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2017.06.09

4st Twin-Cam 125 / SWM RS125R オフロード 試乗インプレ

土手タテ1
 
 
4st Twin-Cam 125 / SWM RS125R オフロード仕様 試乗インプレ
 

先日モタードタイプのSM125Rをレポートしました。
このSM125Rをひと言でいうなら、
 
 「身近な GT (グラン ツーリスモ)」
 
GTってグランツーリスモの略だけど、長距離を快適に走るモノ・車両というような意味です。
フルサイズのしっかりしたシャーシが長距離ライドに向いていると感じました。小排気量だけどGT。こんなバイクは無かったような。ワーゲンバス、これもそれまでにない新しい乗り物でした。人だけ大勢乗れるというクルマ。今では当たり前だけど当時はとても珍しい考え方でした。

 
もしくは
 「ピクニック バイク」
 
先の意見と逆のようだけど、基本は同じなんです。
思いついたそのときに、気軽にパッとその行きたいところにいける。
楽しいことから楽しいことに、まるでミツバチが花から花へと飛ぶようなね。
それは近いとこだけじゃなく、なんなら1日くらいかかるところまでも気軽に行ける、そんなバイク。
 
 
 
SMのオフロードタイプがこのRS125R。
これもシャーシやホイールサイズがフルサイズです。フロントタイヤは21インチでリアが18インチ。ホイールベースは1465mmでSMよりややショート。これはスイングアーム長の違いのようです(確認中)。
 
このフレームはイタリアンハスクのTE250やSMR250で使用していたものです。ハイ、あれです。組み立てもあのイタリアンハスクを組み立てていた北イタリアで行なわれています。
日本への輸入はMV AGUSTA Japanさんが行ないます。コレはいろいろ安心です。
 
なんで同じフレームを別のブランドが使うの?的なことは、SM125Rの試乗レポでも書きました。あわせてお読みください。欧州ではよくあることなんです。四輪のミニクーパー(ミニ)などはいろんなブランドで製造されていました。BMC ADO16やプジョー105もそうです。
 
SWM SM125R モタードタイプ 試乗インプレッションレポート
  ↓    ↓    ↓    ↓
http://www.krazy-web.com/custom/4st-twin-cum-125-swm-sm125r-インプレ/
 
 
 
ミツバチ

 
 

春から初夏にかけてはなんだかウキウキします。。
このSWMの2車両は、まさにそんな気分にさせるバイクです。
 
とか言ってるあいだに関東も梅雨入りしたみたいだけど。
でも雨ふらないなぁ・・・
 
 
 
 

車体全体イメージカット逆向3
 
 

あんまりスペックでモノゴトを判断したくはないんですが、今回はスペックの紹介から。
 
エンジン形式:水冷 DOHC 4バルブ 単気筒
総排気量:124.7cc
最高出力:11kw/10,500rpm
最大トルク:11Nm/8,500rpm
始動方式:エレクトリックスターター
燃料供給方式:フューエルインジェクション
ギア:6速
燃料タンク容量:7.2L
全長×全幅×全高:2236(2106)mm×820mm×1230(1165)mm
ホイールベース:1465(1500)mm
シート高:950(914)mm
乾燥重量:117(120)kg
前後リム:F 1.60×21 R 2.15×18
前後タイヤ:F 80/90-21 R 110/80-18

※()内はモタードタイプのSM125Rの数字です。
 

で、驚きなのは価格
希望小売価格:489,000円/税込!! (モタードタイプのSM125Rは499,000 税込)!

