1 OPEN & S2 class
ここは全日本クラスレースレポの最後、S2クラスとS1 OPENです。
S2 class
250ccクラスになります。
基本的にはモトクロスのIA2と同じ車両ルールです。
マシンのパワーが少ないので、それを有効に使う
ライディングが求められます。
全日本クラスのなかでは最も参加しやすいクラス
ではありますが、上位に食い込むには
高いスキルが必要になります。
洗練されたライディングスキルが必要になるからです。
S1 OPEN class
排気量無制限クラス。
主に450ccのマシンが多いですが、500でも600でもOK。
ただし大きなパワーがあるからと言って
勝てるわけではないのが難しいところです。
他レポートはこちらに
↓ ↓ ↓
●S1 PRO Part1
http://www.krazy-web.com/custom/スーパーモトジャパン2018-r6奈良-s1-pro-その2/
●S1 PRO Part1
http://www.krazy-web.com/custom/スーパーモトジャパン2018-r6奈良-s1-pro-レポその3/
●エリア全クラス
http://www.krazy-web.com/custom/スーパーモトジャパン2018-r6奈良-area-class-その1/
■S2 class / #99小原堅斗選手初勝利
決勝レース、ホールショットを取ったのは#8峯稜介選手でした。
ダートセクションが得意の#99小原堅斗選手が峯選手に続きます。
#99小原選手はこのS2クラスでは、ずばぬけて
ダートセクションが速いです。
ダートエリアで猛烈に#8峯選手にアタックします。
その#99小原選手はスリップダウンで
一度3位に落ちますが、レース中盤ついにトップを奪います。
2番手には#8峯選手、3番手にはS2ベテランの#10森本選手がつけます。
#10森本選手はダートエリアで#8峯選手にアタックを試みますが、
なかなか前に出ることはできません。峯選手はしっかり2位を守ります。
一方トップは#99小原選手。モトクロスIB※ということだけあって
ダートセクションはずば抜けた速さです。
S2クラス、トップでチェッカーを受けたのは#99小原堅斗選手。
全日本での初勝利となりました。おめでとうございます。
2位はスポットで参戦の#8峯稜介選手、
3位は#10森本圭選手となりました。
■S2 class Result
1/ #99小原 堅斗 / CRF250R / VORTEX916DR&陸奥組
2/ #8峯 稜介 / CRF250R / C.G.PHANTOM×PROSUM RIDE
3/ #10森本 圭 / YZ250F / モトぼっち×DUNLOP
4/ #44佐藤 省吾 / RM-Z250 / チームスペリオル
5/ #39藤田 祐亮 / CRF250R / K-cross RACING
6/ #4土橋 亮一 / CRF250R / TRG with SPEED SHOP FUSE
※5位6位の結果内容に間違いがありました。修正しました(25.Sep AM11:30)
■S1 OPEN class / こちらもルーキーながら初勝利の#42榎本優選手。
ホールショットを奪ったのは、予想外の#42榎本優選手。
#42榎本選手はダートが苦手と考えられていたにもかかわらず
ホールショットを奪いとります。
続いたのはダートが得意な350ccに乗る#21増成誠二選手。
現在シリーズポイントリーダー#37庄司選手は
スタート直後の1コーナー混戦で下位グループに入ってってしまいます。
トップに立った#42榎本選手は落ち着いた走りでトップを走ります。
2番手増成選手もそれを追います。3番手は#9松村雄太選手。
松村選手はダートが得意、できればこのダートの長いここで勝ちたいところ。
レース中盤、トップグループの3人に変わりはないのですが
ポイントリーダーの#37庄司選手がラップごとに順位を上げてきます。
LAP7ではついに4番手にあがります。
レース終盤、その#37庄司選手は3番手#9松村選手の背後にせまります。
トップグループの2人に迫るにはこの#9松村選手を早々にパスしたい。
アスファルトエリアが得意な#37庄司選手は#9松村選手にせまりますが
松村選手も耐えます。
トップは#42榎本選手、直後に#21増成選手の順。このままいけば
#42榎本選手の全日本ルーキーながらこの混戦のS1 OPENで初勝利となります。
それは実現しました。勝ったのは#42榎本優選手、
2位には#21増成選手、3人目にチェッカーを受けたのは#9松村選手※となりました。
#37庄司選手は4人目のチェッカーとなりました。
※#9松村選手はコースのショートカットとジャッジされ、レーストータルタイムに30秒加算のペナルティ。その結果3位は#37庄司選手となりました。
■S1 OPEN class Result※
1/ #42榎本 優 / FS450 / Husqvarna東名横浜+桶スポ
2/ #21増成 誠二 / 350SX−F / うず潮レーシング福山
3/ #37庄司 秀人 / CRF450R / 916DR& SPM+陸奥組+JU宮城
4/ #43馬場 大介 / 350SXF / MADNUTS 忠夫レーシングクラブ
5/ #40千葉 聡 / CRF450R / 陸奥組+JU宮城&裏テクニカ
6/ #46山下知晃 / RZ-Z450 / D-garage&DIABROS
。
今回も4編にわたって全日本スーパーモト選手権「スーパーモトジャパン」のレースレポートをアップさせていただきました。レースレポートはあまり人気がありません。新車レポートや新商品紹介やデザインの話がKRAZyのなかでは人気です。が、バイクレースを一人でも多くの方に知ってもらい、興味を持ってもらって観に行っていただけたかいいなぁと思っています。できたらサッカーJリーグのようになったらいいなぁなんて思っています・・・。
サッカーのJリーグは僕が社会人になったころ生まれました。
その前は全く人気のないスポーツでした。たまたま入った会社でサッカー協会の広告企画と制作をやっており、そのままJリーグ創設の全ての仕事が舞い込みその様子を見ていました。ほぼ新入社員でしたので、当時はあまりよくわからなかったのですが「そんなの無理じゃないのかなぁ」と思っていました。だって誰も観戦にいかないスポーツをプロにするなんて・・・って思っていました。当時は本当に誰も観になんていってないんです。1000人程度だったと記憶しています。
でもそれはいろんな施策を施し、ひとつづつ可能にしていき、今に繋がります。ポイントは、応援してくれる方々が一番大切と考えたこと。サッカー選手は最高にかっこいいと表現したことだったようです。
需要なファン(サッカーではサポーターと呼びますよね)はそのチームの地元の方々であり、その地元の代表として戦うという考えも成功した秘訣だと思います。チーム名も浦和とか鹿島とか名古屋とかで呼ぶこと、これってとても重要なんですよね。スポンサーがいても、どこかの企業の所有するほどお金を出していてもあくまでもその地元のチームとして運営し、そう呼ぶことが最終的にサポーターのためになり、応援するひとが増えていきました。
結果論かもしれないし、机上の空論がたまたま成功しただけかもしれませんが、実現させようと努力した人達がいることは間違いありません。(ウチの会社がこのサッカーの仕事をやっていたのは、利益ではなく、サッカーが好きのデザイナーやコピータライターがいたからでした。そういうメンバーのあつまったチームがたあたまあってそこが主導してやっていました。担当営業は当時本当に困ってたようです、全くもうからないから 笑。でもそれも最後にはJリーグ創設のすべての仕事が舞い込むので、そうとうな利益を生んだんだろうなぁ)
あ、今回も写真はほぼすべて篠原カメラマンが撮っています。
著作権がありますので、ご使用の際にはご連絡くださーい。
質問ご意などお気軽にこのアドレスへ→ kondo@kondo-design.jp
KRAZyは情報の無料発信にこだわっています。発行責任者:近藤正之
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