2020.06.20
Beta ALP200 2020 試乗インプレレポート
■ベータ ALP200 2020 試乗インプレッションレポート19.Jun.2020BETA/ベータ ALP200 に乗ってきました。クロスミッション・オフアスレチックの会場で試乗させていただきました。
この車両はベータALP200のスタンダード車両ではなく、仙台のバイクショップ「Strange Motorcycle/ストレンジモーターサイクル」さんのカスタムが施されたスペシャル車両です。
まずは見た目ですが、車体は非常に細く80年代のトライアル車とセローを足して2で割ったかんじ。シートは非常に低いです。タイヤはトライアルタイヤが装備されています。
名前のALPは「アルプ」と読むそうです。
▲ベータ ALP200 2020 / エンジンはスズキ製の200cc。軽い車体に低いシートなトレールバイクです。キャスターはやや立っているようでトライアル的なハンドリング。この車両は①ステップ位置をやや後ろに変更②それにあわせてブレーキペダルの形状変更他③ハンドルバーの変更などが行なわれていました。製作は仙台のストレンジモーターサイクル。約6万円ほどの内容でベータモータージャパンさんでこの内容のパーツの購入可能の予定だそうです。STDと乗り比べてはいないですが、ステップ位置はこの位置がいいようです♬自然でした。イベントの取材の最中だったので、あまり時間をかけられない試乗でしたが、他のバイクとは大きく違う個性のある(いい意味での個性。存在価値とも言えるかも)バイクでした。詳しくは以下の本文を
■特徴は非常に明快でわかりやすいです。
まずはBetamotor JapanのHPにある商品紹介文章を抜粋してみます。以下
Beta ALP200 は、オフロードモーターサイクルへの入門者や、ツーリング及びトレッキングを目的としたユーザーに最適です。
セル&キックスターターシステムを装備した空冷4ストローク200ccエンジンはストリートはもちろん、マウンテントラックにおいてもエンジンパワーに不足はなく、耐久性とコストパフォーマンスに優れています。
Betaデザイナーチームによって設計された特徴的なヘッドライトは、夜間走行に十分な光量を得るとともにALP200のシンボルとなっています。
スリムでコンパクトな車体は軽い車重と低いシート高を実現し、あらゆる状況でのライダーとバイクのコラボレーションを助けます。
また、シート及びタンクシュラウドを取り外した状態でライディングすることが可能で、トライアルマシンのようなシルエットに変化します。
・空冷4サイクル200ccエンジンを搭載。
・セル&キックスターターを装備。
・フロント21インチ、リア18インチのトライアルパターンタイヤを採用。
・クラス最高レベルの足着き性を実現するシート高830㎜。
・クラス最軽量の108kg(乾燥重量)
・クラス最大級のハンドル切れ角。
・希望小売価格 カラーは2タイプ 588,000円(税別)
内容は明快で、ここからも非常にわかりやすい特徴のバイクであることがわかります。
▲Motorada/モトラーダの大和さんからお借りした写真。競ったり戦ったりするバイクじゃなくって、「楽しむ」バイクなのかも。
■試乗インプレッション
特徴は非常にはっきりしています。
・軽い車体(動き出すと数字以上に軽く感じます)
・低いシート高。170cmの自分は完全にペタリとかかとまでつきます。
・200ccのエンジンはスズキ製(ジェベルのエンジン)。一般走行に充分なトルクとパワー。
・乗ってみると実際の大きさ以上にコンパクトに感じるハンドリング。
・車両サイズはフルサイズ。
・セローのようなトレール車ですが、ややトライアル車両的なハンドリング。
ハンドルの切れ角はトライアル車両のように大きいです。
・林道を普通のトレール車のように走行も可能。
ライディングポジション的にもギアリング的にも問題はなくトレール車のように乗れます。
・大きな荷物/キャンプ用品を積むには工夫が必要かもしれません(試乗された方の感想)
・高速走行や都内の幹線道路は走っていませんが、普通に走行可能かと想像します。
■試乗された女性の方のインプレ
会場で試乗された女性の方からもインプレをいただきましたので紹介します。
「(エンジン出力は)低い回転域でもねばりがありビックリしました。
とてもゆっくり速度でも走ってくれます。
ブレーキをかけても前に出るくらい低い速度でも粘ります。
シート高が低いため足がいつも着く、林の中を走ってもとても安心感があった。
バイクが軽いため、止まったり倒れそうになってもリカバリーもラク。
坂のすぐ下から助走無しで坂にトライしたんですが登れました♬
ウォッシュボードのような凸凹がつづくところも安心して走れました。
林の中などでも「ここに行ってみよう」と思ったところに躊躇なくいけそう、
全体に軽快感があって楽しかったです。」
ーBMW R1200GS 廣瀬直美さん
「第一印象は軽い!でした。
教習所で乗っていた多分CBから、初めてセローさんに乗った時もやはり軽い!
だったのですが、その時くらい軽さ差があったと思います。
ベータとしては足つきも良くて試乗車で転けたらどうしよう
と言う心配も少し薄まり、試乗したい気になりました。
ただ、私はすっかりセローさんの重さに慣れてしまってるのか、
その軽さをどうすれば活かせるのか分からなくて、
コースには行かずに、駐車場やコース前の道を少しうろちょろしただけです。
今思うと低速8の字くらいすれば良かったと思います。
レーサーではなくナンバーの付くトレイルは女性でも乗りやすいと思います
が、私は荷物が多いので、全部積めるかは不安です。
トランポがあるほうが良いバイクなのかな。
ちょっとネガティブな感じになってしまいましたが、
でも全体としては軽くて楽しいバイクでした。
足はブーツ履いてたのでペタリでした。
身長は163.5です」
ーYAMAHA SERROW 宮崎千恵/ミヤザキユキエさん
▲photo:Motorada Yamato
▲クロスミッション・オフアスレチックというイベント内の林道ツーリングでも、モトラーダ大和さんが先導車としてこのALP200を使用されました。
例えるなら
・・・なんでもお願いをきいてくれる3歳年下の性格がおだやかな弟。
ただし、ときにちょっとだけオタクだけど。
というかんじかなぁ(笑。
この種のバイクを希望する方はぜひ一度試乗することをお勧めします。
より詳しい情報はこちら↓ Betamotor Japan
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