 
 

ホイールベースの1465mmというのは他の車両と比較すると、ヤマハWR250Rが1425mm、レーサーのKTM250EXC-F1472mm、つまりほぼ同じ。自分の感覚からするとWR250Rに近い印象です。数字以上に小さく感じました。
 
 
 
ヨコ左

 
 
フルサイズが安定感を作っている
試乗した最初の印象は「イメージ以上に走る!」です。
そして「車体がフルサイズだからか、安定している。なのでそれなりのスピードで走れる」
 
試乗したのはダートのみです。林道のような砂利の道と、エンデューロコースに近いようなやや荒れた道など。いわゆるエンデューロなどのオフロードレースに使うようなコースではありません。ちなみにアスファルトやストリートは試乗しませんでした、すいません!たぶんSM125Rに近いんじゃないでしょうか(と言っても、オフとモタードで同じシャーシを使っていても、ハンドリングや印象がかなり違うって場合もあるんですよね・・・)

 
 
 
プリント

 
 
エンジンパワーより、安定した車体が
砂利の浮いたダート、つまり林道ですが、4st125ccからイメージするより高いスピードで走れます。「4st125って非力だから、おそいでしょ」というイメージがあると思います。250に比べたら非力であることは否定できないけど、でもダートってそんなにスピードは出さないですよね。80というより、30-40、出しても50キロ? そういう意味では安定感が重要ですよね。もしくはコントロール性。
フルサイズのため車体が安定しており、破綻しにくい。なのでそれなりのスピードで維持しやすい。そういう意味ではエンジンの大きさ以上に速いです。そういう意味ではこのRSもGTの仲間なのかも。

 
魚は骨があっても好きなんですよ・・・
ただ、車重がそれなりにある(117キロ)、足がつきにくい、と言うのがね・・・。車重は250に比べたら軽いのでアレですが(WR250Rは132キロ)、シート高が950mmってのはかなりです。
この高いシート、自分は気になりませんでした・・・もうこの手のバイクに慣れちゃったからなぁ。足が着かないってのが普通、って感覚があるンですよ(汗。レーサーバイクにばっか乗ってたからだけど。「魚って骨があるから、あんまり・・・」っていう声がありますいよね。でもこれって、美味しさの魅力のほうが骨があるコト以上になっちゃたら、全然問題にならないですよね。なんかこれに似てるような・・・違うか、違うですね(笑。
でも、足がつきにくいという事実はあります(汗。僕は170cmで、両足のつまさき。先っちょギリって程じゃないけど、かかとは着きません。大きな交差点で右折レーンの青信号で先頭・・・足つきがギリギリ、これは緊張しますよね=。

 
 
 
プリント

 
 
SWMというブランド
このSWMというブランドについて説明します。(SM125Rのインプレでも書いたことなので、SMを読まれた方はとばしてください)
 

SWM、実は古いイタリアのブランドなんです。
もともとは競技車両を生産していたブランドです。エンデューロとかモトクロスやトライアルです。1971年創業で僕らオッサン世代は何となく知っています。というか、70年代はそれなりに知られたブランドでした。ロゴデザインにその歴史を感じますよねー。

 
 
 
椅子と

 
 
エンジンはヤマハ水冷125ではありません。以前のレポでヤマハ製を使用と書きました。すいません。間違えました。
 
このエンジンの特徴はツインカム。ですが、そこから想像されるような高回転型ではなく、どの回転でもまんべんなくパワーを出して行くタイプです。小排気量のツインカムの高回転型、というとちょっとエキセントリックなイメージですが、そんなことはありません。
 
サスは非常に良く動くタイプです。リアに比べフロントがやや柔らかいようです。ソフトボールからメロン大の石がゴロゴロのところを走ってみたんですが、フロントのよく動く足のためか、なかなかの走破性です。全く苦にならずに走破できました。また、ソフトボール大石の埋まった急斜面もトライしてみたんだけど、なんなく走破。
てか、こんなところ行かないですよね・・・スイマセン、つい面白くて(汗。
 
 
 
浜茶屋

 
 

 
 
 
プリント

 
 
意外と有効に使えるブレーキシステム
そうこのSWMの125シリーズの特徴のひとつが前後が同時に作動するブレーキシステムです。
リアブレーキを踏むと、フロントも同時にかかるというもの。林道のようなダートで急制動などをやったんですが、かなり優秀です。砂利の浮いたダートで50キロからの急制動ってなかなか難しいですよね。それはフロントが滑るんじゃないかという恐怖心から思い切りフロントブレーキを使えないことが原因だと思います。
これはその不安から解放されます。
 

ただ、問題もあります。モトクロスのようなリアブレーキを使ってのターンができないということ。でも、そんなことはしないですよね。
もうひとつ。オフブーツなどを履いて乗る時、そのブーツがブレーキペダルに触っていて前後ともにブレーキがかかってしまうなんてこと。実は身体慣らしのために最初8の字を走っていたンだけど、やっちゃった。あやうく新車をコカすところでした(苦笑!
 
