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2023.02.07

BETA 2023 RR2T 250 / 300とは一卵性双生児。だがこちらは

250車体

 
 

■BETA 2023 RR2T 250 インプレ-07.Feb.2023- 

 ここはBETA RR2T 250 2023年型のインプレッションレポートになります。125、200、300は他のレポートをご覧ください。RR4Tシリーズはこの後になります。

 

 RR2T 250は、2st250ccのエンデューロマシンです。300ccの排気量をダウンした仕様です。ナンバーの取得できるベータの2スト最大排気量としても人気があります。

 

■スペック

 

排気量:249.0cc
重量:103.5kg
ホイールベース長:1482mm
シート高:930
ボアxストローク:66.4mmx72mm
フーエルシステム:Keihin PWK36
始動:セル
オイルインジェクション
出力特性切り替えスイッチがついています。

 

価格:1,170,000円(税抜)+販売店までの輸送料12,000円(税抜)
※RR2T 250はナンバー登録が可能です。リーガルキットが付属します。 

 

300の250バージョンとは言うものの、ボアxストロークは300が73×69.9mmに対して、この250は66.4x72mmと違っています。単なるボアダウンではありません。
 
 

250車体
▲見た目はほぼRR2T 300(以前のレポートをご覧ください)。この250はナンバーが取得できます。2スト250のレース用マシンではありますが、モトクロスマシンとは違いトラクション重視のため出力も暴力的ではありません。公道でも楽しめます、がCRM250やRMX250Sよりレーサーに近いです。

 

■石戸谷 蓮選手のインプレッション

 

「300に非常に近い車両。
ただし低い回転域の粘りがやや薄い。250ccでのナンバー登録がありがたいですね。」

 
 

250車体

 

■250と300は双子?でもわずかだけど、やや違う。

 

 250と300は一卵性双生児のような存在。なんですが、自分はなぜか250が好き・・・。300の方がエンジン出力は低い回転域からスムーズに発生しふところが広く乗りやすい(はず)だし、いざとなれば溢れるトルクでぐいぐい車体を行きたい方向に運んでいく(はず)、ハードエンデューロでしばしば現れる助走のないヒルクライムでは本領発揮、のはずなんですが、250に比べてどことなく車体が大きく感じます、、、。あ、個人的な感想ですよ、気のせいかもしれないですけど。つまり、250の方がやや小柄に感じます。あくまでもコンドー個人の感想ですが。
 パワーの出力感も違います。250の方が軽く回る印象、違う言い方をするなら3「回して乗る」タイプかもしれません。そこが気持ちいいのかな。「パワーモード切り替え」はこの250もしっかり効果を感じます。うまく使うとかなり有効だと思います。

 

■オイルインジェクション

 

 オイルインジェクションとは、ガソリンに燃焼用オイルを混ぜる必要のないシステムのことです。国産の公道用バイクのようにオイルタンクにオイルを入れておくだけでOK。2ストレースマシンやエンデューロマシンは一般にガソリンに燃焼用オイルを混ぜてガスタンクに入れる必要がありますが、この手間がありません。ナンバーの取得が可能ですから、この機能は本当にありがたいです。

 

■次はRR4T、4ストの2台のインプレッションレポートになります。

 

 次回は390、そして350になります。実は390がかなり気に入りました!ほしいです。公道でも使えそうで、マルチに楽しめそう。モタード仕様にするのも楽しそうだし(かなり速い車両になるはず)。どちらもナンバーは取得可能です。

 

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