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2023.04.20

サイクリング ア ゴー ゴーVol.10

1暴飲暴食マン

 
 

■CYCLING A GO GO / サイクリング ア ゴーゴー Vol.10
「名古屋市内を観光モードでサイクリングしてみた」
-20.Apr.2023- 

 相良さんことMr.チャガラさんのロード自転車のレポートです。

 

 Mr.チャガラさん、実は以前自分が勤めていた会社の同僚です。今は自転車のロードレースなどの仕事をされています。営業とかプロデューサーは体型関係ないみたいですね♪

 

 「暴飲暴食Tee」・・・Mr.チャガラさんのTシャツ、こゆーのどこで見つけてくるんだろ。てなわけで毎月20日はこの連載です。では早速♫

 
 

■ロードバイクをママチャリ感覚で走る乗り方もあるのだ

 

 今年の桜は例年より長く楽しめた気がしますが、もうそれも終わって日に日にあたたかく半袖を楽しむ季節になってきた今日この頃、皆様の屋外活動はいかがでしょうか。Mr.チャガラも御殿場のマジサイクリング後の心の変化を感じつつ、街乗りに少しずつチャレンジをしています。くるま王国の名古屋は市内に広い道路も走り、クルマもビュンビュン、自転車も少々走っていますが車道を気持ちよく飛ばすには命を懸ける覚悟が必要です。
しかし世のお母さま方は気丈夫に電動アシスト自転車の前後にお子様を載せてホーム・メイキングしています。ホーム・メイキングは英語で家庭づくりとか家政という意味で、家を守るとか家事をおこなうことで、DIYという意味ではありません。もっと安全に子育てできる環境がこの日本に整ってほしいと願うのは私だけではないですよねえ。
それにしても、この名古屋市内は大きさと行きたい場所がなかなかいい感じに広がっていて、気軽なサイクリングに向いている。地形もほぼフラットで坂に苦しむこともなく、歩道も広く、大通りの一つ裏の道を行けば交通量は少ないのだ。だから、今回はママチャリ感覚で自由自在に街を走りながら街中を巡ります。
 
 

 2NagoyaCity1 2

▲今回はこの外枠内を名古屋のぶらっと行くエリアに見当つけていたのですが、時間の関係で中の3つの赤いエリアを重点的に回りました。時々サイクリストや日常生活で自転車利用している人にも出会いますが、地図が頭にはいっているその人たちは速い速い。あ、この地図におらの町も名古屋市だけんどはいってねーぞ、と思った人もきっといますが、全名古屋市を見せるとこの枠が小さくなるので、許してね。

 

■最初は「文化のみち」エリア

 

3羊羹じゃないよ洋館だよ

 
 

 地図の北側(上部)の名古屋城から徳川園にいたるエリアは「文化のみち」と名付けられ、歴史的に貴重な建築遺産や文化遺産が点在しているエリアです。ここはそういう意味でリッチな風水感漂う地域なので散歩の人やサイクリストを多く見かけます。個人的な注目は橦木館(しゅもくかん)という2階建ての洋館、平屋の和館と東西2棟の蔵に、庭園に中に建つ茶室で構成されている屋敷です。ここは輸出陶磁器で財を成した井元為三郎の家で、今から100年近く前に建てられています。彼がダチョウに乗っている写真が残されていて、乗り物好きの皆様には少し興味深い話ですね。

 
 

4羊羹美女

▲サイクリストは自転車とともに収まるのが流儀。突然の訪問に快く対応いただいたのはこの4月から就任された素敵な館長さん。KRAZyもここでイベントしない?

 

 5将棋会場?

▲日本家屋と西洋建築の融合は、私たちの心に触れる何か懐かしく先進的な空気を感じるたたずまい。カフェもあるのでまったりできます。サイクルスタンドの設置をお願いしてきたので、ひょっとしたら後日あるかも。

 

6オレンジの洋館

▲「文化のみち」はいくつもの建物が点在していて、いにしえの豊かさに触れることができます。日本の女優第一号の川上貞奴が住んでいた双葉館。

 

7いろんな建物

▲豊田自動織機の発明者でありトヨタ自動車の源流、豊田佐吉邸や伝統的な料亭。ネオジャパな結婚式場もある。

 

8東京駅?