SMのレポでも書いたんですが、これは上手く使うと有効なブレーキでした。普通にフロントを多めにかけて制動すると当然だけどフロントが下がりますよね。このシステムは制動距離が延びますが、車体が前後ともに下がって滑りやすい路面でも安定して減速できます。アスファルトでも有効でした(SMでテスト)。
 
「でも普通のほうがいい」という場合は解除も可能です(システム解除の何かが用意されてるわけじゃないので、自分で作業する必要がありますが)。
 
 
 
プリント

 
 

 
 
 
プリント

 
 
個人的にはリアスプロケはもう少し大きくてもいいかなぁ。2丁は大きくしたい・・・あるのかな?
(SMでは各ギアの最高速を試しましたが、このRSでは試していません)
 
 
 
シートタンク

 
 
通学や通勤に使いつつ、休日にはちょい乗りツーリング。年に1−2度は林道なども走るロングツーリング。
で、2ヶ月に1度は河原やお手軽なオフロードコースでオフ遊び・・・なんて使い方にもピッタリです。
 
こんな写真もサマになるでしょ。
 
 
 
日高青空

 
 

 
 
 
浜の防風柵

 
 

気が向いたらそのままフラッとバイクに乗って遊びに行く。
気になったところでバイクを止めて、その場所とその時間を楽しむ。
バイクってそういう使い方もあると思います。

 

僕はスポーツとしてバイクに触れてきました。そうです、レースばかりです。上手くも速くもないですが、でも乗る=練習でありレースでした・・・今更ですが、他にも魅力的なバイクとの付き合い方があることを知りました。
速いとかなんだかんだってのもバイクの楽しみ方のひとつだけど、そうじゃない楽しみ方もあるんだなぁと。
 
 
 
浜の防風柵

 
 

125ccのダートも走れるGT
このSWMシリーズはセカンドバイクにもいいですよね。
そのときモタードのSMとオフのRS、どっちがいいのかなぁ・・・。僕はRSかな。
RSでアスファルトを長距離走って確認してみたいけど。

 

このRSもSM同様にGTには違いないように感じました。125ccのダートも走れるGT。
Grand Turismo (グラン・ツーリスモ) 長距離を快適に走ることが可能なビークル、このRS125Rもある意味そうかなって。
また、違う角度からこのバイクを表現するなら、最も美味しいところ(性能)を日常的に味わえるバイク、つまりとても楽しいバイクなのかなぁって思いました。

 

あー ちんぷな表現でまとめちゃったなぁ・・・(汗

 

そうそう、先日、某二輪輸入元の昔からの友人Sさんにひさびさに会って駄話で盛り上がりました。
「クルマってちっちゃいのも楽しいよね。ミニとかプジョー105とか初代ロードスターやクーペフィアットとかさ」って話。ポルシェもGT-Rもいい車なんだと思うんだけど、自分はなんか楽しくない。速さだけあってもね・・・。
 
 

プリント

 
 

SWM RS125R 公式サイト

https://www.swm-motorcycles.jp/lineup/main.php?mode=detail&article=15

 
 

SWM SM125R 公式サイト
https://www.swm-motorcycles.jp/lineup/main.php?mode=detail&article=16

 
 
 
 
 
 
あっそう言えば、KRAZyはファッションブランドに変わりました・・・(苦笑。
近日チューに報告しまーす。
 

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発行責任者:近藤正之