▲映画やテレビのロケ地にもよく使われる名古屋市市政資料館。この日はサイクリング日和でございます。

 

9資料館?お城の門?

▲名古屋市役所も歴史的建造物。名古屋城もすぐ近く、ここは入り口。1か月前は桜がすごかったあ

 

■名古屋の繁華街といえば、栄

 

名古屋の地元の人が行く場所といえば、まずは栄(さかえ)地区。地図の真ん中あたりね。デパートを中心に飲食店や美術館、夜は銀座のようなクラブ・スナック街の錦(にしき)がある。なんといってもテレビ塔があるし公園もある。昼も夜も行けるエリアが栄ですね。

 

10名古屋タワー

▲テレビ塔はオールスイートのホテルに改装されています。全面窓辺でカプチーノを飲みながら公園でくつろぐ人々を見下ろす時間がゆっくり流れます。公園の中には新しい店舗がたくさんできて、芝生とともに憩いの場所が誕生しています。25年以上前のビールのサンプリングをして浮浪者がわんさかと集まってきた当時とはまったく大違いです。
 

11ハンドル

▲なんだ?この写真、いやいや、これは自転車専用レーンです。最近都会では細い車道なのにその隅を自転車は走りなさいと、ペンキで自転車レーンを作ったふりをしている場所も多いです。しかし名古屋では本格的に道路の一部を安全に自転車が走れるようにレーンを設けているところがあります。ナイスな交互通行です。

 

12栄エリア
▲モダンな印象の栄エリア。オアシス21のてっぺんはガラスと水の空中庭園。夜になるとライトアップされて栄の景色が一望できる素敵な場所。地元民の評価より観光客の評価がとても高い場所。正面のデパートもそのうち建て替えて高層ビルになってしまうのだなあ。
 
 

▪️最後は大須まで足を延ばして観音様にお願い

 

 栄地区を南に行くと矢場町(やばちょう)を通り大須(おおす)に向かいます。このコラムの冒頭にあった写真は「みそかつ」で有名な矢場とんのマスコットですね。お店は西欧系インバウンドの人たちが行列していました。近くには台湾ラーメンの元祖である味仙(みせん)もあります。最初に台湾ラーメンが開発された店舗は今池という場所にありますが、そのうち番外編でディープな今池グルメを紹介したいです。

 

13大須観音

▲栄から矢場町を抜けて大須観音に到着。途中に大須商店街の大アーケード商店街があるのだが、写真を忘れてしまった。大須観音は日本三大観音と言われていて、大変にありがたい観音様です。

 

 さて、大須商店街を撮影しないでどうしていたのといえば、お腹がすいて花粉もひどく注意力散漫となり久しぶりのライドでフラフラだったのでしょう。ということで、自転車も停められて静かに食事ができるところを探していたら、突然開かれた場所が現れ、そこにはテラス風の、公園を眺めながら食事ができる場所が! 人生は計画通りにいかないことも多いですが、計画をしなくても素敵な出会いが向こうからやってくることもあります。

 
 

14テラスご飯
▲テーブルからの眺めは正に台北の都心部から少し離れた住宅街にでも来たような景色。大須は台湾屋台料理が人気ですが、ここも台湾屋台料理。正面の公園はロータリーになっていて、懐かしい噴水が町の穏やかさを演出しています。こんな場所で純情恋愛映画を撮影できたらなあと妄想しながら、BGMの中華系流行歌を聞きつつ料理の登場を待ちます。ここをテラスというか軒下というかはあなたの感性次第。用事のない昼間、ガチ中華の料理をつまみにビールを楽しみ、ボーっとすべき場所です。入り口にはメニューがあるので、知らない人がメニューをジーっと見てからこちらをチラ見して立ち去ります。

 

15暴飲暴食
▲かなり妥協のない辛さの牛肉麵(ニュウロウメィエン)をメインに、プラス300円でこんなに豚バラが乗っかっている魯肉飯(ルーローファン)を追加。ランチタイムサービス最高!本場台湾の魯肉飯よりこちらにハマりそう。さすがに量は多すぎましたが完食です。肥満上等。

 

END

 

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